\職場で使える話し方の心理テクニック⑦バーナム効果/#186
職場で使える話し方の心理テクニックの1つ、バーナム効果をご紹介します。バーナム効果という言葉を聞くと難しそうに思えますが、実は誰もが無意識にやっていることです。
①バーナム効果とは
占い師さんがよく使う手法で、「誰にでも当てはまりそうなことを言って、相手に理解されているな、と感じさせるテクニック」です。
「あなた、ちょっと悩んでいるんじゃない?」
「どうして分かったの?」
こんな風に、多くの人が共感できることを言われると、自分のことを分かってもらえてるって思っちゃいますね。
・少し几帳面なところがあるよね
・相手を優先して、自分のことが後回しになりがちだよね
・すごく優しいから、傷つきやすいよね」
こういった言い回しは多くの人に当てはまります。バーナム効果は、誰もが心の奥に持っている特徴を言うことで、「この人は自分のことをよく分かってくれている」と思わせる一言なのです。
バーナム効果を職場で使える3つの場面を紹介しますね。
②部下の相談に乗るとき
「最近、ちょっと仕事のやり方で悩んでいるんですよね」と部下が相談してきたら、いきなりアドバイスするのはオススメできません。まずは寄り添いましょう。
「君はいつも周りのことをよく見て、人の意見をよく聞いているから、逆に自分のやり方に自信が持てなくなることがあるよね。でもそれは、チーム全体の利益を考えている証拠なんだよ。」
こんな風に言うと、部下は「この上司は自分のことを理解してくれている」と感じることができます。
・普段から周りのことをよく見ているよね
・自分のことが後回しになりがちだよね
・明るく振る舞っていても、実は神経質に考えてしまうことがあるよね
誰にでも当てはまる言葉を覚えておくと便利です。
③プレゼンテーションの導入に使う
「皆さん、仕事をしていて自分の選択が正しいのか迷ったことはありませんか?」
こういった導入は、多くの人が共感できます。
「どんな商品やプロジェクトに関しても迷うことはありますが、この選択をお勧めします。」
こんな風に続けて伝えると、相手の心を掴みやすくなります。多くの人が感じる悩みを冒頭に持っていくことで、続きを聞きたくなりますね。
④ 上司をコントロールする方法
「部長はいつも冷静に状況を見て、適切な判断をしてくださいますよね。今回のプロジェクトでもその冷静さを期待しています。」
このように、管理者に求められる資質をポジティブに伝えると、上司も自分の行動を意識するようになります。
「部長は適切な判断をしてくださるので信頼しています。今回もお願いします。」
この言葉で、上司は「感情に流されず、適切な判断をしなければならない」と意識するでしょう。
ぜひ、誰の心にも当てはまる言葉を使って相手の心をキャッチしてみてください。 最後の「上司をのせる」というのは少し難しいかもしれません。でも意外にみんな無意識でやっていることも多いです。
「バーナム効果」で職場の人間関係を円滑にして、心理的安全性を高めましょう。
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