JunTajima

電書魂 http://densyodamasii.com/ の人。電書じゃないことこっ…

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電書魂 http://densyodamasii.com/ の人。電書じゃないことこっちに書くよ。

記事一覧

かつて「ゲーム攻略本」というものがあった

 ゲームが好きで、昔からずいぶんとそこに時間を使ってきた。仕事はずっと出版で、最初のころにはDTP制作オペレータとしてゲーム雑誌のページ作成に関わっていた時期もあ…

JunTajima
6日前
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「君たちはどう生きるか」のまとまりのない感想

 観てきたのでメモ的に書いておく。タイトル通りまとまりはない。簡単に感想が言えるような作品でもなかったし。  原作はジョン・コナリーの「失われたものたちの本」ら…

JunTajima
1年前
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組版ソフトとワープロは違うものですよという話

 最近ある会議関連で組版ソフトとワープロ的なものの違いについての話が出たのですが、これは相当大事な話で、ここ20年近くの印刷組版データ制作現場の苦労の一因はここの…

JunTajima
2年前
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注、索引、この悩ましいものたち

悩ましいEPUBの「注」  EPUBを作っていて結構手間がかかるのを覚悟しなければならないのが「注」です。注は紙の本では脚注、頭注、段間注、章末注、巻末注など配置位置に…

JunTajima
2年前
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VR/ARでの読書について思うこと

 先日、メディアドゥからVR/AR用の電子書籍ビューア開発開始というニュースリリースの発表がありました。また、Facebookはスタンドアロンで動作する普及版VRビューア、Ocu…

JunTajima
3年前
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なにやら文字コードについてMSが言ってるようなのでツッコミ入れておこうと思う

ツッコミポイント・Windowsにおける外字ってそういうのを多用してるのはどうせお役所とかだろうからそっちに直接言ったらどうか ・たかが外字持って行っただけでOSのハング…

JunTajima
4年前
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電子を含む出版物制作の流れをあらためて考えてみる

 テキスト系出版物制作の流れを電子を含めてあらためて最適化できないかと考えています。  出版社から発売される電子書籍はこれまでほぼ印刷用DTPデータから作られてき…

JunTajima
4年前
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台湾行ってきたよ(3)

JunTajima
6年前
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台湾行ってきたよ(2)

JunTajima
6年前
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台湾行ってきたよ(1)

JunTajima
6年前
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そのうちいきたい:香港贊記茶餐廳

https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13180131/ 飯田橋。鴛鴦茶(コーヒーと紅茶のブレンド)飲めるらしい。

JunTajima
6年前

そのうちいきたい:そばよし

日本橋。立ち食い蕎麦。 https://news.merumo.ne.jp/article/genre/6991548

JunTajima
6年前

活版印刷ヒストリア。

私の勤めてる会社は戦後まもなく創業で活版印刷をやっていた会社なわけですが、年末に会社の大そうじやった時に出てきたブツをSNSに流したらそこそこ反響あったのでちょっ…

JunTajima
6年前
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そのうちいきたい:蘭州牛肉拉麺 東珍味小籠包

横浜中華街。ビャンビャン麵食いたい。 http://www.y-navi.jp/store/ransyugyuniku/

JunTajima
7年前

そのうちいきたい:山珍居

胡椒餅が食えるらしい。ルーロー飯も。西新宿。 http://karenbookingstyle.com/shinjyuku-sankyoi-kosyoumochi/

JunTajima
7年前

そのうちいきたい:瑞兆

渋谷。カツ丼うまいらしい。 http://blog.gururimichi.com/entry/2017/11/06/210143

JunTajima
7年前

かつて「ゲーム攻略本」というものがあった

 ゲームが好きで、昔からずいぶんとそこに時間を使ってきた。仕事はずっと出版で、最初のころにはDTP制作オペレータとしてゲーム雑誌のページ作成に関わっていた時期もある。いわゆる「攻略本」の作成にも何度か関わった。そうやって長くゲームとそれを取り巻く出版産業を近く遠く見てきて、嫌でも気づかされることがある。

 「攻略本」と言われるものが今やほとんど姿を消していることだ。昔ならドラクエやらFFやらとい

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「君たちはどう生きるか」のまとまりのない感想

 観てきたのでメモ的に書いておく。タイトル通りまとまりはない。簡単に感想が言えるような作品でもなかったし。

 原作はジョン・コナリーの「失われたものたちの本」らしい。これは既に鈴木プロデューサーが明かしていたそうなので秘密ではない。私は未読だけど、母を亡くした少年が不思議な王国に迷い込む話とのことなので大筋としてはそのままだ。ただ、舞台は戦時中の日本だし、原作に忠実なアニメ化ではもちろんない。

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組版ソフトとワープロは違うものですよという話

 最近ある会議関連で組版ソフトとワープロ的なものの違いについての話が出たのですが、これは相当大事な話で、ここ20年近くの印刷組版データ制作現場の苦労の一因はここの混同にあるのではないかなと思ったのでちょっと書いておきます。

印刷組版データ制作者は両者を分けて考えている

 私は電子書籍制作を担当する前には組版データの作成もやっていましたが、その際には自然に組版ソフトとワープロは別のものとして考え

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注、索引、この悩ましいものたち

悩ましいEPUBの「注」
 EPUBを作っていて結構手間がかかるのを覚悟しなければならないのが「注」です。注は紙の本では脚注、頭注、段間注、章末注、巻末注など配置位置によってさまざまに分類されていますが、(少なくとも現在の)リフローのEPUBでは同一画面内に注と本文を表示する脚注や頭注は再現が難しいので、注のテキストは章末や巻末に移動して本文内の合印との間に相互リンクを設定することになります。Am

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VR/ARでの読書について思うこと

 先日、メディアドゥからVR/AR用の電子書籍ビューア開発開始というニュースリリースの発表がありました。また、Facebookはスタンドアロンで動作する普及版VRビューア、Oculus Questの後継機に当たるOculus Quest 2を販売開始し、これがいよいよ家電量販店で売られるなどという話も出ています。そろそろ本格的にVR/AR普及が見えてきた感がありますので、ちょっとVR/ARでの読書

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なにやら文字コードについてMSが言ってるようなのでツッコミ入れておこうと思う

ツッコミポイント・Windowsにおける外字ってそういうのを多用してるのはどうせお役所とかだろうからそっちに直接言ったらどうか
・たかが外字持って行っただけでOSのハングアップやブルースクリーンって何だw どうせUnicodeのPUA使ってるだけだろう
・Unicodeで文字が定義されてるかどうかとそいつが手元の環境で出せるかどうかは別問題だ。フォント入れろフォント
・MacでShift_JISの

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電子を含む出版物制作の流れをあらためて考えてみる

 テキスト系出版物制作の流れを電子を含めてあらためて最適化できないかと考えています。

 出版社から発売される電子書籍はこれまでほぼ印刷用DTPデータから作られてきました。書籍の制作は実際に本の形に組んでみて、各段階で出力したものに赤字が入り、再校、三校とブラッシュアップされていって最終的に完成に至る、という形で行われるため、完成した状態の最終テキストはDTPデータの中にしか残っていないのが普通で

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活版印刷ヒストリア。

私の勤めてる会社は戦後まもなく創業で活版印刷をやっていた会社なわけですが、年末に会社の大そうじやった時に出てきたブツをSNSに流したらそこそこ反響あったのでちょっとまとめて公開しておきます。ホラなんか今活版ブームらしいし。ついでにプリプレスの歴史をちょっと概観してみたい。まあ私も当時の状況を知ってる訳ではないので間違いは多々あるかも知れません。適当にツッコミつつ軽い読み物としてお楽しみください。

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