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死ぬときに後悔しない生き方 / という本の話

皆さんこんにちは
人はどうやったら
これまでの延長を超えだせるような変化ができるか
社会や組織の中でも
自分が信じた事を堂々と声出せるか
自分として生まれた事を誇って生きられるか
という事を研究し、実践しています。
株式会社COEDASのじゅんです。

(表紙・文中の絵は全て、AIが描いています)

https://coedas.com/

先日のエントリーでも書きましたが
今年は元旦から
様々なニュースが飛び交う特殊な年明けでした。

新しい年が始まる、今年はどう過ごそうか
そう感じていた最中に
災害や事故に巻き込まれ
亡くなった方もいるでしょう。

読んでからしばらく
感想を書くことができていなかった
この本の話をしようと思い立ちました。

内藤いづみさんは
「在宅ホスピス医」という聞きなれない肩書でいらっしゃいます。
甲府にあるクリニックの内科医と兼任し、
命の限りが見えている重病患者が
その最期を望む形、場所で迎えられるよう
患者や家族のお手伝いをされています。
その経験から、子供たちに「いのちの授業」をしたり
講演をされたりしています。

この本は内藤さんが実際に看取った方々のお話を中心に
今を生きる事が書かれている本です。

まず最初に、
そして唯一伝えておきたい事は

全ての方が読んで損がない本

だという事です。
ここまで言い切る事は普段無いですが
この本に関しては言い切れます。
ここに登場される方々、亡くられたご本人やそのご家族は
いつかのあなたや私
であり
これは、「死」という見えなくて怖い物に対して
静かで穏やかな光を与えてくれる本だと思っています。
どんな名作家のフィクションよりも
人々の姿、言葉がまっすぐに刺さります。

人は生きていたように死んでいく

僕が最も心に残ったフレーズです。
がんによって余命宣告がされると
何かこれまでしたことのない事がしたくなり
隠れていた何かが現れる、
なんて事はなくて、
本当に最後のその日まで
その人は、これまでそうだったように
その人であり続け
その人のまま死んでいく

それはとても尊い事でもあり、
少し空しいようでもあり。
いつも怒っている人は、最後まで怒るし
偉そうな人は偉そう
冗談ばかり言ったり
文句ばかり言ったり。

この言葉とエピソードを思う程、
今自分がどう生きているか
という事は本当に大事な選択なのだと思います。
あなたは、あなた以外にはなれない。
どういうあなたで生きていくか、
それは最期に
どういうあなたを見せて死ぬか
という事でもある。

病気になってから反省したり、
あれをしたいこれをしたい
こうすれば良かった
そう思っても遅い。

あなたが死ぬ前に

もしかしたら何度か経験する事が
誰かを看取る、という事
この本には
看取った人達の話も多く書かれています。

順番にどうせ来る、
とはわかっていながらも、
先に行く側、残る側、それぞれの立場があります。
後悔を吐き出しきれた人、残してしまった人
絶望する人
罪悪感に苛まれる人

看取った側にも、
先に行く側と同じく
準備や、心構えがある方が
穏やかにその時を迎えられるでしょう

この本は
そういった面でも助けになってくれる気がします。

誤解が無いように

これは、死に方を考える為の本ではありません。
文中で内藤さんも仰っている通り
人は死ぬその瞬間まで生きますので
「あなたはどう生きますか」そして
「今生きているその方に何ができますか」
という本です。

だから、全ての人に読んでもらいたい

その日が来るまで
どのように生きるか
まだそれが選べる事に感謝して
今日のnoteを終わりたいと思います。

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じゅんでした

AIが描いた、後悔の無い生き方


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