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【要チェック】中学受験国語ができない子の特徴7つ

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今津です。

大阪・十三で書いています。

ワタクシは塾歴がかれこれもう30年近くやっているのですが、そのうち半分以上の期間で「国語ってどうやって伸ばすの?」で悩んでましたw

ずっと国語ばかりやっていたのではなく、実は中学受験・高校受験において全教科の指導経験があるんです。

英語や現代文・古典ということでしたら、大学受験指導も行いました。関関同立・産近甲龍において一般入試で現役合格まできちんと最後まで指導を行いました。

だから、ずっと一筋というわけではありません。

もともと国語屋になろうとしたんですが、いろんな「大人の事情」でなんでも屋をしていました。

国語を専門にやろうと決心してから13年くらい経ちます。

いろんな学年・全教科を通して子を見てきたのでわかるのですが、国語ができない子って国語の出来だけ見ていても原因がわからない場合もあります。その視点で中学受験において「国語が伸びない子」の特徴を7つ挙げていきます。

1)なんでも丸暗記

昭和だったらそれで何とかなりました。が、今は丸暗記が役に立ちません。

暗記しなくてよい、と言っているのではありません。

きちんと理解した上で頭に入れることをしてほしいのです。

漢字ひとつ覚えるのにも、へんやつくりの意味を理解するクセをつけておくと、いちいち覚えようとしなくても勝手に頭へ入るようになります。

このパターンはこう、と意味もわからずにするのではなく、きちんとその理由やしくみを理解することです。

2)内容の全体像を捉えない

本文を全体的に捉える習慣をつけておくべきです。それには読解力が必要です。

そもそも国語の問題は読解力があるかをチェックしています。

読解力を因数分解して説明すると、論理的思考力と理解力に分けられます。

この力があると、国語だけでなく全教科を理解できる力となります。

難関校であればあるほど、全体的に捉えていないときちんと正解できない問いが増えます。

たとえ選択肢の問題であっても、きちんと「短絡的な人」「部分的しか見ていない人」用の、「間違いの選択肢」があるんですw

その選択肢を選んだ子を見つけた瞬間、出題者はニヤリとしますw

3)自分中心に物事を考える

女子に多いです。

もうちょっとキチンと言うと、主観的に物事を捉える、ということです。

小説文を解くとき、主観的に考えがちな人がいます。

あるときは高得点をマークしたが、あるときはボロボロ。

この現象が小説文において起きているときは、このパターンにはまっています。

主観的に捉えがちな人は、たいていの場合登場人物に「共感」します。

日常生活において他人の心に共感することはとても大事なことです。

が、国語の問題を解くときは邪魔です。

国語ではあくまで論理的思考で捉えているかどうかをチェックしているのです。

高得点をマークしたときは、登場人物に共感していたときで、そうでないときは共感できなかったときです。

共感するのではなく、分析してほしいのです。因数分解して考えてほしいのです。

4)論理的に考えない

3で述べたとおりです。

5)知らない言葉の意味を類推できない

決してあてずっぽうで考えたり、行き当たりばったりを推奨しているのではありません。

前後関係で類推したり、表記されている漢字の意味から想像したりする習慣をつけてほしいのです。

これに関しては、英語で知らない単語に出くわしたときや、社会人になってからとても役立ちますよね。

「あ、これ、知らんヤツ!」

こうやって思考停止になる大人、まわりにいてはりませんか?

うっとうしいですよね。ちょっとは考えろって話ですw

6)物事を知らなさすぎる

考えよ、類推せよ、と言われても、もともとの情報がなさすぎると何も考えることができません。

腕利きのコックさんに「何かおいしい料理を作って!」とオーダーしても、食材が何もなければそもそも何も調理してもらえません。

それと同じことです。

何か文章を読むときも、そもそもそのジャンルについての基礎的な知識がなければ何を書かれているのか理解できません。

読めばなんでもわかるはず!とか思っている人に限って、何も知らない人が多いです。普段文章をまるで読まない人です。

7)精神年齢が低い

これだけはどうしようもないです。

男子に多いです。

成長を待つしかありません。

成長したときに芽生えるように、地道に種まきをしましょう。

あきらめて何もしないのではなく、成長する段階になったときのことを考えていろいろ仕掛けていけばいいだけです。

本を読ませるにしても、ややこしい本を読ませるのではなく、本人が好きなジャンルの本を読ませてあげましょう。

それがたとえ親目線でアホみたいな内容であっても構いません。

誤解を恐れずに言うと、マンガでも構いません。

マンガから人の心情を学び取ったり、友情や思い苦しみ・葛藤・モヤモヤを学ぶことだってできます。

それが「種まき」です。

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