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岩田琉花/女性のためのsoft官能
2022年2月21日 20:34
もう一つの現実…私の日常。早崎くんは毎日保健室へ来るようになり、たわいもない話や、ちょっとイタズラっぽい言い方をしたり、そんな彼がやっぱり眩しくて仕方なかった。 「あのさ」 「ん?」 「今度の学祭で歌をうたうから聞きに来て…」 「うん…いいよ」 「絶対な…約束」 小指を立てて向けて来たので小指を絡ませ約束を交わした…。 「指切りげんまん。嘘ついたら針千本飲~ます
2022年2月17日 15:44
あなたは…どうして私の心を掴んで離さないの?無邪気なフリ?本当は私よりも色んなこと知ってるんだよね?…悲しみも…喜びも…あなたを構成するものは何?あなたを見ていると…触れたくなる…初夏の運動場は不思議な場所。半袖の体操服の裾で汗を拭う時にチラッと見える腹筋。惜しげもなく胸を揺らしながら走る50メートル走。 男女の笑い声が交叉する。新緑の香りがする風を浴びながら運動場を見ていた。