見出し画像

【メンタル】こころのミニマリストを目指します

メンタルのミニマリストを目指そうかと…?

心のミニマリストをめざす。
最近、何かと断捨離や整理術が
関心を集め、
物欲のダウンサイズが
話題になりますね。

子供時代から、本以外は
(あ、あとアイドルの写真集も…)
全部物欲がないまま、ですが、
メンタル面はどうなんだろう?
ずっと気になってました。

モノは増えすぎた。
だから、物欲なんて無くそう!
という流れは自然です。

ところで、メンタルはどうか?
やりたいことを見つけよう?
好きなことを見つけよう?
YouTubeをやって人気を集めよう?
シェアオフィスで年商一億目指そう?
これらに物質は必要ないから
どんどんこうした傾向が増えるでしょう。
一見、昨今流行りのミニマリストだ。
でも、欲望も煩悩も
どんどん増えてきてませんかね?

私は物欲なんて、
最初からなかったから、
にわかなミニマリストの
意識高さをプンプン匂わせる辺りに
苦笑いしかなかった。
ミニマリストや断捨離は、
悪いことではないけど
心のことは忘れてないかな?
気になってました。

ところで、心のミニマリストって
なんだろう?
考えてみたくなりました。

それは、おそらく、
ただ、シンプルに心のぜい肉を
削ぎ落とすことでしょうか。
私たちは日々、生きてると
どんどん心にぜい肉が着きます。
あれをしたい。
これはしたくない。
こんな仕事をしたい。
あんな仕事はしたくない。

それぞれ、願望や欲望に
忠実に生きていたら
とても身がもちませんね。

心のミニマリストとは
そうした心の願望や欲望を
可能な限り、必要なぶんだけに
削ぎ落とすことでしょうか。

本当にそれを原理的に実行したら
ブッダがしたような暮らしになる、
と思うんですが、
何せ、初期仏教では
労働も最低限にしなくては…。
現代人には、
この資本主義社会には、
ちょっと合わないかもしれない。

ただ、眼目として、
命を健やかに保つ、それだけ。
いつもキープ・セイビング・
ブリリアントライフ、
ということを最優先しながら
生きていけたら、どうかしら?

人気も利益も名誉も、
まあ、煩悩として欲しがりますが、
それらはあくまで人生のトッピング。
余儀にすぎない。

自分の命をかがやかしく保てたら?
それで十分とする心を持つとしたら?

私たちは最近、
人生の根幹とトッピングの区別が
つけにくくなっている。
色んな情報や誘惑が溢れてるから。

よーし、では
この私という生身の人間を使って、
実験したくなりました。

心のミニマリストとは何か?
突き詰めて行ってやろうと。

だからといって、
急に自給自足の生活に就くとか
年収100万円のライフスタイルを
提唱・実績するのは、
かたちから入っていて、
フィジカルなミニマリストと
大同小異な気がするんです。

普通に、無名の平凡なおじさんが
都会にいて、最低限に労働をして、
どうして生きていったら
メンタルのミニマリストに
なれるでしょうか?
私で実験をしてみたいと思います。

イギリスの作家モームに
面白い名言があります。
都会から離れて
自由を叫ぶのは簡単だ。
都会の大衆のまんまん中にいて、
心の自由を保つことが意味がある、
そんな言葉を昔、教わりました。

フィジカルなミニマリストも、
年収100万円ライフの提唱も、
田舎にこもって自給自足も、
まあ、言ってみれば、
都会から離れて自由を叫ぶこと。

誰もこんな時代に
初期仏教のブッダのように
究極的に、原理的に生きていく
わけにはいきません。
誰にでもできるよう、
平凡に都会で生きながら、
ある程度の労働をしながら
ちっとも原理的ではない中で
どうやってメンタルの
ミニマリストになれるか?
それが人間らしい在り方かな?

さあ、実験を今日から始めます。
メンタルの真のミニマリストを
目指して。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?