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我が家の生き物

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私の「猫との生き方」

私の「猫との生き方」

過日、何かの記事の見出しに「猫との生活の夢と現実」みたいなものを見かけました。小さい頃から猫を飼うことに憧れて、実際に飼えたらどんなだろう、あんな風かなこんな風かな、こんなこととかあったらいいな、なんていう夢は、ひとたび現実の猫を前にするとぶち壊される、というような主旨の記事だったと思います。猫は一緒に寝てなんかくれないし、膝に乗ってくれたりもしないし、何ならそっちこっちで吐いて困る、みたいなこと

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頭痛と認知症と見守り

頭痛と認知症と見守り

「○○と○○と○○」という単語の羅列が定型文的に使用されるようになったのは、1989年の映画「セックスと嘘とビデオテープ」からだとばかり思っていたのですが、映画に興味のない方からは1992年に発売されたJ-POP「部屋とYシャツと私」が先発だと思われているようです。このタイトルを入力し、不図気になったので今ググって初めて知りました。

という導入とは全くもって何の関係もない、字面少々物騒というか医

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そろそろちゃんとナメクジの話をしなければいけないと思う

そろそろちゃんとナメクジの話をしなければいけないと思う

タイトルでもお判りの通り、完全に閲覧注意です。ナメクジが嫌いな方は速攻でブラウザバックorアプリを閉じて下さいね。

ナメクジの研究をされている先生というのは、多くはありませんがいらっしゃらないこともありません。その中で、私が一番最初に知ったのは京都大学の宇高寛子先生でした。先日(といっても昨年11月とかの、COVID-19第三波前のお話ですが)上京されまして、朝日カルチャーセンターで「ナメクジの

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うちの加菜(かな) ※前半、上記写真にに関係する部分は無料

うちの加菜(かな) ※前半、上記写真にに関係する部分は無料

ここ2年声楽の発表会には出ていないので、少なくとも4年か5年前になるのですが、発表会の際に解散時、会場に飾ったお花をみんなで分け合った時に、貰って帰ってきた観葉植物っぽい葉っぱがありました。何気なくお花と一緒に花瓶に挿しておいたのですが、花は枯れてもその葉っぱだけはやたら元気に生き残り、葉っぱは若いのが出て来て増え、茎から根が出て水栽培の様相を呈してきたので、緑が加わっていく様から加える葉っぱで加

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またナメクジの話ですが宜しいでしょうか? ※追記

またナメクジの話ですが宜しいでしょうか? ※追記

需要があろうがなかろうが、断固書くんですけどね。
苦手な方はバックお願いしますね。

前回は、「卵ちゃんと孵るのかな?」と「うちの子達の寿命が一年ならそろそろ危ないかもな」という危惧を打ち消すように、希望に溢れた時期に投稿致しましたが、まぁ生き物を飼っていればそりゃあ色々はございます。

一番最初に我が家にナメっ子が到来したのは、大体1年前、2020年の7月1日でした。その後増やしては5、6人まと

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なめくじの生と死

なめくじの生と死

先週の土曜日、2022年2月5日に、一昨年2020年の梅雨から夏の間に連れてきて、産卵期を経、ずっと頑張ってくれていた第1世代の最後の一人が身罷りました。丁度、今年産まれた卵から、ちびちびミニミニが三人孵ったタイミングでした。
その週のカウンセリングで私はカウンセラーの先生と、自分は滅ぶんだけれど、子供に未来や夢を託す、後の世代に希望を託す、というような感性を仮に「譲り葉感性」と呼ぶとしたら、私は

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