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【中学受験】関西の2025年入試日程と関東の「プチ・サンデーショック」


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今津です。

大阪・十三で書いています。

2025年(令和7年)度の関西の中学受験の解禁日が正式に発表されました。

大阪市立中学校高等学校連合会というのがあるのですが、ここが毎年入試日を正式に決めております。

2025年度は1月18日(土)が解禁日で、この日からが数日間に渡って中学入試が行われます。

京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県も毎年同様に大阪府と同じ日程で解禁されていますので、1月18日(土)が初日となる模様です。

関西圏では毎年1月の第二もしくは第三土曜という流れが定着していますので、例年通りの流れといったところでしょう。

なお、首都圏はまだ正式な発表はまだのようですが、おそらく例年通りの流れになると思われます。

そうなると、とあることが気になります。

「プチ・サンデーショック」です。

何のことかわからないですよね。

東京都内の2025年入試のことを指します。

東京都内の私立中は毎年2月1日からスタートとなっています。

そうなると、2025年入試も当然ながら2月1日スタートです。

2025年2月1日は土曜日。

翌年の2026年2月1日は日曜日。

2026年は「サンデーショック」と巷では言われております。

サンデーショックとは、2月1日が日曜日となる年のことを指します。

なぜ日曜が「ショック」なのか?

それは、2月1日が日曜日となった年には、プロテスタント系の私立中の一部が入試日程を変更するのです。

キリスト教では、日曜日は安息日となっています。

神様は日曜日をお休みの日と定めたのです。

ですので、日曜日は本当にお休みするのです。

日本では「何を言ってるんだ?」となるのですが、海外では本当にいろいろなものがお休みしますw

当然ながらキリスト教が母体となる学校についても、その考え方が重んじられていて、入試日が日曜となる場合は入試日程が変更となります。

すなわち、2月1日が日曜日だった場合、他校は通常どおり入試を実施するのですが、プロテスタント系の一部の学校ではその日入試を行わず、翌2日が入試の一日目となるわけです。

となると、みなさまの受験予定も大きく変わるわけです。

直近の「サンデーショック」は2015年2月1日でした。

そのときは、横浜雙葉や東洋英和、立教女学院や女子学院などが2月1日を敬遠して入試日程を変更してきたため、大きな影響があったようです。

都内の初日である2月1日の受験校(いわゆる「1日(ついたち)校」)をどうするか。

通常、どちらかを選び、どちらかをあきらめざるを得ないというケースであるのに、1日がお休みで2日に移動したがために受験可となったケースがありました。

例えば、女子学院と雙葉、女子学院と桜蔭です。

どちらも受験できてラッキー!なのですが、逆に言うとどちらも受験した人が増えたためにそれらの学校の難易度がグイっと上がってしまいました。

また、2015年においては1日校が2日に移動したことにより、慶應義塾湘南藤沢中等部の難易度が下がったというラッキーなことが起きたようです。

プチサンデーショックである2025年においては2月2日が日曜日なので、2日がお休みとなるキリスト教系の学校が出てくる模様です。なので、サンデーショックほどまではいかなくとも、2日校を中心に例年とは違う動きになることは確実です。

2025年入試についてだと、すでに青山学院が2月2日には入試を行わない旨の発表がありましたし、他のキリスト教系の学校も順次公式に発表があるものと考えられます。

ただし、フェリス女学院については公式ホームページにて「本校はこれまで2月1日が日曜日となった年には、別日に入学試験を行ってまいりましたが、2026年度の入学試験は2月1日(日)に行います。」と発表されています。

現在6年生および5年生の首都圏のみなさまについては、今後は注意深く入試日程をチェックしていただく必要があります。

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