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怒りや不安から解放される方法

はじめに

いつも愚痴ばかりなので、たまには有益な情報を発信しようと思う。
そして、初のnote有料記事への挑戦である。
とはいえ、ほとんどが無料で読めるので気軽に読んでもらいたい。
有料記事は100円に設定したので、興味がある人は自販機でジュースを買うような感覚で読んでもらえたら嬉しく思う。

伝えたいスキル


私は自覚できるくらい短気な性格だ。
そして、ネガティブ思考の持ち主でもある。
そんな私が認知行動療法を受け、身に付けたスキルを皆さんに伝えたい。

伝えたいスキルというのは、ずばり『怒りや不安から解放される方法』である。
私は腹立たしいことや理不尽なことがあると、その度に苛立っていた。
そして時には、人に対して攻撃的になることもあった。
自分でも「いつか治さなければならない悪い癖」だと認識していたが、一度腹が立ってしまうと怒りが抑えられなかった。

それと同様に、不安を感じるとずっとその感情に縛られ、悩み続けてしまうのであった。
そうすると、過去の記事でも書いたように何もできなくなってしまう。
負の感情に支配されて行動ができなくなり、さらに強い負の感情が生み出されるというループに陥ってしまっていた。

具体的な解決方法

そんな私だが、最近になって激しい怒りや不安を鎮める方法を発見した。
それは「物事を他人事のように捉えること」だ。

例えば、言っていることがコロコロ変わる気分屋の教師や上司などに理不尽に叱られたとしよう。
今までの私なら「この前と言っていることが違うじゃないか!」と激しく怒っていただろう。
しかも周りの人に陰口を叩き、その怒りを数日間も引きずっていたはずである。

しかし、スキルを身に付けた今は違う。
最初こそ腹が立つかもしれないが、少し時間が経てば「それだけ熱心に色々なことを教えようとしてくれているのかもしれない」「アウトプットが苦手な人なのかもしれない」と考えるようになった。
つまり、自分の視点だけでなく、相手の立場に立って物事を考える癖がついたということである。
この時に重要なのは、あくまで他人事のような感覚で物事を捉えることに専念することだ。
自分の視点で物事を考えてしまうと、怒りを抑えることは途端にできなくなってしまう。

不安に対しても同様である。
人は様々な不安を抱えており、それに対して悩んでしまう。
悩んで解決する問題なら良いが、大抵は悩んでも解決しないことが多い。
だからこそ何かに悩んだ時は、自分の悩みを他人事のように捉えることが有効である。
感覚的に言えば、親しい友人の悩みを聞いているような感じで自分の悩みを捉えてみる。
すると客観的に自分の置かれた立場について考えられるようになる。
そして悩んでも解決しない問題については「悩んでも仕方ないから切り替えよう」「まぁ、なんとかなるんじゃない?」という具合に、もうひとりの自分がアドバイスをしてくれるようになる。

自分を客観視する

「自分を客観視する、自分を俯瞰する」と言葉で表現することは簡単だが「はい、じゃあやってみて下さい」と言われると何をすれば良いのかわからなくなる。
しかし「自分のことを他人事のように捉える」ということは、自分を客観視できているということであると最近になって気が付いたのだった。

先ほど「もうひとりの自分」というワードを使ったが、このワードも重要だと思っている。
よく漫画などで主人公が「自分よ、本当にこれで良いのか?」という風に自分自身に語りかけるシーンを目にするが、まさにこれがもうひとりの自分との対話だ。
もうひとりの自分=ペルソナとでも言おうか。
自分を客観視できた時、冷静なペルソナが第三者のような視点で自分のことを分析する。
そして客観的なアドバイスを自分に送る。
大事なのはペルソナの客観的なアドバイスに「主観的な自分が納得できるか?」である。
つまり、ペルソナが主観的な自分を論破するようなものだ。
主観的な自分が納得できたのならば、怒りや不安は自然と消えているはずである。
それは、相手の立場に立って物事を考えたり、自分の立場を客観視するからこそできるのである。

ただし、この方法を有効的に使うには二つの注意点がある。

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