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SNSでの発信は「バズる」よりも「誠実さ」が大切

たまにですが、「バズりを狙っている」感の強いSNS投稿を見ることがあります。Twitterとかに多いですかね。で、多くの場合においては、もちろん簡単にはバズらない訳です。むしろ、狙ってる感が透けて見えて、あまりよろしくない感じになってしまいます。

そもそも、狙ってバズるのは難しいものだと思ってます。運とか、タイミングとかに左右されてしまう要素も多いですね。僕自身も、過去にTwitterで何度か少し拡散されたツイートがありましたが、「え... このツイートが?」という感じでした。


まあ、そういう感覚でいいと思うのです。あくまで狙いはにいかず、もし何かの加減で多く拡散されたらラッキー、という感じで。

あまりバズりを狙いにいき過ぎると、表現がどうしても先鋭化してしまうのですよね。文章の書き出しなんかも、よくあるパターンとして陳腐化していきます。「炎上覚悟で言います」とか、「これは割とマジです」とか。見た瞬間、すぐに飛ばしてしまいたくなりますよね。NGワードとしてブロックしている人もいるようです。


話題になろうと露骨に仕掛けにいくと、どうしても内容が薄っぺらくなりがちです。言い方や表現だけはセンセーショナルだけれども、実は大して中身がなかったり。かつ、無理して目立とうと思うから、ものすごく偏った意見になりがちです。バランスが悪く、信憑性に欠けるのです。

あと、もし万が一バズったとしても、フォロワー数は思ったよりも増えないという事実があります。バズった要素がプロフィールと関係ない内容だったらなおさらです。ものすごく拡散された割には、ピクリともフォロワーが増えない、なんてこともあります。

「バズるのはたまたま」と、見ている人もわかっているからです。何かの拍子にたまたまバズった人を、フォローしてみようという動機もありません。正直、次はそんなに期待していないということです。

▶拡散を狙うよりも、信頼を積み重ねること


SNSで大事なのは、バズることではないと思います。バズりは一過性のもので、刺激はありますが、自分の長期的なブランドにはあまり寄与しません。

また、急にアクセスが増えると好ましくないリプライなども付くので、そういう人たちとの対応でミスをしてしまい、自己ブランドを毀損することも少なくありません。実際、そういう例はたくさんあります。

また、そういった対応のため、自分の精神を疲弊させてしまうこともあります。それでSNSが嫌になってしまったとしたら、元も子もありませんよね。


大事なのは、「自分らしい、地に足のついた」投稿を続けることだと思っています。

投稿は、人間性の現れそのものです。自分の発した一言一言が、自分に対するイメージや信頼を作っていきます。バズろう、バズろうとしていう人は見ていて分かってしまいます。それは、信頼性の構築とは逆に働いてしまうでしょう。長い目で見ると、ものすごく損だと思います。

自分らしい、バランスの取れた投稿を続けることが、もっとも確実に長期的なつながりや信頼を増やすことに寄与します。それこそが、理想のSNS運用だと思っています。

何事も、地に足つけて、地道にやっていくことが大切ですよね。


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Voicyで、この内容についてさらに掘り下げました。よろしければぜひお聞きください!


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