市川 にこ
作品に触れて思ったことを
写真は「前衛取締官」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/06/20 初稿 2024/06/2X 追記予定 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2024/05/05(日) こども…
写真は「投票」 2024/05/05(日) こどもの日 早苗月、二十四節気「立夏」を迎えたのこの日、私は愛車ニャンスタ丸と共に岡崎市の山道を走っていた。田んぼは水張り…
写真は「観光開発道路」 「王道」とは何かと辞書を引くと「最も正統な方法」「安易な方法。近道」と説かれていた。本来は地方で偶発する騒乱鎮圧用に軍兵を送り込むために…
写真は「泉質:透明 源泉温度:39℃」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/05/29 初稿 2024/05/31 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 社会的冷…
写真は「八が三つではちみっつ」 これまで二回に渡り自動二輪車に関わる最適化案を呈上してきた。第一回は日本国内のバイクに関わるステレオタイプを取り上げ、第二回は…
写真は「新機軸 (New Standerd)」 人類の歴史とは道具を生み出し、移動し続けてきたことである。時折誕生する賢い者がまだこの世に存在しない何かを造り、その上に文明…
写真は「伸びる 早く」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/25 初稿 2024/05/02 追記修正 2024/05/07 追記修正 2024/05/16 全3回に変更 −−−−−−−−−−…
写真は「Dirt Freak」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/07 初稿 2024/04/19 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 前回に引き続き名古屋モー…
写真は「星付きよ」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/06 初稿 2024/04/18 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 春といえば桜であり、桜の開…
写真は「セメント」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/03/16 初稿 2024/04/11 写真追加 2024/04/12 全面刷新 2024/04/14 追記修正 −−−−−−−−−−−−−…
写真は「に浸かりて足跡」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/03/14 初稿 2024/03/16 写真掲載 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2024/03/07 (木) …
写真は「Friction Loss」 市民革命を経た産業革命は、大量に生産し大量に消費し、中世から在位し続いた帝国主義と結託。労働力と市場を求め膨張し続けた。非科学的な迷…
写真は「私が見ている画面向こう」 単純なことを態々複雑化する。複雑なことを過度に単純化するのを感じることがままございます。 ある日TVを点けると「ロシアによる…
写真は「前衛取締官」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/06/20 初稿 2024/06/2X 追記予定 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2024/05/05(日) こどもの日 柿若葉 書き付け花よ 夏の前。日差しは目庇、季節が夏に移り変わったことをサングラス越しに知らせている。私は山を下り、墓場を過ぎ、再び山に上り、再び下ると……直ぐだった。 ・岡崎市美術博物館 現着 「いつもと違う反対側の道路も素晴らしかった。十分な道幅と緑。疾走とはこういう
写真は「投票」 2024/05/05(日) こどもの日 早苗月、二十四節気「立夏」を迎えたのこの日、私は愛車ニャンスタ丸と共に岡崎市の山道を走っていた。田んぼは水張り。泥の上に空を写し地上に雲。初夏を迎えた風景は旺盛に成長する予感に満ち、目に青葉。緑黄は粘性を思わす色濃さに変わり始め、青い春という絵面。適度に曲がりくねる道路は私からシリアスを抜き、好い顔にさせる。 車は山麓の谷間に入り、山肌に映す色濃くなった影は憂色。山影ればこの先を思い渋っ面に。ここから一ヶ月もすれ
写真は「観光開発道路」 「王道」とは何かと辞書を引くと「最も正統な方法」「安易な方法。近道」と説かれていた。本来は地方で偶発する騒乱鎮圧用に軍兵を送り込むために作られた道路の俗称であり、渋滞を避けるため、都市中央から離した地に置かれた。道路といえばローマだ。東西に伸びた長大な領土を持つ古代ローマ帝国。四方に道路を張り巡らせ、その石畳は後にアスファルトに変わり、世界初の高速道路を生み出すことに繋がっていく。西欧の文明を手繰ると行き着く先には必ずやローマあり。しかし、ローマは全
写真は「泉質:透明 源泉温度:39℃」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/05/29 初稿 2024/05/31 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 社会的冷遇を浴び続ける自動二輪車は、高速道路でも抜かりなく雑に扱われ、私のとば口は怒りで満ち、タオルを捻り鉢巻き、腹巻きにダイナマイトを差し、どでかいオイルライター片手に、ワンカップ大酒をもう片方の手。易怒に身を任せた特攻型、呪い溢れる文章を楽しく編んでいたのだが、ふと、思う。「何か間違いはないだろ
写真は「八が三つではちみっつ」 これまで二回に渡り自動二輪車に関わる最適化案を呈上してきた。第一回は日本国内のバイクに関わるステレオタイプを取り上げ、第二回は欧州の免許制度から学び、同時に世界展開可能となる仕組みを検案し、これで晴れて若者を旅に送り出せると思っていたが、すっかりと忘れていた。肝心要な高速道路及び有料道路についてを。 単刀直入に言って日本の高速道路は酷い。「高速道路は無料になる」と言われてきたが、恰も引退を宣言するプロレスラーが復帰を繰り返すかのように、都
写真は「新機軸 (New Standerd)」 人類の歴史とは道具を生み出し、移動し続けてきたことである。時折誕生する賢い者がまだこの世に存在しない何かを造り、その上に文明は積み上がり、交雑と交易を繰り返すことで発展を遂げ、昨今の技術改革結節点は凄まじい早さで進み、火を手に洞窟に壁画を描いていた時代と、現在とで一日の時間がほぼ変わらないということは、何かの悪い冗談であろう。 ☆要するに、ぼうぼうに毛が生えていた時代も一年は365日だったんだって。嘘でしょ? 『キューバ危
写真は「伸びる 早く」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/25 初稿 2024/05/02 追記修正 2024/05/07 追記修正 2024/05/16 全3回に変更 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ある日のこと。『原動機付き自転車』の歴史を調べるべく図書館に足を運び、書籍検索をかけたところ結果は全て『原付免許 一発スピード合格!』のような物ばかり。日本の運転免許書の趨勢を占うべくやって来たのだが、所蔵結果にぐったりとし、膝を地に着き、項垂れた
写真は「Dirt Freak」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/07 初稿 2024/04/19 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 前回に引き続き名古屋モーターサイクルショー2024からのレポート。前回はバイクメーカーから私が気になる……いや、自分の気持ちに素直になりたい。「欲しい。ください」というバイクをいくつも取り上げてきたが、今回はバイク用品、各サプライヤーメーカーの一部を取り上げていきたい。 ・Dirt Freak 昔足げに
写真は「星付きよ」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/04/06 初稿 2024/04/18 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 春といえば桜であり、桜の開花を迎える頃とはバイクに乗るのに丁度良い時期である。年中仏頂面の私ですら朗らかにさせられるのが春と秋と、そして自動二輪車である。陽の匂い。野に咲く草花の匂い。ガソリンの香り。これらを嗅ぎ取り疾走する乗り物が自動二輪車。 2024/04/05(金) 天気は生憎の小雨模様であるが、道すがらに咲
凡そでありますが毎週木曜日に投稿を行ってまいりましたが、2024年4月から環境等々が落ち着くまでの間は不定期に更新いたします。ご了承願います。
今週こそ休みます。
写真は「セメント」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/03/16 初稿 2024/04/11 写真追加 2024/04/12 全面刷新 2024/04/14 追記修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 苛立ちが重なる度に私はバイク屋に足を運び、ずらっと並ぶ数多の自動二輪車を眺め、可能であれば跨ってきた。どれもこれも一癖あり、それ故魅力的で、そうした物と接することで再び私は何かを創り出すことを続けられた。 毎年毎年巻き起こる私の中でのバイクブームだが、そ
次週は休みます
写真は「に浸かりて足跡」 −−−−−−変更履歴−−−−−− 2024/03/14 初稿 2024/03/16 写真掲載 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2024/03/07 (木) ある温泉施設帰り際での出来事。コインロッカーから靴を取り出し、三和土に近づくと、何やら父と娘が押し問答。私は脇のベンチに腰掛け、靴を履こうとすると、「ねえ!」という幼子特有の甲高い声が施設内に響く。およそ6歳から7歳か、女児は胸襟前に両腕を組み、怒りに満ちた目で父を睨みつけている。
写真は「Friction Loss」 市民革命を経た産業革命は、大量に生産し大量に消費し、中世から在位し続いた帝国主義と結託。労働力と市場を求め膨張し続けた。非科学的な迷信や信仰を近代科学は農村に追いやり、齎されたリアリティーは「ドン」「ドン」と、抜き差しならない大量死を齎した。 「20世紀」とインターネットで検索すると「キノコ雲」が真っ先に現れた。近代の書籍巻末「おわりに」を表すのが二発の原子爆弾である。 そして現在、再び核の脅威は高まった。違いといえば侵略した側が核
写真は「私が見ている画面向こう」 単純なことを態々複雑化する。複雑なことを過度に単純化するのを感じることがままございます。 ある日TVを点けると「ロシアによるウクライナ侵攻後2年目の今」というものが放送されていた。傷創し、四肢欠損するものの「再び前線に立ちたい」と、病室ベットの上で口にする兵士の声。次に映し出されたのは徴兵逃れを行うウクライナ人というもので、戦争当事国の当時者の明暗を対比させる編集というものだった。 これが劇場型国家ないし文化圏であれば、「傷つくものの