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マスクは着用者からの感染を減らすか?
マスクは自分への感染を防がないが人へうつすのは防ぐ、とまことしやかに言う人が多い。その根拠とされることを検証しよう。
東大がマスクのコロナ防御効果を実験で確認したというニュースが出回っている。臨床研究ではなく、あくまでもマネキンを使った実験での結果である。
結論から言って、この実験結果で感染が減るかどうかは全く証明できない。
その実験で言えることは、
「マスク着用者の咳に模された噴
マスク外したら感染拡大のウソ
世間では沖縄を中心に様々な感染症が激増し、それがマスクを外したせいであるかのような報道が繰り返されています。
それは完全にウソであり捏造です。
マスクを外したくない、日本だけコロナ禍を終わらせたくない、コロナバブルやコロナサボりやマスク美人を続けたい人が日本にはたくさんいるのです。
そういう人たちはコロナを続けるためにはこれまで同様どんなウソでもつくのです。
感染症激増はウソ
ま
マスクを外したら、やっぱり感染者も死者も減りました。
不肖私の予想が外れました。前回、3月12日に『第9波来てます。マスク自由化の前から』と書いたのですが、
3月13日の『マスクは個人の判断』化以降も日本の感染者数も死者数もほぼ下がり続けています。 正確に言えば、3月18日に感染者数は100万人あたり6.5人増加に転じ、
私が記事を書いた3月12日には死者数が100万人あたり0.04人(1億人あたり4人)増加に転じたのは事実です。(7日平均で
『子供と同居する大人の方が感染リスクが低い』BMJ論文
最近、テレビで森内浩幸先生(長崎大学小児科教授)が話題だそうだ。(私は最近テレビなんてとんと見ないが)
何を隠そう(隠してないけど)、私は長崎大学医学部卒である。(卒業以来、一切関係してない。私へのクレームを母校に入れないように)
私が学生の頃、森内先生は30代で教授となり、私もその教えを受けたはずである。(もう20年以上も前ね)
ただの不良学生・異端医師の私とはこれまで全く接点がなかっ
子どもにマスクを着けさせる教員および保護者へ
マスク着用によってマスク内の二酸化炭素濃度が上昇するということについては、以前の記事でお伝えしました。
そうは言っても、マスクを着け続けても不快感を感じない人が多いためか、マスクによる悪影響という論点は持ち上がらないことがほとんどです。
ですが、マスクを着用し続けることは身体にとって負担であり、特に呼吸器が未発達の子どもに関してはさらに負担がかかると思われます。
そこで今回の記事では、マスク
マスク差別との闘い方(役所編)
県が「まんぼう」に指定された際、村の教育課が村民会館で行われているズンバ教室の主催者に対し「参加者にマスクをさせなければ村民会館を使わせない」と言ってきました。
家族がそのズンバ教室に参加していたので、私は村の教育課長・担当者と面談を申し込み、以下の質問をし、回答をもらいました。
面談は録音しました。回答記入後、相手側はコピーを取り受領しました。(面談で私は当然素顔でした)
村側は、近
「マスク有効」をうたった研究の結果は、実は『マスク無効』だった〜バングラディシュRCTの実際
バングラディシュのRCTで初めて「マスク有効」と言ってるけど? これまでご紹介した通り、マスクの有効性を調べた質の高い臨床研究ではマスクの効果は尽く否定されてきました。
ところがイェール大学の研究グループがバングラディシュの600の村で行った「ランダム化試験」と名乗る試験で「有意差」が出たと発表、長らくプレプリントのままでしたが、12月2日にようやく『Science』に掲載されました。(『Sc