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コードギアス名言Vol.5「ただ生きてるだけの命なんて、緩やかな死と同じだ。」

物語と名言

総督であるクロヴィスがルルーシュに殺されたことで、姉のコーネリアがエリア11(日本)の新総督となる。「ゼロ」という敵を炙り出す為に、クロヴィスがやられた時と同じ状況を敢えて作り出し、ルルーシュを挑発していた。コーネリアはクロヴィスとは違い、戦場に自ら出向いて指揮を取り、ブリタニアの中でもトップクラスに強い軍を持つ。コーネリアは母親の死の真相に関わっている為、ルルーシュは挑発に乗り、家を出ようとすると、C.C.が行かせないよう、銃を構えて立ちふさがる。契約者として撃てないと踏んでいるルルーシュだったが、C.C.は、脚を撃って動けなくすればいいと脅す。それに対し、ルルーシュは、自らの頭に銃を向け、自分を人質にして語った今回の名セリフ。

「俺は、お前に会うまでずっと死んでいた。無力な屍のくせに、生きてるって嘘をついて。何もしないない人生なんて、ただ生きてるだけの命なんて、緩やかな死と同じだ。また昔と同じになるくらいなら。」

引き金を引こうとした瞬間、C.C.は

「待て!確かに、意味はないな。」

と、ルルーシュの脅しに従い、行かせるのだった。
その結果、コーネリアの策にはまり、C.C.がゼロの姿で現れたことで、ルルーシュが逃げられるように助けるのだった。これにより、ルルーシュは一人の力の限界を知り、コーネリアに対抗しうる組織の力「黒の騎士団」の設立を決意する。

名セリフの意味

ルルーシュは、幼い頃に死んだことになっており、名を変え、死んだように生きていた。ブリタニアと戦いたくても、その力も策もない。そこでC.C.と出会い、「ギアス」という能力を手に入れたことで、ルルーシュは生きる力を手に入れたのです。
自分の本心に嘘をついて生きていくこと、何もできず、何もせずにただ生きていることは、緩やかに死んでいくことと同じ。それがこの名セリフの意味ですが、果たして自分は「生きている」のでしょうか?
この言葉の通りに言うのであれば、本心に嘘をついて生きていないか。生きる理由を持たず、ただ生きてはいないか。そんな生き方は、生きているとは言わないということです。

自分の本心に偽らずに生きよう

きっと、みんな一生懸命必死に生きていると思います。家族など大切な人がいて、その人の為にも働いて、生きていると思います。悩み苦しみ、傷付きながら生きていると思いますが、今あなたの人生は、自信を持って生きていると言えるでしょうか?自分の本心に嘘をついていないか。自分の本心とは一体なんなのか。そんなことを、自分に問いかける機会になるかもしれませんね。

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