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【執行役員インタビュー】注目をあびるD2C事業のリアルと今後の展望

採用活動の中で「D2C」に興味をお持ちの学生さんによくお会いします。
みなさんにD2C事業の理解を深めていただくために、当社の執行役員である渡辺に、D2C事業のリアルをインタビューしました。

プロフィール
渡辺一喜
2007年に東京大学を卒業後、大手コンサルティング会社グループに入社。
ダイレクトマーケティング、データ分析、ITコンサルティング業務を経て、2013年に株式会社JIMOSへ入社。
DBM(データベースマーケティング)、事業戦略、IT等の部署を経験し
現在は、執行役員としてマキアレイベルとSINN PURETEのブランド運営を担っている。


ーまず、D2C事業とはどういうものなのか教えてください。

D2Cとは”Direct to Consumer”の略で
製造者がダイレクトに顧客と取引をするビジネスモデルです。
製造から販売まで一貫して自社で意思決定し、コントロールしています。

D2Cモデル

JIMOSは「one to only one」
~誰かではなく、たった一人のあなたのために~
という使命を掲げており、そのためにはお客様とダイレクトにつながることが不可欠です。

JIMOSが創業した26年前にはこのような業態は多くなく、もちろんそういう呼び方はまだありませんでした。
少し前まではユニクロやZARAに代表される
「SPA(Speciality Store Retailer of Private Label Apparel)」企業の派生として語られることが多かったですが、ここ数年、特にコロナ禍で様々な企業の参入が爆発的に進み、「D2C」という呼び方が定着してきています。

呼び方は変われど、JIMOSは創業当時から変わらずお客様とダイレクトにつながり、事業を展開し続けています。


ーD2C事業における、JIMOSの特色を教えてください。

D2C事業者にはECサイトだけ、もしくは
そこから店舗展開までという例も多いと思いますが、JIMOSでは創業当時から自前のコンタクトセンターを持ち、お客様とダイレクトに対話することを大事にしています。
注文や問い合わせの対応に留まらず、時にはお客様のインサイトに切り込むような質問を投げかけたり、その場限りではないCRM(Customer Relationship Management)設計の元、関係性を作っていきます。
もちろん今では欠かすことのできないECサイトやメール・SNS等あらゆるチャネルにおいても「one to only one」を体現しています。

濃い情報をリアルタイムで温度感もって得られるからこそ、顧客のインサイトに刺さる製品やサービスを開発し続けられるという強みにつながっていると自負しています。


ーD2C事業の利点とはなんでしょうか?

お客様とより強固な関係性構築ができること、
そこから競争力の高い製品やサービス開発につなげられることですね。

それ以外にも、製造から販売まで一貫して自社で完結しているため、一貫した世界観の構築が叶うことも挙げられます。
また、戦略の自由度が高い。
思い切った施策も自分たちで考え、スピーディーに実行に移せる。
もちろん、中間業者を挟まず収益性が高いことも
事業にとっては大きな魅力です。

ただ、もちろんいいことばかりではありません。
ECの普及、プラットホームの濫立により参入障壁が下がり、今や個人でもブランドを立ち上げD2C事業を展開する時代になりました。
もはや寡占(少数の企業が市場を支配していること)ではなく、群雄割拠状態。言うなれば、D2C戦国時代ですね。

消費者にとっても選択肢は増える一方で、
私たちは常に選ばれ続けるマーケティング戦略を立て、実行していくことを強いられています。
でも、難しい状況だからこそ学べることは確実に多いし、ビジネスとしてのおもしろさも感じています。

25年以上に渡ってお客様とダイレクトにビジネスを続けてきたJIMOSには確かなノウハウもありますしね。


ー今後の展望は?

これからも、お客様とダイレクトにつながりながら、イノベーションと呼べるような新しい製品・サービス提供を通じて人々の生活を豊かにしていきたい。
新しい市場を作り、牽引していく存在でありたいですね。

お客様に選んでいただくことは簡単ではありませんが、今は追い風を感じています。
D2C参入が無尽蔵に増え、中には残念なことに
お客様をないがしろにするようなグレーな企業もありましたが、
最近では規制も整ってそういう企業は淘汰されてきたように思います。

創業当時からお客様と対話を続け価値を提供し続けてきたJIMOSには、分があると感じています。

ー働く人にとって、D2C事業のよさは?

何より、若いころから圧倒的な経験量を積めるところですね。
製造から販売まですべての工程を自社でやるわけですから、仕事の種類も幅広い。
意思決定が早くPDCAサイクルも比較的短いので、
経験する中で得られるものは本当に多いです。

今の時代、何事も「タイパ」で効率よくやる、という風潮が強いですよね。
もちろん効率的にやることは大事、でも、
効率を求めるためにはまずは経験だと思います。
今はネットで何でも調べられて知っている気になることも多いですが、自分でやらない以上は経験ではない。

経験を積み、量をこなし続ければ
いずれ質に転換するタイミングが必ず来る。

そう思っているので、若く、バイタリティがある時期にとにかくたくさんの経験を積んでほしい。
経験の蓄積が、その後のビジネスパーソンとしての伸びしろにもつながってくると思います。

ー複数の会社を経験された中で感じる、
JIMOSの良さはどういう点でしょうか?

JIMOSでは若手であっても経営層と近いところで意思決定に関われるので、かなり濃い時間が過ごせると思います。
風通しがよく、年齢や性別、立場に関わらず
チャレンジしたい人がチャンスをつかみ取れる環境があるので、
主体的に市場価値を高めていきたい人にはうってつけの環境だと思います。

ー最後に、就活生のみなさんへメッセージをお願いします。

就活に限った話ではないですが、
色々インプットして考えて頭でっかちにならずに、まずは動いてみてください。
受け身ではなく自らの考えで動き、切り開いていける人が求められる人材だと思います。

最後はフィーリング、直観ですかね。
会社の人たちと実際に会ってみて、直観的に
フィーリングが合うかどうかをぜひ、見極めてください。

ー渡辺さん、ありがとうございました。


【最後に】
みなさん、いかがでしたか?
今回はD2Cというビジネスモデルについてインタビューしました。
若い頃から圧倒的な経験量×質で成長したい!新しいチャレンジをしたい!という方は、ぜひエントリーをお願いします。



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https://www.jimos.co.jp/recruit/newgraduate/

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https://twitter.com/JimosOfficial



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