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「”やってみないとわからない”ってことも、やってみないとわからなくない?」ーー学生インターン、本気の挫折

JBAには‟圧巻の人財”を目指してストイックに仕事に取り組むインターン生がたくさん存在します。JBAに興味があるけれど、ビジネスで達成したい目標は明確に定まっていない…。自分を変えたいけれど、どうしたらいいかわからない…。そんな方はぜひこの記事を読んでみてください。

今回取材したのはコンサルタントの長井駿希さん。彼がJBAで頑張り続ける理由とは?"なんとなく”JBAに入社した長井さんのストーリーをお届けします。(ライター:青山)

長井駿希 / コンサルタント
北海道出身。大阪大学基礎工学部卒業。事業コンサルタントとしてJBAに入社し、学生インターン生として働いている。出勤時はMOROHAの曲を聞いてテンションをあげている。

01 / 自信を持って挑んだ商談。伝えたいのに伝わらない…!?

ーー長井さん、大阪大学出身なんですね。優秀だ…。

いやいや(笑)。でも、僕も昔は自分のことを優秀な人間だと思っていました。テストはちょっと勉強しただけで学年1位とれちゃうし、受験もそこまで頑張らずに志望大学に合格できたし。ずっと習っていたそろばんでは、自分としてはめちゃくちゃ頑張ったっていう実感があまりないのに、大会で優勝できちゃうしで。こういう成功体験が重なっていく中で、”自分は優秀な人間なんだな”という間違った確信を深めていったんです。

なので、その成功体験は、あまり良いものではなかったなと思います。僕が積んだ成功体験はほとんど、先生に怒られるからそろばんの練習をする、友達が勉強しているから自分も勉強する、みたいな感じで動いた結果得られたもので、自分自身が“絶対にこの目標を達成したい”という意思をもって努力した結果得たものではなかった。だけどそんな成功体験を経て、自分に対する自信だけはどんどん大きくなっていきました。


ーーそもそもなぜ長井さんはJBAに入社しようと思ったんですか?

もともとコンサルタントに興味があったんです。それで、求人を探していたら偶然見つけて。友達もJBAに興味があるってことだったので、一緒に入社しました。


ーーどんな役職につきましたか?

事業コンサルタントという役職です。現在は、他企業の採用活動を支援する事業に携わっています。採用戦略の設計や企画書の作成がメインですね。

僕は学生という立場で採用支援事業に関わっているので、コンサルタントとしての視点だけではなく、学生ならではの視点を事業に取り入れることができるっていうのがすごく楽しいですね。実際に就活も経験しているので、その時の経験も活きている実感があります。


ーーJBAでも入社当初からコンサルタントとして大活躍されたんじゃないですか?

それが全然そうではないんです。JBAに入ってすぐの頃に担当した、とある企業の採用案件があって。企業に対して、採用サイト運営の仕方を提案させていただく仕事でした。‟どうせできるだろう”という自信があったので、「僕が提案を考えたいです。あと、商談も僕に喋らせてください。」って言っちゃったんです。このプロジェクトを通して成長したいとか、そういう気持ちがあったわけではなく、自分なら上手く出来ると思ったんです。JBAでは学生でも責任ある仕事を任せていただけるので、やってやるぞ!って気持ちで。

でも実際やってみたら、企画書作成も上手くいかないし、何より商談がまったく上手くいきませんでした。僕が伝えたいことが企業の方に何も伝わらなくて。企業の方の‟何言ってるかわからないな…”っていう顔、未だに覚えていますね。喋るのが苦手だなんて思ったことがなかったから、”まあいけるだろう”って思ってたんですよ。でもいざ実践の場に出たら、なにもできませんでした。最悪の気分でした。ただ、自分はもっと成長しなければいけない、という前向きな気持ちもあったので、折れることはありませんでした。


ーーなるほど。長井さんは現在もご自身のことを優秀だと思われていますか?

全く思っていないです。僕はずっと、地頭がいい=優秀だと思っていました。勉強が出来れば、優秀だと。だけどJBAでインターンを始めてから、その等式が必ずしも成り立つわけではないということに気が付きました。

仕事をする上では、最終的なアウトプットを最善のものにすることが重要なので、地頭の良さだけでなく、計画力や行動力なんかも必要になります。だけど僕は過去の成功体験から、地頭の良さだけで自信を持ってしまっていたので、それだけでは仕事が上手くいかなかったときに自信を喪失してしまいました。

勉強というフィールドの中ではそれで優秀だという評価をもらえたけれど、仕事というフィールドの中では自分一人で考えるだけでは結果が出せなかった。僕は優秀ではないです。


ーー挫折は乗り越えられましたか?

現在進行中のプロジェクトでは、挫折経験を糧に、当事者意識を持つことうを意識しながら携わることができているなと感じます。”自分がこの提案を成功させるんだ”という意識が常にあるので、自分自身じゃどうにもならないことは人に質問したり、頼ったりしようと思えるようになったし、成功させるために必要な情報や知識を見つけていく中で、プロジェクトの全体像が掴めるようになりました。でもまだまだです、まだまだ頑張らないといけないと思います。


02 / すべては成長のために

ーーそんな挫折を味わっても、JBAに入社して良かったと思いますか?

はい、思います。弱点を見つけて、JBAには互いが互いを指摘し合って高めていくカルチャーがあるので、僕自身の弱点を見つけて、指摘してくれる方々も多いです。

4歳年下の後輩から「思考の途中段階でのアウトプットを怖がらないで、もっといろんな人と話し合って意見をブラッシュアップしなよ。」みたいなフィードバックをもらったこともあります。年齢関係なくここまで率直に指摘をもらえる環境って稀有だと思うんですよね。悔しいけどその通りだし、指摘が嬉しくもあって。

僕自身、JBA入社前までは学歴至上主義的な価値観を持っていたけれど、年下とか、大学に行かずにJBAに入社した人が、自分よりも全然仕事が出来たりして。今までの自分の価値観がひっくり返される経験をして、すごくショックだったし、過去の自分の思い上がりが今となってはめちゃくちゃ恥ずかしいんですが、それもいい経験だったなと思います。特に明確な目標も持たずに入ったJBAでしたが、切磋琢磨しながら仕事が出来る環境がJBAにはあったので、入ってよかったなと思います。

まだまだ自分にはできないことがたくさんあって、仕事をしていても歯がゆい思いをすることや、ネガティブな感情になることもあるんですけど。少しずつでも成長していきたいと思います。


ーー成長するために心がけていることは何ですか?

‟一人で考える”ことをしないように、今も絶賛努力中です。経験も知識も、自分一人ですぐにまかなえるものではないので、他の社員の方に意見を聞いたりする時間をとるようにしています。あとはやっぱり、知識を増やすためにインプット量を増やしたり、経験を少しでも多く積めるように努力したりしています。


ーー仕事をする上で大事にしていることはありますか?

‟100%で応える”ことです。自分に対する期待に、信頼に、100%で応える。例えば、「企画考えてよ」って言われたら、その言葉の裏にある、「(お客様が満足できるぐらい良い)企画考えてよ」っていう隠れた要望まで察して、その要望に100%で応えられるように行動する。当たり前のことなんですけど難しいんですよね。

でもそれができないと、他人の自分に対する期待感はどんどん低くなっていくと思うんです。「こいつにはこのレベルの仕事はできないから、他の奴にまわそう。」とかそういうことが積み重なると、せっかく自分にとって成長できる機会があるのに逃してしまうかもしれない。それが嫌なので、常に”100%で応える”ということを意識しています。


03 / 目の前の人を助けて、美味しく酒を飲む!

ーー長井さんが考える、‟圧巻の人財”像を教えてください。

「絶対に達成したい!」と思える目標を設定することができて、それを達成させる実現力のある人間だと思います。

僕には、‟目の前の人を助けられる人間”になりたいという絶対に達成したい目標があります。誰かが何かに困っているなら、それに対して何かしらの行動をとって解決できる人間になりたい。そのためにはまず、できるだけ自分に能力や知識をつける必要がありますよね。そういう今自分にできる努力を毎日コツコツしていって、ゆくゆくは一人でも多くの人の役に立てる人財になれたらいいなと思っています。


ーー素晴らしいですね。

そんなことないです。さっきはまるで聖人みたいなことを言いましたが、結論、僕は自分が幸せになりたいだけなんです。ただ僕は、人を助けて自分が気持ちよくなりたいだけなので。助けを必要とする人を見過ごしたり、能力不足で助けられなかったりしたら後味悪いじゃないですか。僕はお酒を飲むことが大好きだけど、なんとなくもやもやした気分のままだったらお酒が美味しくなくなっちゃう。

自分が何かをやり切った、成果を残したという清々しい気持ちでお酒を飲みたいんです。最近はあんまりお酒が美味しくないので、頑張らないといけないですね(笑)。


ーー最後に‟JBAに興味があるけれど飛び込む勇気が出ない”、という方に向けてメッセージをお願いします。

僕はJBAという環境に飛び込んだことで、本当の「優秀さ」とは何か、ということに気付くことが出来ました。

そんな僕だからこそ言えるのは、「実際にやってみないとわからないことが必ずある」ということです。もしかしたら、‟やってみないとわからない”っていうことも、やってみないとわからないかもしれない。

だからこそ、飛び込んでみてください。飛び込む目的なんて、最初は”なんとなく”で良いと思います。‟なんとなく”このままではダメな気がする、”なんとなく”自分を変えたい、そんな方、お待ちしております。



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