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親孝行のスタイル

20240428

親孝行とは、何か?
親に心配をかけることは、親不孝なのか?

昔は、親に墓を建ててあげたいなと思っていた

でも、死んでからは意味ないなと思い直した

私は、田舎の長男
親が死んだら、親の墓の世話をするのが、しきたり

ただ、私の父親は末っ子なので、墓を持たない

だから、墓を建ててあげることが親孝行だと思っていた

田舎の文化にどっぷりと浸かった思考である

私は、地元に戻る気もない
だとしたら、親の墓を建てたとしても、その世話をすることができない
弟も上京しているので、その役割を弟に任せることもできない

違う、そうじゃない
私ができる親孝行は、墓を建てることじゃなくて、生きているうちにできる親孝行である

墓ではなく家だ

そして、私は、中古の平屋を買うお金を負担した

できる親孝行は、生きているうちにする

飼っている犬が亡くなって、実家の雰囲気が沈んでいたときは、犬を買った

父の60歳の還暦、70歳の古希には、親戚を含めて旅行をプレゼントした

必要なときには、送金した

そうやって、親が生きているうちに、できる親孝行は、やってきた、金で解決することは

親と一緒に住んだり、
親の近くに住んで、たまに会いに行ったり、
自分の家族や子どもを連れて行ったり、

東京在住の独身には、できない

できることと、できないことがある

だから、できる範囲での親孝行をする

親は、父と母と犬と平和に暮らしている
多少の持病はあれど、のんびりと暮らしている

私の母は、祖母譲りの心配性である
もはや、私の母の趣味は、心配である

「弟から、朝の5時過ぎと6時前に無言電話がかかってきた」との連絡が、親から入った、7時頃に
私が母に電話すると、5時過ぎから心配で、ずっと起きてるとのこと、弟に連絡しても出ないとのこと
私からも弟に連絡するが、返事はない
私が弟に8時過ぎに電話すると出た
ただ、寝てただけで、寝てる間にスマホに触れてしまって親に電話しただけだった

親は、ものすごく心配していた
何事もなくてよかったと安心していた

俺は、別に弟のことを心配していなかった、別に大したことないと思っていた

親の心配は杞憂だった

平和ボケしないように、たまには、母の趣味である心配をさせてあげるのも、また、一つの親孝行なのかもしれないなと

何にもない、平穏な生活が続いてしまうと、人は、それに慣れてしまうって平和ボケしてしまう、親がボケてしまう

だから、たまには、刺激が必要になる、ボケないように

心配という刺激

それは、母の趣味である

親に心配をかけるという親孝行もある

母に趣味をさせてあげるという親孝行である











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