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満足は長続きしない

不満のない満足の持続時間が長いほど気分は良いと普通は思ってしまいます

しかし 人間の脳は満足が長続きしないようにできています

褒められたので頑張りたい 
自己記録を更新できたので練習に精を出そう 
何か ご褒美がもらえることで意欲や モチベーションが上がるのは

脳の報酬系というシステムが働くためです 

報酬系の中ではドーパミンという神経伝達物質 が活発になることによって

やる気が高まります 
頑張って達成できた喜びや満足感 も ドーパミンが活性化して得られます 

ドーパミンがずっと活性化してくれればやる気もずっと出ると思われるでしょうが 残念ながら そうではありません

 ドーパミンは 比較的短い時間しか 活発に働かない 傾向があります 

しかし マイナスのことばかりではありません 

満足は不満というペアをなしています

 不満は昔から人間の活力のエネルギー源 でもあり 不満のない環境で人間の進歩はありません 

不満の材料は頑張って解決できればドーパミンも活発になって満足するわけです 

満足ばかりではドーパミンの働きは鈍っていきます 

不満 満足 というサイクルがあって ドーパミン もバランスよく機能し ストレス バランスも良好な状態が維持できます


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