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「仕事か、家族か...」 育休を取った男の決断

「“仕事”と“私”!」

「どっちが大事なのよ!!?」

...

こんなやり取りを
たまに耳にしますよね。

ドラマやアニメなどの
メディアで面白おかしく
表現されることも多いですが、

現実に起こることも
しばしば...

実際
こういったカップルは
一定数存在するもので

片方が
依存傾向にある性格であるということが
原因でしょう。

かく言う私も
依存しやすい性格で、
当事者の一人であることは
間違いありません。

気持ちはとても理解できます。

基本的に
自分に自信がなく、
相手がいて認めてもらうことで
自身の存在意義を確かめているところがあります。

それが相手には重荷で
迷惑をかけてしまうのです。

私の場合、
加害者になったこともありますし、
一方で
被害者になった経験もあります。

被害を受ける側としては
たまったもんじゃないというのが
正直な感想で

そんなの
比べるものじゃないし、
どちらも大事!

どちらに時間をかけるかは
時と場合による

これが答えでしょう。

それ以上でも以下でもありません。

往々にして
そういったカップルは
破局の運命をたどることになることが
ほとんどではないでしょうか?

私に関していえば、
自分が不安になれば
加害側になって

相手から
そうやって詰め寄られれば
面倒くさくなる

というような
わがまま極まりない
恋愛経験を重ねてきました。

今でこそ
そういった経験から成長し、
素晴らしいパートナーが出来たことで
ほとんどそいういうことはないのですが。

ただ、
今年は少し思い悩んだことがありました。

「育休」についてです。

結論から言えば

「1か月」

「育休を」

「もらいました!」

私たち夫婦のもとには
もうすぐ子どもが生まれます。

妊娠がわかってから
楽しみに思った反面

育休取得することを
悩みました。

職場の人手が不足していたからです。

育休を取りたい男性で
悩んだ経験のあるかたは
多いのではないでしょうか。

「育休をもらったら」

「仕事に影響がでないか」

「そのせいで人間関係が悪くならないか」

そう思うと
育休の申請をするのは
私にとっては
かなり勇気のいる行動でした。

一方で

「育休を取らなかったら」

「妻が疲弊し、夫婦関係にヒビが..」

「子どもの成長にも影響が..」

そんな不安もありました。

妻の場合は、
メンタル安定型なので、
冒頭にあるような

「仕事と私」

「どっちが大事なの!?」

みたいなことは
一切ありません。

まず一つに
それが良かったのでしょう。

基本的に人間は

「言われたら」

「逆のことを」

「したくなる」

という性質があります。

もし妻に詰め寄られていれば
私はいやいや育休をとることに
なっていたかもしれません。

でも妻は強要してくることは
全く持ってありませんでした。

だからこそ
私は

「育休を取りたい」

そう思ったのです。

そして私は
自分に問いかけました。

「仕事と」

「家族」

「どっちが」

「大事なんだ?」

きっと子育ては
予想もつかないほど
大変なのでしょう。

私たち夫婦は
あまり危機感を感じてませんが
世の中の大抵の家族が
そう言うので。

もしそれが本当なら

人目を気にして
「育休を取れるか」

なんてことよりも
もっと大きな壁が
待ち受けているのではないか。

そうだとしたら

たかが育休を取るかどうかで
足踏みして引き下がったとしたら
今後の人生

「いざというときに」

「家族のために踏ん張ることができない」

「夫・父親になってしまうでは」

そう思いました。

「仕事と」

「家族」

「どっちが大事か?」

今の私には
愚問です。

このことに
迷わず答えられるようになった私は
結果として
1か月の休みを申請することができました。

私の勤めているところは
過去に1週間ほど
育休をもらった人はいるそうですが、
1か月は初めてとのこと。

別に偉いことではないですが、
少し自分を誇らしく思えました。

でも本番はここからです!

もらったからには、
妻と子どもが安心して過ごせるように
がんばりたい!

育休を認めてくれた会社にも
今まで以上に貢献したい!

きっとそうします!

皆さんは

仕事と家族...

どちらが大事ですか?

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