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【読書】情報や書評やレビューが何もないと、読書って孤独だ(笑)?

先月、一冊
一万円を超える本を買いました。
大好きだった橋本治の
未完の大作『人工島戦記』。
定価10780円。1400頁。
枕みたいな分厚さでした。

買ってから、そろそろ数週間。
まだ頭の方しか読めてません。

あまりに厚いため、
通勤のリュックに入れる
こともできず、
土日にコメダ珈琲に
持参することもできず。
じっくり読む機会は
寝る前の時間のみ、な訳です。

でも、毎日寝る前は
ティーバでお笑いを見てしまう。

なかなか、橋本治の遺作を
開く時間はできません。
せっかく一万円もかけたと
いうのに、バチあたりですね。

でも、実は
もう一つ原因がありました。
それは、あらすじが全く
わからないことです。

出版社は、謎の本として
話題にしたかったのか、
本にはあらすじがない。

それに、1400頁と分厚いから
まだアマゾンや読書メーターに
誰もレビューを載せていない。
まだ読み終えた人は、
いないのでしょうか。

糸井重里は橋本治を敬してたから、
「ほぼ日」のカリキュラムで、
この本をとりあげ、
みんなでレビューを書こうという
プロジェクトがあるくらい。

不思議なもんですね。
普通は中身がわからないから
ワクワクして読むんだ、
と思っていました。

でも、実はあらすじや
主人公の職業くらいは
知ってからこそ、
興味?関心?が湧いて、
本のトビラを開いてました。
これって、本好きとしては
失格かもしれませんね。汗。

今まで、
何か本が読みたくなる時、
本のカバー裏やオビ、
また、Amazonレビューや
ネットの評判などから
相当、その本について、
情報を得ていたんですね?

まるまる、何も知らないのでは
関心を持ってくことが
なかなか難しい。。。

本と、
1対1で向き合ってなかった
自分にカツ!です。

しかし、なぜそんなに
情報が欲しいんだろう?

それは、、、孤独で
目の前が見えないから?

逆だ、
目の前が見えないから
孤独で、孤独で、、、。

でも、読書はそもそも
孤独な行為ではなかったのか?

情報に頼れる範囲は、
どんどん頼ってきた余り、
孤独な行為を成すキモが
なくなったのかもしれません。

いかん、いかん、
今夜はしっかりと本と向き合おう。
 
孤独で怖い?んじゃなく、
孤独も一緒に楽しむのが、
本物の読書であると、、、?

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