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シップ味のチューイングガム
7/11(火)
もういい歳ですからね。肩こりなんか慢性化してるわけです。
それで妻の勧めでDoteraアロマオイルセットの中にDeep Blueという名のマッサージクリームを使ってみたところ、気持ちいいのなんの。ひんやりじんわりやさしく気持ちよく浸透していく感じ。
そして、この匂い。スペアミント?
いわゆるシップ臭い匂いなんだけど、アメリカでよく売ってるチューインガムのにおいに似ていて、それが高校卒業後に留学したボストンのことを思い出させた。
コモンウェルスアヴェニュー、ニューベリーストリート、よく歩いた通りの名前もまだ言える。美しい公園と街路樹があり、英国風の古い街並みの中に僕が通った英語学校と寮はあった。
19歳。若かったな。
あの頃に戻りたい気持ちもあるけど、あの頃は先が見えなくて不安しかなかったし、経済的にも親の世話になっていたから、自活力もなかった。
今も先が見えないことには変わりないけど、自活はできてる。
戻らなくていい。
留学といえば、今日は大学時代に知り合った日本人の友人(最近25年ぶりに連絡が取れて交流が再開した友人)とZoomをする。
僕より少し年上だが、僕が始めたアートワークショップを応援してくれていて、いろいろ相談にのってくれている。
彼とはニューヨークに引っ越したばかりの頃、たまたまアパートの隣人として出会った。
僕は美大生、彼は別の大学で建築を学んでいた。
彼はすでにフリーランスデザイナーとしても活動していて、僕は時々彼の仕事を手伝ったりする間柄だった。
今、僕もフリーランスデザイナーになったわけだけど、当時の彼の働き方から影響を受けていたことは間違いない。
シップの匂いから思考があっちこっちに飛んでいった。
広くて奥行きのある時間と空間を行ったり来たりするみたいに、今と昔、こことあそこを行き来する。
これも年の功というのかね。
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