Jun

栃木県宇都宮市在住、マルチクリエイター。 妻子、住宅ローン持ち。 40代後半で脱サラ…

Jun

栃木県宇都宮市在住、マルチクリエイター。 妻子、住宅ローン持ち。 40代後半で脱サラして、フリーランスクリエイターをやっています。 たまに幼稚園でアートワークショップ講師もやります。 今年50歳のオールドルーキーです。

最近の記事

Mac Studio 故障!Apple Care 未加入者の末路②

Mac Atudio 故障後、約1週間が経過した。1週間がやたら長く感じる。 カメラのキタムラからはまだ連絡はない。 スローでスペック不足なセカンドマシン(2015年製MacBookPro)で仕事を続けているが、いつ故障するのか知れなず、なんとも心もとない。 一番困っているのは自分が持つ様々な情報にアクセスできないことだ。 データの8割は外付けHDDに保存してあるが、直近のデータなど、まだ外付けに移動していなかったものもあり、バックアップやハードコピーを残しておかなかった

    • Mac Studio 故障!Apple Care 未加入者の末路

      仕事で使っているMac Studio が、購入して1年3ヶ月で突然電源が入らなくなった。 雷が落ちた様子もなく、原因はわからない。 Apple製品をもうかれこれ25年以上使っていて故障を経験したことがなかったので、Apple Careなる保険には入っていなかった。 それがとんでもない間違いだったことに今回思い知らされた。 1年間の保証期間が過ぎ、且つApple Careに入っていない製品、特にこのMac Studioに限ってはAppleでは修理すら受け付けてもらえないと

      • 芸術は保存された誰かの記憶

        家族でハワイアンズへ行った。1泊2日の小旅行。 屋内プール、温泉、モノリスタワーでの宿泊と食事。どれも満足だったが、僕にとっては夜に見たファイヤーダンスとフラダンスのショーが一番印象的だった。 フラダンスって、よく見ると一つ一つの動きに意味があって面白い。 波、風、太陽など自然を表現した動作。網を引く、仲間を呼ぶ、化粧をする。生活の中の動作。それを愛おしそうな笑顔をたたえながら繰り返す。自分たちの日常生活にある些細なことを愛してやまない気持ちが伝わってくる。 土着の伝統芸

        • ユニークってなんだ?個性を見出す

          普段あまり見ないテレビをつけて、たまたまやっていた「Youは何しに日本へ?」を見ていた。 日本の佃煮文化が大好きなイギリス人女性シェフが日本に密着取材。日本に招待され、老舗の佃煮店で本場仕込みの佃煮の作り方を学ぶ。 佃煮は奥が深い。 僕も昆布の佃煮が大好きなので自分で作ることがあるが、市販の佃煮みたいにやわらかく作るのはむずかしいのだ。醤油と砂糖だってこんなに入れるのかってほど入れないと味がつかない。 老舗の職人はまず昆布を水で戻す時から酢や塩などを使う。 下茹でもする

        Mac Studio 故障!Apple Care 未加入者の末路②

          自由自在への道

          毎日書こうと決めたのに、8日目以降5日間もサボってしまった。 我ながら情けない。 日記、ブログにチャレンジするのはもう何回目だろう。 毎回15日目ぐらいで終わっている。 続けられない…。 毎回、始めようと思ったきっかけはさまざまである。 アフィリエイトで稼いでやろうと思ったこともあるし、純粋に日々の記録を残しておきたいと思ったこともある。 今回に関しては、さらに純粋に「文章を書きたい」「書けるようになりたい」という衝動が湧いたからだった。 仕事柄、コピーライティングやWE

          自由自在への道

          現実逃避から逃避したくなるとき

          宇都宮美術館で開催中の『芸術家たちの南仏』展を見てきた。 アンドレ・ドラン、デュフィ、セザンヌ、マティス、ピカソ、シャガール。 宇都宮でセザンヌが見られるなんて。 野獣派の頃のマティスも、ドランも大好き。 デュフィもいい。 そして、ピカソってやっぱり自由だなあ。 久しぶりに巨匠たちの作品とご対面して胸が踊った。 でも同時に、今の自分の実力の差を感じてしまい、気持ちが萎えてしまいそうだった。 昨日あんなに勇ましくアーティスト宣言したばっかりなのに。 何かにハマ

          現実逃避から逃避したくなるとき

          私のアーティスト宣言

          たった数回ドローイングをしただけど、自分の中の何かが満たされ心のバランスを取り戻し始めているのを感じる。 そうだ、やっぱりおれはアーティストなんだ。 おこがましいのは承知だ。 でも職業のことを言っているのではなく、自分の本質のことを言っているのだ。 アートなんて大したことじゃない。排泄行為だ。ただの遊びだ。 それでもある種の人たちには必要だ。 今こそ向き合おう。 直視しよう。 自分の中にくすぶる不始末の火種、消しても消せない渇望みたいなもの。 ヘタでもいいじゃないか

          私のアーティスト宣言

          夜明けのひぐらし

          夜明けに聞くひぐらしの合唱は神聖だ。 今朝はひぐらしの声で目を覚ました。 以前フィリピンでカトリック教会の宗務室に泊めてもらったことがある。 夜明け前の教会。辺りがまだ薄青く肌寒い中、その大聖堂にカトリックの住民は毎朝通い、祈りと讃美歌を捧げていた。 大きく開け放たれた入り口から聞こえてくる静かな歌声とパイプオルガンの音。 非キリスト教者の僕は中へ入るのが憚られるので、戸外で腰掛けその調べにうっとり耳を傾けていた。 夜明けに聞くひぐらしの合唱はそれに似ている。

          夜明けのひぐらし

          すべてのアートはセルフポートレート

          この巨大な松ぼっくり。宇都宮大学名物らしい。 妻が拾ったものが家にあったので練習に描いてみた。 やめときゃよかった。複雑すぎる。全然描けねえ。 脳内でぼやきながらも根気よく試行錯誤していると、やがて見るべきポイント、抑えるべきポイントというのがだんだんわかってきてそれなりの形がつかめてくるものだ。 普段の目というのは漫然と見ているだけで本当には見ていない。 「こういうものだよね、知ってるよ」というバイアスを通して見ているからだ。 絵に描こうとしてじっと見つめていると、ある

          すべてのアートはセルフポートレート

          シップ味のチューイングガム

          7/11(火) もういい歳ですからね。肩こりなんか慢性化してるわけです。 それで妻の勧めでDoteraアロマオイルセットの中にDeep Blueという名のマッサージクリームを使ってみたところ、気持ちいいのなんの。ひんやりじんわりやさしく気持ちよく浸透していく感じ。 そして、この匂い。スペアミント? いわゆるシップ臭い匂いなんだけど、アメリカでよく売ってるチューインガムのにおいに似ていて、それが高校卒業後に留学したボストンのことを思い出させた。 コモンウェルスアヴェニュ

          シップ味のチューイングガム

          紙コップで作るキングダム

          7/9(日) 宇都宮市にある子ども総合科学館でおもしろいイベントがあるというで、小1の息子を連れて参加した。 紙コップでキングダムを作ろう!というワークショプだ。 7000個の紙コップ。1グループにつき1000個。 参加できるのは小学生のみ。 参加したかったなー! 紙コップをただ積み上げていくだけの遊びだけど、こんなにたくさんあって自分の背の高さよりも大きなものを作るって楽しいよね。 単純な作業だけど、それだけに無心になれるというか、夢中になれるんだろうな。やっているうち

          紙コップで作るキングダム

          たそがれの街

          絵を描いてみようと思ったのは、編集中の年次報告書の表紙に使うイラストの提供者が今年は誰もいなくて困っていたからだ。 iPadで描いてみたところ、結構楽しく描けたので、これからまた少しずつ絵を描いてみようと思ったのだ。 20代前半、僕はアーティストを目指していた。美大卒業後すぐにあきらめて筆を折って以来、ずっと長い間、心のどこかに燃えカスがくすぶっていることに気づきながら見て見ぬ振りしながら生きてきた。そんな自分にとって、これは実に一大決心なのだ。 正直、今でもアーティス

          たそがれの街

          うまくカクより、自分らしくカク

          7/6(木) クソ暑い。息の根が止まりそうだ。 昨日は勢いで記事を投稿してしまった。 日本でなかなか仕事が見つからずに悩んでいるアメリカ人のクリエイター仲間を励ますために書いたLINE文章。 気に入ったので、挿絵を描いて記事にしてみた。 昨日はたまたまアイディアが降りてきたけど、今日は何も降りてこない。 そもそもなんで文章を書きたいのか? 率直にいうと、自分語りだよね。 自分の頭の中でぐるぐるしている事柄を吐き出したい。 それで自分の本音を探したい。 書くことによって

          うまくカクより、自分らしくカク

          孤独と不安を飼いならせ

          サナギがチョウになる前ってさ、殻の中でめちゃめちゃ窮屈な気分を味わってるんじゃないかと思うんだよ。 孵化の瞬間なんかさ、もう最高潮にストレスだと思うし、ある意味、命がけだよね。 運良く殻を破って出られたとしてもさ、まだすぐ飛べないわけじゃん? 羽がひらききってないし、乾かさなきゃいけないし。そうやって動けない間に誰かに喰われて死ぬかも!って不安で仕方ないと思うんだよね。 めでたくテイクオフして、飛んだら飛んだで、今度はエサ場を求めてさまよわなきゃいけないでしょ? 鳥やカ

          孤独と不安を飼いならせ