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【吹奏楽部必見!】音大生が選ぶ、この曲聴いてみ! Part2

前回の記事はこちら!

音大生が現役吹奏楽部員たちに是非聞いてほしい曲を紹介する「この曲聴いてみて!」第2弾。
コンクールの曲だけじゃ吹奏楽の魅力は伝わりきらない。吹奏楽部必見のこの連載。
今回紹介する曲はこちら。

朝鮮民謡の主題による変奏曲

朝鮮半島の民謡「アリラン」の旋律を主題とした変奏曲。

アリランとは
朝鮮の代表的な民謡。由来に関しては諸説があるが,一説に,李太王7 (1870) 年頃大院君が景福宮復興のために全国から徴発した労働者たちが,故郷を思って「我離娘 (アリラン) 」と歌ったのが発端だという。地方によって歌詞と曲調に差異があり,「キンアリラン」「密陽アリラン」「珍道アリラン」などの種類がある。時代に対する反感や怨情を歌ったものが多く,旋律は哀調を帯びている。(出典:コトバンク)

作曲者であるジョン・バーンズ・チャンスはアメリカ陸軍軍楽隊のアレンジャーとして活動していた。
その関係で朝鮮戦争時に朝鮮半島を訪れ、耳にしたこの民謡をもとに作曲した1曲。

クラリネットのユニゾンから始まる美しい「アリラン」の主題を各楽器が受け継ぎ、吹奏楽ならではの音色の変化を感じながら、形を変えていく主題。
筆者の一押しポイントは第2変奏のオーボエソロ!
この旋律は、主題の反行型となっており、楽譜をひっくり返して見てみると、冒頭の「アリラン」のメロディになっている。

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