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蛹と蝶

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長編女装官能小説 女性の衣服のフェチとM的な快感を追求してみました。 セーラー服・メイド服・卒業袴と振袖・ウェディングドレス・ベビードール 無料部分だけでもストーリーは追えますが…
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#男の娘デリヘル

女装官能小説「蛹と蝶」第26話「体験入店」(最終話)

女装官能小説「蛹と蝶」第26話「体験入店」(最終話)

 その日の仕事は上の空であったが、なんとか定時まで在席して仕事している雰囲気だけかもし出して退社した。帰る間際にも、上司や隣席の同僚にはお腹の調子が良くないことだけは匂わせておき、明けた金曜日の朝に改めて腹痛がひどく通院すると会社には連絡を入れた。
そして、明日はいよいよ・・・。明日への奔流に竿刺していたはずの、明としての最後の理性は、店長とのLINEのやりとりで、すっかり蕩けて消えていたのだ

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女装官能小説「蛹と蝶」第21話「明美」

女装官能小説「蛹と蝶」第21話「明美」

 なんという体験だったのだろう。男なのに花嫁になりきって、永谷に処女を捧げるとは。しかもウェディングドレスの試着途中に気を失って、雅美園のホテル棟の一室に運び込まれ、そのどさくさ紛れにだ。そのウェディングドレスは、しわや汚れもあって永谷が買い取ることになり、今自分の部屋のクローゼットで大きなスペースを占めて存在感を放っていた。あれから何度このウェディングドレスを着て、「あの体験」を思いだしながら、

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女装官能小説「蛹と蝶」第20話「処女喪失」

女装官能小説「蛹と蝶」第20話「処女喪失」

【筆者から読者の皆さまへ】今回はいよいよ明美のロスト回になります。しかし前回第19話の終わりで、行為自体を皆さんに想像いただくというのもありかなあと思ったりして書くか否か少し悩みました。ただ18話を想定以上に多くの方にご購入いただいたので、この部分を期待されていた方も多かったのではという反省から書いてみたのでアップします。有料としたので、読みたくない方は読まずに次へと言う選択肢もあって繋がるように

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女装官能小説「蛹と蝶」第19話「花散らし」

女装官能小説「蛹と蝶」第19話「花散らし」

 傾きつつある日差しが頬のあたりにさしこんで、ぼんやりと意識が戻ってきた。ウェディングドレスのまま、ベッドの上に寝かされていた。意識を失ったまま、雅美園の中にあるホテルの一室に運び込まれたのだろうか。
「目覚めた?スヤスヤ眠ってるから、そのままこの部屋とってもらっちゃったよ。」付き添っていた永谷が、目覚めたことに気づいて説明してくれた。ウェディングドレスを試着するなり、失神してここに運び込まれたと

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女装官能小説「蛹と蝶」第18話「偽りの花嫁」

女装官能小説「蛹と蝶」第18話「偽りの花嫁」

 眩いばかりに純白のウェディングドレス、目にも彩やかな色とりどりのカラードレス、和服の伝統美の最高峰とも言える白無垢や色打掛けなど、花嫁なら誰もが憧れる女性的な装いの極致が、広いスペースにずらりと並んでいる。明美と永谷は、結婚式場=雅美園の豪華な衣装室にいた。ホテルや結婚式場の一隅にこうしたスペースがあるのはもちろん知っていたが、自分が花嫁の当事者として足を踏み入れることになるとは想いもよらないこ

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女装官能小説「蛹と蝶」第17話「恥ずかしい花嫁修業」

女装官能小説「蛹と蝶」第17話「恥ずかしい花嫁修業」

 メイド姿になった明美が、姿見の中にいる。自らスカートもパニエも捲り上げ、フリル付のパンティを腿までずり下げたまま、指でケツマンコを弄りながら吐息まじりに呟く。「ご主人様が変なローションで明美のケツマンコを弄るから。痒くて自分のケツマンコ毎日穿るのを我慢できなくなっちゃいましたあ。」ここまで来ると、明が明美になることを押しとどめる要素は何もなかった。24時間のうちかなりの時間、明美としての意識が自

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女装官能小説「蛹と蝶」第16話「お尻の誘惑」

女装官能小説「蛹と蝶」第16話「お尻の誘惑」

その日は、永谷に弄ばれるがままに何度か「女」となって、ドライオーガズムの快感を深く体に刻印され続けた。振袖袴姿で 、あくまでもプレイとして男を卒業して女になった気分を楽しむ日くらいに考えていた自分が甘かったのだ。その日を境にして、自身の肉体はもちろん男性ではあるのだが、性的快感の回路がより女性的な傾向に変質したことに気づかざるをえなかった。
 永谷が言っていた通り、山芋成分のローションの効果なの

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女装官能小説「蛹と蝶」第15話「女になる」

女装官能小説「蛹と蝶」第15話「女になる」

 ローションなのだろうか、冷やりとした感覚のあとに、何かがスルリと自分のケツマンコに入ってきたのだ。
(ああ、ついに男のチン○が入っちゃった?明美、女になれたの?女になれたの?)と、マゾヒスティックな感情に昂ったのは一瞬で、すぐにそれが勘違いであることがわかった。少し痛みは感じたものの、滑らかに挿入されてきたそれは永谷の中指だったのだ。
「ペニスを入れてもらって、女になれたと思ったかい?明美ちゃん

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女装官能小説「蛹と蝶」第14話「おしゃぶりの悦び」

女装官能小説「蛹と蝶」第14話「おしゃぶりの悦び」

ホテルの部屋に入るなり、黙ったまま永谷に身を寄せようとしたが、押し止められた。「明美ちゃん。もうわかってるでしょ?自分の欲望を言葉にすると恥ずかしくて感じちゃうんでしょ。何がしたいの?ちゃんと言葉にしないと!ずっと今日のことを想像しながら、練習してたことがあるんでしょ。」
ああ、そうなのだ、恥ずかしい欲望を口にすればするほど 、明美は興奮してしまうのだ。「はい、ご主人様。おち○ぽを、明美におし

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女装官能小説「蛹と蝶」第13話「2人の卒業式」

女装官能小説「蛹と蝶」第13話「2人の卒業式」

 「綺麗だ。本当によく似合ってる。」背後から、永谷の声がした。うっとりと自分の振袖と袴姿に見惚れているうちに、「身も心も捧げてしまおう」と思いはじめていたその相手が到着していたようだ。「思いっきり可愛い、女の子にしてください、ってちゃんと言えたのかな?」こちらとメイク担当の女性両方をうかがいながら、からかうように訊いてくる。黙ったままうつむいていると、永谷はお構いなく言葉を継いだ。「言えたから、ち

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女装官能小説「蛹と蝶」第12話「振袖と袴で」

女装官能小説「蛹と蝶」第12話「振袖と袴で」

 浅草のレンタル着物屋の前で、30分も前から僕はうろうろしていた。店に足を踏み入れて「予約を入れたものですが」と告げれば良いだけなのだが、恥ずかしくて店の前を何度も行きつ戻りつしてしまっていた。浅草を和装で観光しようという、若い女性たちやカップル、ときには外国人たちが入っては出ていく。少しでもそんな観光客がいなくなる瞬間がないのかスキをうかがってみたが、休日の浅草では到底難しそうだ。華やかな色彩で

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女装官能小説「蛹と蝶」第11話・夜を待ち焦がれて

女装官能小説「蛹と蝶」第11話・夜を待ち焦がれて

 明としての日常が帰ってきた。しかし、元通りではない。明でいる間中ずっと、明美になった時の興奮や喜びが頭から離れてくれない。仕事をしている時もふとした瞬間にマゾ・メイド明美のイメージが頭をよぎり、夜になって明美となる一時を待ち焦がれている自分がいることに驚いた。やっと仕事を終えて自宅へ戻ると、セーラー服やメイド服など明美を再起動するためのスイッチには事欠かない。とるものも取りあえず、セーラー服を手

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女装官能小説「蛹と蝶」第9話・痴戯

女装官能小説「蛹と蝶」第9話・痴戯

 痴戯。

 痴れ、戯れる。

 そこから先は、まさにその言葉のままに、永谷と明美は性の戯れに堕ちていった。堕ちたのは明美だけで、永谷は冷静にシナリオを進行したにすぎないのかもしれないが…。トラップと企みに満ちた、永谷の言葉なぶりに、明の中に潜んでいたマゾメイド明美の血はすっかり目覚め沸き立ち、永谷の言葉と手技で心も体も玩ばれるがままになっていたのだ。玩ばれるがままになることが、より明美の快楽を強

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女装官能小説「蛹と蝶」第8話・唇と舌で

女装官能小説「蛹と蝶」第8話・唇と舌で

 永谷の「もの」を唇で。想像しただけで、明美の全身は被虐と恥辱の喜びにふるえる。フレアスカートとパニエ、そしてレースに包まれたパンティという、ふわふわとしたメイド衣装の下で、明美のペニクリは、もうはちきれそうにいきり立っている。さらに、その先の恥ずかしいシナリオを思い出しながら、言葉にしてみた。

「おフェラでございますね。このままここでいただいてもよろしいでしょうか?ご主人様。」

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