どん底人生

はじめまして。私は30代半ばで人生に絶望した男です。私は過ちを犯し、この世から逃げよう…

どん底人生

はじめまして。私は30代半ばで人生に絶望した男です。私は過ちを犯し、この世から逃げようとしました。でも今は何とか生きています。私の経験が誰かの役に立てばと思い、noteをはじめました。

最近の記事

怒りや不安から解放される方法

はじめに いつも愚痴ばかりなので、たまには有益な情報を発信しようと思う。 そして、初のnote有料記事への挑戦である。 とはいえ、ほとんどが無料で読めるので気軽に読んでもらいたい。 有料記事は100円に設定したので、興味がある人は自販機でジュースを買うような感覚で読んでもらえたら嬉しく思う。 伝えたいスキル 私は自覚できるくらい短気な性格だ。 そして、ネガティブ思考の持ち主でもある。 そんな私が認知行動療法を受け、身に付けたスキルを皆さんに伝えたい。 伝えたいスキルという

有料
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    • 人に頼れないのはなぜか

      私は人に何かを頼るのが苦手だ。 小さい時は何でも親に頼ったはずなのに、いつの間にか親にも頼らなくなっていた。 いつからそうなった?と自問自答してみる。 おそらく、私が中学生くらいの時には親にも周りにも頼らなくなっていたと思う。 なぜ人に頼らなくなったのか? 明確な原因はわからなかった。 最近、久しぶりに母と二人で過ごした時間があった。 その時に子どもの頃の嫌な感覚を思い出した。 私の母は、とにかくため息をつく人間だった。 しかも「はぁー」と声に出すくらい大きいため息をつくの

      • 調子を整える方法

        引きこもり生活 昨日は完全な引きこもりだった。 家から一歩も出ずに、カーテンすら開けなかった。 ソファーに横になってテレビを点けていたが、テレビを点けているだけで内容は見ていない。 そして、目的もなくスマホをいじっていた。 しっかり寝たはずなのに日中は眠くて仕方なかった。 いつの間にか数時間寝てしまっていた。 何もやる気が出なかった。 何もできなかった。 近所の人たちが朝早くから家の前の雪かきをしている音が聞こえた。 でも周りの目が気になって外に出られない。 昼頃にこっそ

        • ADHDかもしれない話

          私は幼少期から何かとやらかすタイプで、衝動的に行動してしまうことが多かった。 例えば、相手が傷付くとわかっている言葉でも「相手がどんな反応するのかな?試しに言ってみよう。」みたいな感覚で発してしまうことがあったり、後で大変なことになるとわかっていても、怒りに任せて行動してしまったりすることが多々あった。 もちろん、それで何度も痛い目をみているのだが、行動する前のワクワク感みたいな衝動が抑えられないのである。 そのことをメンタルクリニックの主治医に伝えたところ「実は初診時

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          美輪明宏さんってすごい

          「私はストレス製造機だった」 最近、そう思うことが多々ある。 自分が感じていたストレスのほとんどは自分で作り出したものだ。 中には本当に理不尽なこともあった。 でも、大抵のものは自分の捉え方次第で変わるものばかりだった。 もうすぐ離婚する予定の私のダメな例を挙げよう。 私はいつも「ダメな夫の特徴」みたいな記事をネット上で読み漁っていた。 そしてメモを取り「自分はこうならないぞ!」と意気込んだ。 むしろそうやって、自信のない自分を守っていたのかもしれない。 私はネットで知

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          自分軸で生きたい

          最近、病院で認知行動療法を受けている。 そこで初めて知ったのだが、どうやら私の考え方は他人軸がベースとなっていたようだ。 他人軸とは字のとおり、他人を軸にした考え方のことである。つまり「自分がどうしたいか」を優先するのではなく「他人にどう思われるか」など、他人からの評価を中心に物事を考えてしまうのである。 私は『他人からの評価という見えない指標』に怯えていた。そして家庭でも仕事でも頼まれてもいないことまで率先して動いた。常に無理をしていた。自分のことや自分の考えは後回しにし

          自分軸で生きたい

          寒い日は危険という話

          最近、急に寒くなった。 寒いと孤独感が2倍くらい増す気がする。 なぜだろう。 そうすると、自分の中の「死にたい度数」みたいなものが跳ね上がる。 死にたいメーターとでも名付けようか。 最近の私は死にたいメーターが上下に激しく動いている。死にたいメーターが上がると、悪い自分が出てくる。 アニメなどでよく出てくる、天使の自分と悪魔の自分のようなものだ。 悪い自分は私に、 いつまで生きてるんだ 一族の恥晒し 社会のゴミ 無価値な人間 早くいなくなれ などと語りかけてく

          寒い日は危険という話

          調子が悪い日

          私には定期的に調子が悪い日が訪れる。 今日もその日だ。 片頭痛がひどく、何もやる気が起きない。考えることはネガティブなことばかり。 気がついたら一日中、部屋から一歩も出ずにスマートフォンをいじっていた。何の生産性もない行動だとわかっているのにやめられない。頭ではわかっているのになぜだ。 現在、私は無職だ。この先、就職活動をしなければならないがこんな私を雇ってくれる企業があるのだろうか。何のスキルもない、前科持ちとなる予定の私を。 先日、裁判所から電話があった。「弁護士会に

          調子が悪い日

          ゲームオーバー後の世界

          私は幼い頃からテレビゲームが好きだった。 何度も何度もミスを繰り返し、ゲームオーバーとなった。 その度に悔しがり、何度もコンティニューして挑戦した。 テレビゲームの良いところは、ゲームオーバーをなかったことにできるところだ。 大抵のゲームは主人公が敵に倒されたとしても、それをなかったことにして挑戦できる。 つまり、やられる直前に戻って再挑戦ができるということ。 そして、主人公は一度も敵に敗北したことのない伝説の勇者となってエンディングを迎える。 完璧主義の私にとってこれだけ気

          ゲームオーバー後の世界

          言葉にしないと伝わらない

          自分の夫婦生活について考えてみると、圧倒的に会話が少なかったことに気が付いた。 でも妻が嫌いだったわけではない。 なんとなく言葉にしなくても考えが伝わっていると勘違いしていた。 よくよく考えると妻に限った話ではなかった。 自分は昔から誰に対してもそうだった。 親に対しても、友達に対しても、上司に対しても。 自分の考えを言うことはなんとなく恥ずかしい気がしていた。 考えを言語化するのも難しいと感じていた。 いや、面倒くさかったというのが正直なところだ。思考を言語化することを放

          言葉にしないと伝わらない

          呪いみたいなものを解く

          親に教えられたこと 子どもの頃に親によく言われた。 「男なんだから泣くな、弱音を吐くな」と。 小学生の頃、イジメっ子に叩かれたことがあった。 必死で親に助けを求めた。 でも「我慢しろ、甘えるな、男ならやり返せ」と簡単に片付けられた。 親は私に「勉強しろ」と何度も叱ってきた。 しぶしぶ勉強を始めるとわからない部分があったので親に聞いてみた。 親は「授業を聞いていないのか、なんでわからないんだ」とさらに私を叱った。 親は私の態度が気に入らないとすぐに怒鳴り声をあげ、殴る蹴る、

          呪いみたいなものを解く

          幸せについて考える

          自分は幸せだったのか?最近、自分が幸せだったのかよく考える。 普通に暮らせるくらいの給料をもらって、結婚して、家を買って、子どもが産まれてきてくれて。たまに友達とも遊んで。 普通はこれを幸せと呼ぶんだと思う。 確かに楽しかったことも多かった。 でも幸せだったのかはわからない。 何となく生きている内には考えたこともなかった。 幸せについて考えるなんて、変な宗教みたいだとバカにしてた。 だから幸せになんてなれるはずがなかった。 自分にとっての幸せとは何か?という優先順位もつけ

          幸せについて考える

          起訴された話

          検察庁からの呼び出し検察庁から呼び出しがあった。担当の検事さんは穏やかで優しい雰囲気の人だった。「なんでこんなことやっちゃったの?」と困った顔で言われた。 自分で言うのもおかしいが、私は真面目な性格だった。もちろん今まで犯罪に手を染めたことはない。職場での評価もそれなりに高かった。 警察の取調べでも「みんな君のこと良い人だって言ってたよ?なんで突然こんなことした?二重人格なの?それとも他にも色々やってたの?」とかなり疑われた。当然だと思う。とりあえず余罪がないことが証明で

          起訴された話

          妻との離婚協議

          警察に出頭した次の日、妻は子どもを連れて出て行った。その後、音信不通に。 約1か月後に弁護士から通知が届く。妻が婚姻関係を解消したいと。 ほんの少しだけ、やり直してもらえないかと思っていた。でも、そんなわけなかった。普通に考えたらそうだよな。 相手の弁護士に「妻と直接話し合いをさせてもらいたい」と懇願。やっと妻が折れて弁護士事務所で面会できた。妻の話を要約すると「何があっても離婚する。子どもにも今後会わせたくない。でも死なないで欲しい。」ということだ。 妻は決意を固めていて

          妻との離婚協議

          情けない話

          はじめまして私は最低な犯罪を犯してしまいました。毎日毎日、警察に逮捕されるのではないかと不安に思っていました。夜明け前に必ず目が覚めて、もうすぐ警察が自宅のインターホンを鳴らしに来るのではないかと心臓がバクバク鳴りました。就寝時には、「今日は逮捕されずに済んだ。でも明日は逮捕されるかも。」と考え憂鬱でした。「逮捕されたら実名報道?家や家族はどうなる?仕事はクビだな。次の仕事はどうする?」私は次第に眠れなくなりました。 自分がやってしまったことが恥ずかしくて、誰にも相談できま