【衝撃的な本】"歴史"の名著がまた生まれた
この本は画期的な書籍だ。と僕は言いたい本でした。
これまで歴史というものを避けてきた理系大学生が本に興味を持ち、
歴史というものを学ぼうと思った時に、
「手に取ろう」と思えた一冊だったからです。
こういう主観的なのは、置いておきまして、、、
本書の魅力と読んだ感想、そして、この本がどういう価値なのかを全体を通してお伝えしたいと思います。
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目次
この本の魅力を歴史初心者が語る
この本には、歴史の話だけでないたくさんの魅力があります。それをちょっとここで語ってみようと思います。
著者が東大教授の「本読みの名手」
加藤陽子教授が書いた本が今回の書籍『歴史の本棚』。
加藤教授は、日本史現代史を専門としています。東大で博士号を取得し、山梨大学での助教やスタンフォード大学での訪問研究員などをしていました。現在は、東京大学文学部、東京大学大学院人文社会系研究科の教授をしています。
加藤教授は、「本読みの名手」とも名付けられており、山川出版社の教科書『詳説日本史』にも関わっています。(見たことがある人も多いでしょう)
そして何より、加藤教授の書評というのは非常に面白いことで有名です。評判がいい。そこで手に取って読んでみることにしたのです。
歴史を学んできたプロが選んだ「推し本」を教えてくれる
加藤さんは日本史を学んできた中で、様々な本を読んだり、書評を書いたり、さらには自分でも著書を書いています。そんな歴史のプロが、この本で選りすぐりの本を紹介してくれます。
もしかしたら、歴史の一部でも興味がある人は実際の書籍をとって読んでみると世界がさらに広がるかもしれませんね。
ちなみに僕は、この本を読んだ後に、中で紹介されていた『インビジブル』や『地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想録』を読んでみようと思っています。
プロが教えてくれるなら1冊くらいは読みたいところですね。
特にジョン・ル・カレが描く物語は、007的なきらびやかさなどがないが、徹底的な調査と、卓越した文章力によって、プロの情報部員が生きる薄暗いたそがれの世界を次々に描いていたようです。
気になります!気になります!
書評本、読みやすい、興味を持てる
この本は、本の紹介にくわえ、書評としてコメントがされています。
1冊に対する量は約3~6ページ。ものすごく短いです。
だから、興味のあるところから読んでみてもすぐに読み終わります。そして気になったらその本を調べてみればいいんです。僕は10冊ほど調べました。
そして何より、すごいなと思ったのは、加藤さん自身が題名をつけていること。
石川結貴 /『毒親介護』の紹介では、「子が加害者にならないための心得」というように題名を付けています。それが全てにあるわけなのですが、この題名のおかげで、どのように読むべきなのかを方向づけてくれます。
ただ読むだけでは、先が見えない、というような初心者には指針を見せてくれるものです。ありがたや〜〜
ということで、一回手に取ってみてください!
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