見出し画像

またナメクジの話ですが宜しいでしょうか? ※追記

需要があろうがなかろうが、断固書くんですけどね。
苦手な方はバックお願いしますね。

前回は、「卵ちゃんと孵るのかな?」と「うちの子達の寿命が一年ならそろそろ危ないかもな」という危惧を打ち消すように、希望に溢れた時期に投稿致しましたが、まぁ生き物を飼っていればそりゃあ色々はございます。

一番最初に我が家にナメっ子が到来したのは、大体1年前、2020年の7月1日でした。その後増やしては5、6人まとめて死なせちゃったり、ごめんな、お前のせいじゃないんだが…と唯一のチャコウラを手放したりと色々あって21人でずーっと安定してました。
で、交尾も産卵もチャコウラよりは遅めの時期かな~位に無事してくれて(一々チャコウラ基準なのは度々お名前を出す京都大学の専門家である宇高先生が飼育観察なさっているのがチャコウラで、今日本で最も分布しているのがチャコウラだから。しかし何故かうちの近所の捕獲エリアではほぼフタスジナメクジしか出没しない)、いつ孵るのかな~わくわく、までが前回の投稿で語った分でした。

まずうちの子達が頑張って生んでくれた卵、結果から言うと全滅しました。初動を誤ったというのが大きいです。卵は大きめの桑の実、すっごい小さい葡萄、見たいな形状で生まれてきます。これをほぐして一個一個にするべきだったのですが、その知識が入ったのがかなり遅かったです。人数が人数でしたので、生まれた卵も大量でしたが、容器にペーパータオルを濡らして敷いて、後は生まれてきたのをちょいちょいスペースに入れていっただけの第一陣は、腐敗で全滅しました。
完全に駄目になりきる前に、「これもう自分一人の手には負えない」と、YouTubeでフタスジナメクジの卵から孵る瞬間を超高速カメラで捉えた映像をUPしておられた方に、「どんな環境でどんな風に孵りましたか?」とか、5ちゃんの当該スレで「どうしたらいい?」とか聞きまくりました。
しかしそれでも結構な数の第二陣も全滅し、これはもう腹を括ってご迷惑をお掛けするしかないと、宇高先生にお縋りしました。
まず事情をお話したところ、ナメクジの卵が孵らない大きな理由は四つ、

●温度が高すぎる
●水が多すぎる
●水が少なすぎる
●カビが付いた

なのだそうです。あとは、時期を多少なりと外れた産卵の場合一個二個ではなくちゃんと房状の卵であっても無受精卵であることが多いそうです。
で、うちの環境を写真で見て頂いたところ、水が多すぎますねと。
ただ、乾燥も大敵なので、容器のフタに穴を空ける必要はないです、というアドバイスを頂きました。温度に関しては宇高先生の体感では20℃を越えると厳しいそうで、室温の高すぎる我が家ではそれも致命的だったかも知れません。低温は割と耐えられるので、今思えばいっそ冷蔵庫(野菜室とか)に入れるもあったかもしれません。
結局残る卵も全滅したのですが、その頃の卵には無受精卵も多く含まれていたとは思いますし、見た目腐敗もなく、強いて言うならカビか乾燥だったのかなぁという、いずれにしても文字通り小さな身を絞って生んでくれた卵達は、みな孵る事なく儚くなってしまいました。
来シーズンこそは今回で学んだ事を生かしまくってせめて一匹でも孵って欲しいとリベンジを誓っております。
それにしても、ものがものだけに、飼育に特化した情報がほぼないも同然というのはこんなに大変なものなのですね。

そうこうしているうちに頃は5月。今年は梅雨が前倒しになったかという位5月の気圧変動が激しく、私自身の体調もぐだぐだで、本当に生きる最低限をこなすので精一杯な日がもの凄く多かった中、一番最初に身罷ったのは、一番小さくて、私が「ちび」と呼んでは贔屓していた子です。
ナメっこ達は綺麗好きなので、何かが腐ってたり黴びてたりする中で何日もは生きられません。ちびは他の大きい子達と食べるものを別にするために(大きくしようと栄養価の高いものをあげていた)、別の容器で二人住まいだったのですが、もう一人の子は無事でしたけど、ちびは気づいたら身罷っておりました。5/13(木)の事で、原因は正確には不明です。何を食べさせても躰の大きくならない子だったので、元々弱い個体だったのかも知れません。
見分けがつくのがちびと一番大きい子だけだったので、可愛がっていましたし悲しみ深かったです。
でもまぁ、家族同然の猫なんかに比べれば罪悪感や心の痛みも薄く、寿命も一年くらいと思っていましたし、あぁみんな去年の今頃連れてきた子だけに、そろそろなのかなぁと心の準備も始めました。
したところ、スポンジ住宅の中や上ではなく、敷いてあるペーパータオルにぽとんと落ちている子を発見したのが6/22(火)。可哀相な事にお掃除の周期の関係で気付くのが一日遅れたようで、既に溶け出して(腐敗が始まってた?)おりました。勿論全部じゃなかったので薬匙で掬ってペーパータオルに包み、ナメっ子墓場に埋葬致しました。凄く初期に「ナメクジはすぐ死ぬ」と知って、更に何人か死なせてしまった時、死んじゃった子はみんなここ!と植木鉢を一つ用意してあるので、ちびとかもみんなそこです。
更にザックリ一週間後の6/30(水)、カウンセリングから帰ってきたらまた一人身罷っていました。この子もナメっ子墓地へ。

ちびが死んだ時点では、特に新しい子を連れてこようっていう気はなかったんですよ。一年可愛がりましたし、そうなると「うちの子!」って気持ちが強くなるので、ここに新しい子を入れるのは違うよなって。
ただ、万が一我が家にいるフタスジナメクジの寿命がチャコウラ同様1年程度なのだとしたら、この二ヶ月位で全滅という最悪の事態も有り得る訳です。
どうしたもんかなぁ、それでも今の子達は今の子達として別物だしなぁ…と思っていた所、出逢いは突然に。とはいえ、半ばは計画的犯行でもありました、だって捕獲キット持って出てましたもん。
雨の日に、仕事でポストまで行かなきゃいけなくて、ポストと捕獲エリアは反対方向なんですけど、どうせ家出るならちょっと様子を見るくらい…と、軽い気持ちで捕獲キット(小さいタッパーとスプーンですけどね)をトートバッグに入れて、ポストからさくさく捕獲エリアに行くと、去年の私だったら連れ帰りそうな大きさの子よりも、明らかに「お前この間のシーズンの産卵で生まれたね?」というもうホントにホントに小さい子達がいて、その瞬間捕獲キットの中からスプーンがすちゃっと取り出されておりました。
結局6人ほど連れて帰ってきたのが7/1、去年初めての子をお迎えしたのと全く同じ日でございました。日付に関してはホントに気付いてなくて、今これを書くのにそれぞれいつだったかなと自分のtwitterとかのログを掘って初めて気がつきました。偶然ってあるもんですねぇ。
とはいえ、去年こんな小さい子たちいたっけ?というのもちょっと不思議ではあります。ただ単にそういう目で見てなかったから気がつかなかっただけなのかなぁ。
一年可愛がった子達の卵を、次世代に繋げられなかったので、せめて別の子たちですけど時期的には次世代にあたる子を、二世代目として可愛がろうという気持ちが決まりましたら、後は加速するのみです。
7/2(昨日)は酷いですねぇ。この日も雨で、ほくほくしながら捕獲エリアに向かい、早々に6人ばかり誘拐してきたと思ったら、午後また実家に呼ばれて行く用事が出来て、実家から捕獲エリアはほぼ10歩。流石に攫い尽くしたかその時は5人ほど大きさ的に丁度いい子がいたのですが、奇数になるのが嫌で、その中でも小さい子4人を連れ帰りました。一日で10人増やしてます、この馬鹿は。今はちっちゃいから良いですけど、育ったらお部屋どうするんですかね。
…とは思いつつ、朝目が醒めて雨が降ってたら、そりゃあもう外出準備するってもんです。捕獲キット連日大活躍。 今日は流石に「君はちと大きいな」位の子しかいなくなってはきていましたが、その中でも比較的「まぁ小さい」に入る子を5人と、正真正銘小指の爪の先位しかないような小さい子、計6人を連れ帰って参りました。

基本的に、新しく連れてきた子はまず一晩か二晩、別々のお部屋で過ごして貰います。排泄物が一周するまで、うちで食べたもので躰が満タンになるまで、です。
しかし既に7/1に連れてきた子は、大きくなったまではいいませんが、コロコロまるまるふっくらしてきました。特に小さい子には栄養価の高いものを上げることにしているので、多分そのせいです。
もう育ち切っちゃった子達には基本ニンジンなんですけど。そしてちびっこ達も別にニンジン嫌いなわけじゃないですけど、躰が小さいと何かと心配事が多いので、我が家は基本ちびっこは「大きくなれよ~」で育てております。
全員一緒に入れて大丈夫になったら、チビ達の中でもうんと小さい子とそうでない子はお部屋を分ける予定です。食べて欲しいものが変わりますからね。
とはいえ、明日も多分雨です。投票への行き帰りの際実家周辺を通ります。私のハンティング魂が炸裂しないとはとても言いきれないので、また増える…かもしれません。流石にあのサイズの小さい子が無限にいるわけでもないでしょうし、獲り尽くしても宜しくないですしね。今22人なので、キリが良いところだと30人?8人も見つかるかなぁ。まぁ数日に分けても良い訳ですけど…キリの良さってなんだ。馬鹿につける薬は何処だ。

育ったときの事を考えつつ、第一世代が身罷ったときの事も考えつつ、お部屋をどうシフトしていくのがいいか、ここはまるちゃんずに負担をかけないように考えたいところです。
ところで、第一世代はまるちゃんずですが、第二世代は名前変えようかな、と一瞬考えました。しかし小さいうちはどうせ「ちび」呼びでしょうし、大きくなったらそれはまるちゃんずでいいんじゃないかと思い直しました。

前回のナメクジの記事はいらすとやさんの画像を使わせて頂いたので、今回別の所にしようかなと思ったのですが、ナメクジの触覚(的な何か)がちゃんと正しく4つ描かれている事、模様が在来種のナメクジ(正式名称)=うちにいるフタスジナメクジ(俗称)っぽい、ということで、再び同じ画像を使わせて頂いております。変わり映えはしませんが、きゃわです。

※追記
本日都議選投票からの帰り道、朝活に励んでみたものの、丁度良い位のサイズの子は3人しかいなかったので、奇数を避けて二人連れ帰って参りました。既にいる子が22人で足して24人。12の倍数だからまぁキリが良いとも言えるので、この24人のお部屋分けの都合もありますし、この位までにしておこうと相成りました。



※マシュマロ始めてみました。コメントより気楽かなと思って。
匿名のメッセージを受け付けています!
https://marshmallow-qa.com/jacquelines_h?utm_medium=twitter&utm_source=promotion #マシュマロを投げ合おう

この記事が参加している募集

ペットとの暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?