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ダレだと思う? 本当にワルいヤツって?

またまた
ムスメちゃんの絵本から十二支のおはなしです
ひからいと です
最近ムスメちゃんの絵本づいてます^ ^



十二支の始まり
どうやって12の動物(?龍とか混じってるけど動物?)と順番を
決めたか
というおはなしです

または
猫って十二支に居ないけどなんで?

あるいは
猫とネズミって仲が悪いよね

と言うお話でもありますね



十二支のおはなし

神様が
1月1日 自分んちに早く来た順で
1年間その年の王様にするから
がんばってきてねーと動物たちに言った

猫は聞いてなくて
ネズミに「いついくの?」と聞くと
ネズミは「1月2日だよ」と嘘を言った

牛は歩くのが遅いので
前日(大晦日)からゆっくり歩いていく
ネズミはちゃっかり牛の背中に乗って移動した

1月1日
牛の背中からピョンっと降りて
牛を抜いて見事1着

ネズミが1番、牛が2番、虎が3番 以下・・・(子牛寅・・・)

となり1月2日に来た猫はランク外

騙された猫は怒って
ネズミを追っかけるようになった



この話を聞くと
ネズミってとんでもない策士ですね

・ライバル(猫)にニセの情報を流す
・ライバル(牛)の背中にスニーク(ソリッド・スネークもびっくり)



そんなずる賢いヤツ(ネズミ)が
12年周期の王様のトップって!
と思うヒトもいると思いますが


本当にそうでしょうか?



ひとつづつ分解してみよう^ ^



【猫の場合】
猫はそもそも
話を聞き漏らしてるという落ち度
がある

神様が大事な話をしてるときに
聞いていないヤツにワザワザ教えるなんて
お人好しは居ない

それが王様を決めるゲームならなおさら
ライバルは少ない方が良い

嘘を教える必要はなかったかもしれないけど
猫の落ち度「聞いてないよー」がなければ
起きなかった事件とも言える



【牛の場合】
牛はフライングをしている

まぁ「前日に出発禁止」と言うルールは
明示されてないからフライングになるかわからないけど
他の動物たちを出し抜いているのは間違いない

こっちも猫と一緒で
牛がフライングしなければ
ネズミは背中に乗って快適なタンデムは出来なかった


ネズミ
自分から何も仕掛けて無く
状況をうまく利用しただけ
むしろ賢い立ち回りをしているようにも見えます


なので

12年周期の1番目の王様となって
現代でも君臨している

と言うことではないだろうか?
(ずる賢いだけでは1番に置いときたくないよね)


最後に
リベンジで猫はネズミを追い回すオチは
勝ち過ぎた人はリベンジされる危険がある
という警告なのではないでしょうか?



なので
ぼくなりの十二支の教訓は

・大事なはなしはちゃんと聞こう
・周りをよくみないと利用されるよ
・ライバルでも適度に気配りしないと逆襲されるよ

です

まぁ至ってよく聞くはなしですね^ ^


でも
よく聞くはなしって事は
「よく忘れてしまうはなし」でもあります

1年に1度は思い出すような工夫として
十二支のはなしとしたんでしょうかね?


さて
アナタには誰が1番のワルに見えましたか?

ではまた^ ^




【あわせて読みたい】

ムスメちゃんと読む絵本 その1


ムスメちゃんと読む絵本 その2


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