凡人の自分はなぜ「幸せ」と言えるのか
こんにちは。記事を開いていただきありがとうございます。
こういう精神的なこと?はあまり書かないのですが、よく人に「幸せですか?と聞かれたら二つ返事で『幸せです』と言える」と言っていたり、実際に「あの人は小さなことでも幸せそう」とか言われたりするので、凡人の自分がなんでそう思えるのかまとめてみたいと思って書きます。
※あくまで独身男性の意見なので、女性だったり家庭を持ったりすると考え方が変わるかもしれません。
そもそも「幸せ」ってどういうこと?
まず幸せの定義についてです。
よく「幸せ」という言葉に対してあるイメージとして、たくさん笑っていたり、喜んでいたり、ジャンプしていたりと何か「ハイになる」みたいなイメージがあるのかなと思うのですが、自分がいう「幸せ」はそういう瞬間的ななものではなくて、上昇や下降はあまりないけどずっと低空飛行で続いていくような持続的なものです。
なぜ幸せかを一言で言うと
幸せと感じるハードルを下げているからです。
別に定量的な指標を持っている訳ではないですが、これを意識していると「これだけあれば充分」と感じることができます。いわゆる足るを知るってやつです。
幸せそうな人にありがちだけど、自分が持ち合わせていないこと
自己肯定感が高い訳ではない
最近よく聞く「自己肯定感」。
低すぎるのは良くないと思いますが、無理やり高くしようとしてできるのかでしょうか。個人の努力では限界があると思います。
自分の場合、誰かに対しての劣等感は常に持っていますが、だから不幸せとは思っていません。
ポジティブでもない
「自分なんて死ねばいい」のような、そういうネガティブな感情は持ち合わせていませんが、劣等感があるとも書いたように、どちらかというとネガティブだと思います。
社交的かと言われると微妙
一対一で人と話すことはできるのですが、集団になるとあまり話せなくなるなと最近感じています。
見知らぬ人にぐいぐいいけるタイプでもありません。
瞑想をしている訳ではない
幸せな人の習慣でよくあるのが瞑想ですが、これも数回やって断念しました。
今のところ必要だとは思っていません。
朝、瞑想のために10分早く起きるよりも10分長く寝ていたい。
朝型ではない
幸せな人は早起きなイメージがあります。
でも自分はどちらかと言うと夜型だと思います。
早起きができないわけではないのですが、仕事など他人から強いられないとできません。
運動もしていない
早起きと運動は幸せになるための大事な生活習慣みたいに言われますよね。
運動はしたほうが良いとは思います。
でも普通にサラリーマンをしているとなかなかできていないのが現状です。
そのうちしようとは思っていますが、今必要だとはそんなに思っていません。
日記もとっていない
これも挑戦したことはありますが続きませんでした。
しかし、後述しますが不定期に考えてることを書いたりするときはあります。
頭がいい訳でもお金持ちでもない
幸せがテーマなのにネガティブなことばかり書いているので、この辺で終わりにしますが、学歴も年収も普通です。
幸せ度を押し上げていそうな自分の特徴
究極的にはネガティブ
早速、ネガティブな発言です。
ですが、例えばカーネギーの本には「起こるべく最悪な状況を想像せよ」と書いてありましたし、般若心経の現代語訳でも「すべては無だ」みたいなことが書かれています。
究極のネガティブは、「それと比べたらましだ」とか「どうせ無だから気楽にやろう」みたいな心を軽くする作用があると思います。
個人的にはネガティブとはもはや別物な気もするのでここで書いたような捉え方のことを表す別の言葉があれば便利だなと思います。
でもネガティブを引きずらない
凡人なので人並みに落ち込むことはあります。
でも半日もすれば治るのですが、それは上のような究極のネガティブがあるからだと思います。
節約している意識はない
よく倹約家だとかそういうイメージを持たれるのですが、そんなことはありません。
華美な生活に魅力を感じないので結果的に出費が少ないという感じです。
ただの消費の延長線上に持続的な幸せはないと考えているからでしょうか。
どちらかというと「少ない方が幸せ」みたいなことを考えています。
少なくとも出費を減らすことを目的に節約するというのはあんまりありません。
デフレに貢献してしまっている。。
1人の時間を設けている
これは大切かもしれません。
読書や趣味などすることはなんでもいいと思いますが、自分の場合は公表することは少なくてもこうやって考えてることを書いたりすることは結構あります。
時間を気にせず書いて、ある程度書くと凡人なので思考する体力がなくなって脳がショートするのですが、なんかスッキリします。
思考の整理のようなしっかりした目的もないですし、いつ書くとかも決めていません。
また、そういった書く系のアクションは手書きが推奨されますが、自分の場合はパソコンの方が早いしログも残るので基本パソコンです。
やり方はなんでもよくて1人で没頭することが大切なのだと思います。
自分の気分を上げるためのコンテンツを知っている
やっと幸せな人っぽい特徴を書きます。
ここに関しては落ち込んだりする気分に薬を打つようなイメージで消費行為が役に立つと思います。(そもそも消費を全否定している訳ではないです)
大事なのは乱用しないことで、それが毎日の習慣みたいになってしまっては次第に効果が薄まってしまいます。
ちなみに自分はインド映画がこの役目を果たしてくれます。(インド映画が世界一面白いと思っています)
食べる量は少ないけど「いただきます」が好き
ちょっと意味がわからないかもしれませんが、食べる前に手を合わせて「いただきます」と言うのがなぜか好きです。
「食べ物に対して深い敬意を。。」みたいなことを考える訳でもないのですが、心なしか落ち着く、リセットされたような気分になる感覚があります。
座右の銘みたいなかしこまった言葉ではなく、こういった日常で何気なく言うフレーズの中に好きな言葉があると持続的な幸せに近づくかもしれません。
自分より不幸せな人がいることを知っている
世界を見渡すと自分より不幸せな境遇にいる人は必ずいます。
そういった人を蔑む訳ではなく、そういう人と比べて「自分はマシだな」と思うのは個人的にはアリだと思います。
完全に他人と比べずに生きるというのは、かなり難しいです。
未来への希望がある
これは結構、幸福度に対しての影響が大きいかつ見逃されていると思っています。
自分の幸福度を考える時に、基本的には現在の自分にフォーカスをすることが多いと思います。
ただ、私は現在の自分の状況というのは、幸福度にはあまり関係ないのではないかと考えているところもありまして、どちらかというと未来の自分が今よりも幸福になれるという希望を持っているかの方が大切だと思っています。
逆にいうと、未来への希望がない人は今がどれだけ恵まれているとしても素直に幸せとは思えないのではないかとも思うのです。
私は未来に対して圧倒的な希望があるわけではないですが、少なくとも悲観はしていませんし、なんとなく今よりいい感じになると思っています。
精神的な幸せに重きを置いている
既に似ていることを書いていますし、よく言われることでもありますが、やはりただの消費に走っても瞬間的な幸せしか待っていませんし、その状態に慣れるとさらに強い刺激がないと幸せを感じることができなくなります。
今の状態を変えていくことも大切ですか、今この状態をどう捉えるかのような精神的な幸せについて触れたり考えたりする機会はもっとあってもいいと思います。
「そういったことを考えても現実は変わらない」
というのは最もなのですが、「気の持ちよう」とも言うように、現実への捉え方が変わるだけで幸せかどうかは大きく変わるのです。
何か高額な商材を買う必要もないですし、一番手軽にできることでもあるのです。
「近頃の若い奴はこういったぬるいことをよく言う」
こんな声も聞こえそうですが、精神的な幸せに重きを置くことは堕落とは違います。
精神的な幸せと関連する心理的安全性と、仕事などへの基準をいかに高く保てるかは別問題です。
むしろ仕事への(非効率な)基準だけを高めて心理的安全性を低めた結果がブラック労働などの社会問題として世に表れています。
仕事の時間だけやり抜いて、それ以外の時間は思考停止して瞬間的な幸せに走る方が人生のトータルで見ると堕落な気さえします。
環境に恵まれている
色々書いてきましたが、結局は環境に影響を受けてしまうのが凡人です。
心理的安全性とも書きましたが、自分を肯定してくれる人がいかに周りにいるのかというのはとても大切だと思います。
自分が幸せだと思えるのも、こんな自分を受け入れてくれる周りの人がいるからに他なりません。
考え方を自分で変えることに限界を感じたら、環境を変えてしまうのもいいかもしれません。
逆に人と接するときは、自分も相手を取り巻く環境の一部であることを考える必要がありそうです。
最後に:「〜すべき」はないと思う
ここまで書いてきて、具体的に「絶対何をすべき!」みたいなことはほとんど書いていません。
それは人によって違うし、その人の置かれた状況によって絶えず変わっていくことだと思うからです。
大切なのは決められた事柄にこだわりすぎないということだと思います。
結局は変化を受け入れることが幸せへの近道なのかなと。
全ての事柄に対してポジティブに捉える必要はないと思いますが「そんなこともあるんだな、結局『無』だけど」くらいに捉えられる余裕を持てる人が一番幸せなのかなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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