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転職が多くても何とかなっている

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人余り時代になると物の様に扱われる怖さ。二度と同じ社会にはなって欲しくないので、過去の経験を少しですが残そうと思いました。役に立つのか分かりませんが、読んでいただけると嬉しいです。
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記事一覧

リアルに転職活動中(一ヶ月の内容)

お久しぶりです。
転職活動をしていてnoteを書いていなかった訳ではありません。長い通勤時間に体がついていかず、車内でぐったりした毎日を過ごしていたのが理由です。身体に障がいがあると通勤時間はリスクを増大させる要因になります。

さて、この一ヶ月でもらった転職サイト経由でのスカウトと「いいね(スカウトっぽい)」を集計しました。

4.7 NHKの受信料徴収。
「努力」というブラックワードを使用して

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リアルに転職活動中(42歳の春)

もう二度と転職する事はないだろうと考えていた会社を1年7ヶ月という長期療養の末に会社都合で退職となってしまった。病気は怖い。会社で年間MVPを貰ってサブリーダーへの昇進を勝ち取ろうとしていた矢先に大手術。好きなことを仕事にできて幸せだっただけに悔しかった。ようやく就職氷河期の呪縛から解放されたと思っていたのに振り出しへ戻りました。

現在は知り合いの紹介で契約社員として働き始めましたが、リハビリの

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印刷通販②(働きたい業界と人次第)

今まで働いてきた中で最高でした。仕方なく入社した会社ではなく、できる事を優先した会社でもない。好きな事とできる事を兼ね備えた会社に転職しました。絵や印刷物は小さな頃から好きで、サッカーの次に好きなこと。仕事は忙しかったけど楽しかった。皆で同じ方向をむいて働くのとか最高です。しかも、定時退社が普通だし残業代もきちんと出る。今でも働ける体力があれば戻りたいところです。

ベタ褒めしたくなるこの会社、ダ

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コールセンター⑤(燃え尽きました)

現場のSVだとシフト勤務の確率が高くなります。休みの日もシフト変更で急に仕事となるのは当たり前でした。そうなると、徐々に誰とも会わなくなっていきます。平日が休みというだけでも友達との接点は減っていくのに、シフト変更で予定が飛ぶと誰も会ってくれなくなります。彼女もいなかったので、いつも1人でした。プライベートで友達と会えるのは年に3日あったかどうか…。

仕事は苦情対応も多かったので、定期的に日本語

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コールセンター③(やる事が多いんです)

前回の続きになります。

コールセンターでは数字を常に見る習慣が必要になります。
次に記載の内容は一例です。

保留時間が長い➡マニュアルが見づらい?研修が不充分?難しい事言われてない?SVからの指示が長くなってない?
とか瞬時に考えます。ちなみに電話の保留時間は20秒を超えると長いと思われるようになります。

他にも応答率、通話時間、対応件数、人件費、人員の充足率、フロアー費、採用費、粗利益の着

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コールセンター②(どんな仕事なの?)

コールセンターの基本はテレマーケティングです。テレ=「離れた」場所からでもマーケティングを行った所から名前の由来は来ています。最近の言葉であればテレワークを例に考えてみると、テレはイメージがし易いと思います。

コールセンターでは電話や事務の代行作業を通じて数値化した情報を分析、業務を通じて入手した「生の声」と併せてお客様企業へフィードバックしています。多様で数の多い電話作業や事務作業を代行してい

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コールセンター①(社会人2年で3社目)

コールセンター①(社会人2年で3社目)

社会や仕事が何なのかよく分からなくなったので、一歩ひいた状態で様々な事を見ようと思いました。フロムエーで見つけた職場です。

最初の仕事は某証券会社のサービスご案内業務。必死こいて働いた証券での知識が活かされ、アルバイトリーダーとして業務に携わる事になった。証券外務員の資格がなくても対応できる仕事ではあるけれど、電話口に出るのは証券を良くご存知の方々ばかり。困った時の辞書代わりとして重宝してくれた

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求人広告③(体が悲鳴をあげる)

求人広告③(体が悲鳴をあげる)

リクルートの出向社員が上司で、これが中々ぶっ飛んでる。「名刺を毎日100枚集めてこい!」…これがノルマである。

受注をして原稿作成や確認で忙しくても、名刺を100枚集められなければ狂ったように怒る。これを守ろうとして忙しさに負け、凡ミスから原稿料を自腹で全額弁償する事もあった。この全額自腹事故でアドバイスを求めても「自分で何とかせぇ!」以外は言わない。どうすれば良いか分からず、自腹で弁償した。

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求人広告②(これが現実)

トリンドル玲奈を少し和風寄りにした自他ともに認める可愛い営業担当が社内にはいた。社長に「〇〇会社に顔見せにいけ」と言われてしばらく経つと契約を持って帰ってくる事がある。

彼女の受注スタイルを見て、同い年の営業担当は辞めていった。「あんなに通ってがんばったのに、人を変えて顔見せただけで契約かよっ!!」とても悔しかったのだろう。

このトリンドル玲奈似の子も辞めていった。「私が可愛いから仕事を取れた

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求人広告①(賞味期限は男女とも30歳まで)

転職した訳ですが、心も体も体力勝負の世界でした。
勤務時間は8:30~22:00がほとんど。残業代は出ないのが当たり前。卸売市場へ営業活動をする時は始発で現地直行。飲食店には土日も使って営業したり契約したり。そして、徹底的な数字至上主義。

ここまでは、まだたいした事ありませんでした。
自分の力でどうにかできるし、証券会社も似たようなもの。

でも、自分の力ではどうにもならない
と思ってしまう事が

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証券会社④(さよなら金融、もう嫌です)

人の喜ぶ顔が原動力になり、毎月のように新規顧客数は増えていった。他の新人達の3倍くらい多い。表彰もされた。でも、会社が売れと言った商品は一切の販売をしようとしない。これが大問題だった。

あまりにも仕事が合わなかった。毎日16時間も働けない。残業代なんか出ないのに営業を続けるから、スーツはすぐにボロボロとなって毎月ツーパンツのスーツや革靴を買っていた。お金も持たない。

リストラ対象になり大泣きし

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証券会社③(投信は株より難しい)

証券会社③(投信は株より難しい)

9.11のNYトレードセンター自爆テロで日経平均がストップ安になるという異常事態が発生して以降、会社では以前にも増して投資信託を売ることが正義となっていた。

投資信託は売った金額に対して信託報酬(利子みたいなもの)が会社に入ってくるからだ。既に株式相場は悪く、テロ、戦争と続いて株価が上がらずに多くの人が買い控える為、株の売買手数料では食べていけないと判断した会社の方針である。

投資信託の新商品

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証券会社②(新人はサンドバッグにされる)

証券会社②(新人はサンドバッグにされる)

証券会社に就職した時、既にネット証券はあったかな?
(松井証券、マネックス証券はあったような…)

まだまだ訪問営業や店頭での対面販売が主流だった時代。
飛び込み営業で個人宅へピンポンする。すると、
塩まかれる。水かけられる。説教される。

初めの頃は週1くらいでこういった当たりクジを引きました。

何でだろ?何でこんなに怒られるんだろ?
ピンポン押して会社名と名前を伝えただけなのに、
何で怒鳴ら

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証券会社①(労働基準法って知ってる?)

証券会社①(労働基準法って知ってる?)

大学を卒業して苦労の末に内定をもらった初めてのお仕事は
個人向け営業。

株、債券、投資信託の販売営業が主な仕事でした。
1日のスケジュールは…

5:30  起床→シャワー
5:45  モーニングサテライトを見る。
     (米国市場、日経先物、為替を主にチェック)
6:50  家を出る。電車内で日経新聞を読み込む。
7:30  会社に到着→営業所前の清掃。
     (新人の雑務)
8:00

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