この星が果てるまで

あなただけに見える幻覚です

この星が果てるまで

あなただけに見える幻覚です

最近の記事

2024.1.6

進むのが嫌で、何にも焦点を合わせないでいたらいつの間にか年が明けて6日も経っていました。 昔は、年が明けても普段と何も変わらないよと思っていましたが、惰性で生きているわたしなどには生活を仕切り直すとても良い機会に思えてきました。気持ちを新たにがんばるのです。去年は人間的に一歩進めた気がするので、今年はもっと進んでいきたいと思います。 他人との距離を詰めすぎない、自他の境界をしっかり持つ。今年はこれを意識してみようと思います。 今年もよろしくお願い致します。

    • 2023.11.26

      気がついたらお風呂場で動けなくなっていました。 趣味で爪にマニキュアを塗ったりするけれど、2、3日もしたら禿げてしまうとか。食べたくないのに食事の時間にはご飯を作って、なんとなくで食べていることとか、それをたまに吐いてしまうこととか。 ネットやテレビで人がたくさん死んでいて、それら全ての死を自分のことに置き換えてしまいます。死にたい人になんて声をかけたらいいのか、そもそも声をかけていいのか、あれこれ考えてなにもできないでいます。 そんなことばかりの毎日で、いままでずっと

      • 2023.10 雑記

        歯医者の話 音が怖いとか、何をされているのかわからないから怖いとか、単純に痛いから嫌いとか、老若男女問わず嫌われがちな歯医者ですが、わたしは好き。眠ってしまうこともあるくらい好きです。ただ口を開けているだけで、他になにもしなくていい時間だから。全部おまかせで、それで良い時間だから。 愛で世界は救えない。 いくら愛があっても、体力は減るし一日が50時間になったりはしない。ただ、無理してることを認識できなくなるだけで、体はそのうち限界がくる。それは当然のことだし仕方ないんだけど

        • 2023.10.7

          久しぶりに悪夢以外の夢をみました。 死んだ人が、日常にまぎれている夢です。生きてんじゃん!という気持ちと何故か不安で仕方がない不思議な感覚でした。なにか忘れているような。ずっと苦しめられていた(おそらくお互いに)相手だったので、こうして夢に見ることもきちんと憎まなければいけないのかもしれません。もう消えてよ。 今週は忙しく、また今後やらなければならないことがたくさん発覚した日々でした。過去の自分が鬱を言い訳に怠けてきたせいなのですが。ずっと鬱状態なので、鬱の時のツケが鬱の時

          2023.9.24

          今日のまぶたの裏。青い光がキラキラと走っていました。水族館にある一番大きな水槽のなかの、鰯の群れのようでした。 離人が悪化している。 人に物を渡す手も、ページをめくる指も、ブラシで撫でる瞼も、つるつると滑って実感がありませんでした。以前にしたことがあるから、体が覚えていたからしているだけ。わたしの意志などありませんでした。刃物で爪の先が削れてしまっても、それをヤスリで整えても、夢か、誰かの想像の中の出来事でした。 冬の冷たい空気が好きなのは、いつも怠けてばかりいる自分が、

          2023.9.4

          こういう時笑っていいんだっけ、とか。今のは「お前が嫌いです」という意味を含んでいるんじゃないか、とか。普通の人はこんな捻くれた捉え方しないんだろうなと思っています。思ってはいるけど、無理です。 心療内科に行かなくてはいけないけど、なかなか行けずにいます。もう三年くらい。主に睡眠導入剤をもらいに行っていて、もう飲まなくても眠れる日がほとんどだから最低限困らない生活はおくれています。 でもやっぱり精神的にはあまりよくなくて、よくないという感覚もあんまりわからなくて、もしかした

          2023.8.14〜雑記

          同じだからわかる 自分を理解されたくないし、わたしも他人を理解できるなどと思っていないので、わからないけどわたしにしてほしいことがあれば言ってください。くらいの気持ちでいたい。 卑屈にならないで、と言われても全てわたしが悪いので仕方がない。 そうしてだんだんご飯が食べられなくなって、飲み物ばかり飲んでいたら、いつかクラゲになるかもしれない。 ひとつ溢したらあとに続いて全て流れ出てしまいました。 「好きな色は黄色です」 生きていても嫌なことばかりだけど、そうして生き

          2023.7.22

          全てが悪意を孕んでいる気がしてならない。小さなガラスの破片が、皮膚を破り血管を通り、ついに心臓へたどり着こうとしている。ドクターXでそんな話ありましたよね。 こんなにつらくて苦しくて死にたくて、おかしくなりそうなのに、わたしより他の人たちの方がもっとつらいのって異常じゃないですか? 風に揺れる窓が、木が、流れる雲が、目が回りそう。気温のせいか常に体は熱を帯びていて、乾いたアスファルトのように無機質だ。 ただひたすら、谷山浩子の「冷たい水の中をきみと歩いていく」を聴いてい

          2023.6

          ずっと頭の中を整理できずにいました。たくさんある引き出しに「薔薇」「雲」「水槽」と短いメモだけ入れているような。そんな毎日でした。 もう終わってから10日ほど経ってしまった6月は、カレンダーをめくるのも億劫です。同じ日は1日も無いはずなのに、24時間まるきり同じ1日でした。 だんだんと「辛い」「苦しい」「自殺」というメモが増えてきて、風船が揺れるのを見るだけでも辛いのです。あと少し、何かが流れてきたら堰を切って溢れてしまう。ずっと、ずっと。全てに小さな意味がある中で、わた

          2023.4.10

          大好きなフォロワーと国立新美術館で行われている「ルーブル美術館展」へ行ってきた。突然誘ったのに会ってくれてありがとう。 久しぶりに自分の為に外出をしたと思う。電車に乗って友達と美術館へ行く、ということが既に楽しかった。いつも狭い世界で生きているので、すれ違う他人や友達への態度、関わり方を忘れてしまっていた気もする。わたしは外の世界でどんな立ち位置にいるのか、忘れてしまっていた気がする。 展示は本当に素晴らしくて、何が素晴らしかったのかと聞かれると答えられないけれど、言葉に

          2023.4.13

          夢と現実が曖昧なのはリアル過ぎる夢を見ているからなのか、夢を見ている時間が多すぎるからなのか。全てが水槽に漂う剥き出しの脳が見ている夢なのかもしれないよ。 最近色々な変化があって疲れてしまった。泥を掻き分けるような重たい日々で、さらに探し物をしているような。同じところを繰り返し探しては、見つからないことに少し安堵して。わかってしまうことが怖い。意図的に避けて、もう慣れた場所をぐるぐるとしている。 考えることが面倒で短絡的な行動ばかり取ってしまう。よくないこともわかっている

          2023.4.4

          怖い夢をみた。 小学生の頃の友人がたくさんでてきた。友達と押し入れに入れられて、30秒数えて外に出るというゲームをさせられた。 細く漏れる光のおかげであまり怖くはなかったけど、15秒あたりからわたしを首筋をなぞる指に気がついた。頬を撫で、耳の縁を優しく愛撫するその指の感覚を今でも思い出せる。 わたしが怖がらないように、目の前にいる友達が手を伸ばして触っているのだろうと思っていた。30秒数え終えて襖が少しづつ開いていく。まだ指はわたしの耳にとまっている。友達の手は、祈るよ

          2023.4.1

          バスソルトを貰ったり、アロマキャンドルを貰ったり、香り物が増えてきた。 香りで体温が甦るというのは本当だと思う。適当に選んだルームフレグランスが、もう何年も会っていない人の香水と同じで吐き気がした。皮膚の下から何かが突き破ってくるような、そんな不快感。香りというものは記憶に深く結びついているんだな、と改めて感じた。 頭が回らないというか、回すのが面倒というか。あまり考えずに生きている気がする。見ようとしても靄がかかっていて見えないのと、無意識のうちに見ないように避けている

          2023.3.24

          今日は、忘れることと捨てることについて考えていた。わたしはどちらも(意識して行うのが)とても苦手だ。全て持っていたい。今までに掴んできたものを一つも手放したくない。 でもそれは辛いし、そもそも不可能だ。もう既に数え切れないほど忘れて、捨てて、それに気づかないで生きている。都合良く書き換えていることもたくさんあるだろう。 それなら、いま大切に(あるいは仕方なく)抱えているものは死ぬまでにいくつ残っているだろう。わたしが本当に大切にしたいものはなんだろう。なにかを忘れている気

          2023.3.19

          目の焦点が合わず、勘で生活をしています。見る気も聞く気もないのでボーッとしています。 スーパーで仏花を両手に持った黒髪の女性にずっと見られていました。花は下に向けて持つことが多いですが、彼女は上に向けて持っていたのでとても目立っていました。口を少し開いてボーッとしていて、幻覚のようでした。これがわたしの脳が見せた幻なら、良い壊れ方だなと思いました。 料理中に慌てていて爪の先が剥がれてしまいました。もしわたしが風神龍かなにかだったら、この爪のカケラにも価値があるのにな。

          2023.3.15

          二度寝して、夢を見ました。 薄暗い午後だったと思います。ビルの入り口に、たまに水が流れていることがありますよね。魚がいるでもなく、ただ水が張ってある足湯みたいな。あそこにメダカを放ちました。何か目的があったようですが、メダカが泳ぐのを眺めているうちに忘れてしまい、なぜか焦燥感だけ残っていました。水が溢れどんどんメダカが流れていくのに気がつきました。網を手にしますがもう遅いようで、つるつると流れていくメダカを眺めることしかできませんでした。 起きてからもしばらく指先が水の中に