信州健康ストーリー

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満足は長続きしない

不満のない満足の持続時間が長いほど気分は良いと普通は思ってしまいます しかし 人間の脳は満足が長続きしないようにできています 褒められたので頑張りたい 自己記録を更新できたので練習に精を出そう 何か ご褒美がもらえることで意欲や モチベーションが上がるのは 脳の報酬系というシステムが働くためです 報酬系の中ではドーパミンという神経伝達物質 が活発になることによって やる気が高まります 頑張って達成できた喜びや満足感 も ドーパミンが活性化して得られます

    • 快眠のための4つのステップ

      良質な睡眠を得られるかは寝る直前の時間の過ごし方だけで決まるわけではありません 生活のリズム 全体と睡眠とは深い関係で結ばれており きちんと体を休ませることができる生活の習慣がつくれ上質な睡眠を取ることができます 快眠のために実践しておいた方がいい4つのポイント 1 寝る3時間前までに食事を済ませる 2  寝る1時間30分前に入浴し リラックスできる音楽を聴く 3 寝る30分前にスマホ パソコンから離れる 4 寝る直前にストレッチ 腹式呼吸をする 良い睡眠

      • 右脳を使い 一歩先へ

        人間の脳は大きく左右に分かれます 左脳は話すこと書くことなどの言語認識 理論的 計算や数字の理解を行います それに対して 右脳はイメージや 想像にだけ 芸術性や 創造性を司り空間 認知を行います 他にも 直感 や ひらめきも 左脳 右脳が司ります 日頃の生活を思い返した時右脳と左脳のバランスを見ると基本的には左脳優位の人が多いように思います 企画 文章を考えたり 言葉で相手を説得したり データ収集の結果を計算 全て 左脳が行います 仕事では左脳が優位になる傾向があり

        • 短すぎる 睡眠 長すぎる 睡眠 肥満への影響

          食後すぐ寝ると太るということをよく聞きますが 実は直接的な太る理由にはなりません しかし 睡眠時間の長さは肥満に影響します 5時間以下の短すぎる 睡眠と8時間以上の長すぎる 睡眠は体重増加と関連があります 短すぎると食欲を増加させるホルモンが増え 満腹中枢をコントロールするホルモンが減り 食欲が高まり 太りやすくなります 長すぎる 睡眠は睡眠のリズムを生み出し 脳が活性化されなくなるとホルモンのバランスが崩れて食欲が高まり 太りやすくなります

        満足は長続きしない

          ながら食いが疲れの原因に!?

          消化器系の働きをコントロールしているのは副交感神経ですが これはリラックスしている時でないと うまく働きません 一方 視覚を使って情報を集めたり頭を使って理解したりしようとする時に働くのは交感神経 この2つの自律神経はシーソーのように一方の働きが高まればもう一方が低くなるというバランスを保っています 食べながら頭を働かせると交感神経の働きが高まり 消化器系の働きが弱まってしまいます 理想なのは 食事中は食べることに集中 そしてできれば 食休み 食後30分ほど休憩を取る

          ながら食いが疲れの原因に!?

          座りっぱなし問題

          テレワークや 在宅勤務が増え 職種を問わず 座っていることが多くなってきていると思います 日本人の平均座位時間は 世界最長の7時間という結果があります 座位時間が1日11時間以上の成人は4時間未満の人と比べ 死亡リスクが40% 高まると言われています WHOではそれが原因で世界で年間200万人の死亡原因になり得ると 言われていて 喫煙は 世界で500万人以上 飲酒は 300万人以上の死亡原因になると言われています 座りっぱなしも喫煙や飲酒と同等の健康リスクがあり

          座りっぱなし問題

          血行不良は万病のもと

          人間が生きていく上で絶対に不可欠な酸素と栄養 体の隅々に送り届ける という大事な役割を持っている血液 その血液が全身に行き渡らなくなると体内の健康 ダメージも大きいと言われています 例えば 内臓が血行不良になると 内臓の機能低下 食欲不振 消化不良 下痢 便秘 など 腎臓や肝臓が血行不良になると 有害物質の解毒 排出機能の低下 むくみや 肌荒れなど 手足の血液が血液循環が悪くなれば しびれや 冷え 頭への血液の流れが悪くなれば 頭痛 耳鳴り めまい

          血行不良は万病のもと

          心の疲れが体に現れる意外なメカニズム

          疲れるとストレスが溜まったストレスでボロボロなどと言いますが なぜストレスで体も心も疲れ切ってしまうのでしょうか 体は 病気から守る免疫系 体温や内臓の働きを調整している自律神経系 体の働きを潤滑にするホルモン系 の3つの作用によって健康を維持しています このシステムを司るのが脳にある視床下部です ストレスを感じるとそれぞれが視床下部に伝わり それぞれ3つのシステムが作用しながらストレスの影響を最小限に食い止めようと働きます 視床下部はストレスに弱いとい

          心の疲れが体に現れる意外なメカニズム

          食欲を抑える 方法

          食欲を抑える 方法 あることをすると 女性の場合は97% 男性の場合は67%の確率で 食欲を抑える効果が確認されています そのあることとは15分間早歩きをすることです 早歩きを行うだけで食欲を抑え間食を減らすことができるそうです ストレスによる食べ過ぎを抑えるには 15分程度のエクササイズをすると 気分が良くなり食べ過ぎることを抑えるそうです そのため食欲を抑えたいと思ったら 15分間早歩きもしくは散歩、その場でスクワットなどを行ってみることがいいかも

          食欲を抑える 方法

          朝のストレス予測

          今日はどんな一日になりそうですか? 朝ストレスが多そうだなあと思った方と 今日は楽しい一日が待っていると思った方では 仕事の決断力や集中力などに影響があるそうです。 朝憂うつな予定を考えてストレスの予測をしてしまうと その日一日の脳のパフォーマンスが低下してしまい、うまく働かなくなります。 大切なのは朝起きた時にポジティブな予想を考えること。 例えばストレスがかかりそうな日でも それを乗り越えたら好きな事をしよう!! 一日の終わりには好きなお酒を飲もうか

          朝のストレス予測

          人が行動する根本原因

          痛みから遠ざかり 快楽を求めるというのが 本能的なプログラムです 私たちの行動は全て快楽を得るため もしくは 痛みを遠ざけるために行われます 私たちは怒りや恐怖不安ストレスなど 負の感情を避けようとします そして愛情 正義 刺激 信頼 安心など正の感情を欲します 痛みから遠ざかるために痛みというのは原動力になります 痛みがなければ今のままでいいやと現状維持になります 何かを得たいより何かから遠ざかりたいと思うほうがより強い行動力になります

          人が行動する根本原因

          幸せな人は生産性、創造性が高い

          従業員を幸せにする経営の有効性として 世界中で様々なエビデンスが得られています 幸せな従業員は不幸せな従業員よりも 創造性が3倍高い 生産性が30%高い 欠勤率が低い 離職率が低いなど 多くのことが明らかになりました 幸せな従業員の特徴 幸せな従業員は 利他的で 他人を助け チャレンジ精神が強く 仕事の満足度が高く 仕事や会社への愛着や没頭する傾向が高く モチベーションが高く 危機から立ち直る力が高く 出世も早いそうです 短期的な利益よりも 従業員の幸せを重視した

          幸せな人は生産性、創造性が高い

          幸せと健康・長寿

          幸せな人は不幸せな人よりも寿命が7年から10年長いという研究結果があります 幸せな人は免疫力が高く健康であるという研究結果もあります 私たちが健康に気を付けるように幸せに気をつけるべき時代がやってきました 年齢対幸福度グラフ 横軸に年齢、縦軸に幸福度を取ったグラフはどのような形を描くのでしょうか? 世界中の様々な調査の結果、概ねUカーブを描くそうです。 日本人を対象に行なった結果でもUカーブだそうです。 20代の幸福度は高く 40代あたりが底となり 60代になる

          幸せと健康・長寿

          幸せの四つの因子

          経済学者ロバートフランクは 他人と比較できる財を地位財、比較できない財を非地位財と名付けました。 地位財は金、物、地位などがあります。これらによる幸福感は長続きしない傾向にあると言われています。 それはま慣れの効果やより上を目指す効果によると考えられています。 一方の非地位財は幸福感が長続きする財です。こちらは心的、身体的、社会的に良好な状態が影響すると言われています 幸せ4つの因子 第1因子は「やってみよう!因子」です。 これは、やりがい強み成長などに関係する

          幸せの四つの因子

          従業員個人の自己効力感の向上

          現在のメンタルヘルス対策では、 ストレスに早く気付き上手に対処するために様々なスキルが教育されています ここで重視されているのは今体験しているストレスや 将来体験するであろうストレスにいかに対処するかという点にあり いかにイキイキと働くは重視されていません 仕事への自己効力感はを高める 仕事への自己効力感はを高めるにはストレスに対処するためのスキルの他に 仕事を上手に進めるためのスキルも注目することが必要です。 例えば時間を上手にコントロールするためのタイムマ

          従業員個人の自己効力感の向上

          仕事のパフォ―マンスを上げるワーク・エンゲイジメント

          ワーク・エンゲイジメントとは ①活力 仕事中の高いやる気や心理的な回復力、仕事に費やす努力する気持ち、困難な状況に直面した時の粘り強さなどがある状態 ②没頭 仕事に集中している時の幸福感、時間が早く経つ感覚、常に仕事のことを考えてしまう感覚などがある状態 ③熱意 仕事に強く関与し、仕事に意味を見出し、熱中し、誇りを持ち、挑戦しようという意欲を感じている状態 の三つが揃い積極的で充実した心理状態のことを言います ワークエンゲージメントの高い人 ストレスが低くなり

          仕事のパフォ―マンスを上げるワーク・エンゲイジメント