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ビーチと大麻と歓楽街 | 海外ノマド in タイ・パタヤ



パタヤの朝はシャワーから


2023年11月某日。
朝5時のアラームと共に起床する。これから10日間タイはパタヤを拠点にノマド生活の始まる。

約4kmも続くパタヤビーチを一望できて、尚且つ1泊1000円で宿泊できるのはホステルならではの特権。カプセルホテルのような部屋はプライベート空間が保たれているため、快適。

agodaより参照(Nonze Hostel


共用のシャワールームで汗を流し、備え付けのドライヤーで髪を乾かす。日本から持参したユニクロのエアリズムに着替え、そのまま共有スペースへと向かう。窓側のデスクに、会社から貸し出されているMacBookProを置き仕事の準備を始める。

海外に来たからと言って、一日中観光三昧というわけではない。働く場所が日本でないというだけで、8時間労働することには変わりない。違う点を挙げるとすれば時差くらいなものだ。

日本だと10時から19時の間が労働時間だが、タイだと朝8時から17時までなので、日が落ちる前に自由時間を手にすることができる。実に喜ばしい。


パタヤの昼はビーチで散歩

昼時には外へ出て散歩を楽しむ。昼のパタヤビーチは夜に比べてとても静か。波の音に揺られながら海風を感じる。とてもさっきまで仕事をしていたとは思えないほど癒される。1、2km進むと店の前に200TBH(タイバーツ)でランチを食べられるレストランを発見した。

200TBHは日本円にして約800円。普通に高い。タイバーツは実際の価値より安く感じてしまうから厄介だ。ここは我慢してセブンイレブンの冷凍チキンライスを思考停止で購入した。

35TBH(約140円)にしてはかなり美味しい。さすがセブン。国を跨いでも冷凍食品のクオリティは下がっていない。

十分昼飯を堪能したら軽く昼寝。誰にも邪魔されないこの時間が大好きだ。
昼寝をしている時だけは全ての悩みから解放されてリラックスできる。

お気に入りの昼寝スペース

パタヤの夜は誘惑だらけ


夕方、街が賑わってきたのを頃合いに退勤ボタンを押し、日報をグループチャットに送信。貴重なMacBookをバックパックに仕舞い、南京錠で施錠。更にベッド横の柱とバックパックをワイヤー式の南京錠で固定し、盗難対策を済ませる。仕事道具が盗まれたら一発退場、楽しい旅と職場の信用を同時に失いかねない。それだけは避けたい。

身軽な状態でパタやビーチに繰り出す。昼の景色から一変、街中が賑わい始めている。ビーチ沿いを進んでいくと、ウォーキングストリートの入り口が見えてきた。

ウォーキングストリートは、タイのパタヤにある中心地で、バーやクラブ、ショップが軒を連ねるエリアだ。夜になると、街は華やかな光と音楽で溢れ、多くの観光客で賑わう。また、ゴーゴーバーに代表されるセクシーなエンターテイメントも多く、ストリートパフォーマーのショーも開催されている。


動画のスクショです。


ゴーゴーバーの前には若い女性の集団が立ち並んでおり、観光客の呼び込みを行っている。驚いたのは入場料が無料ということだ。席に着いて女性を隣に呼ぶと、マナーとしてお酒をご馳走することになるので、その分の料金は発生する。

ショーを眺めているだけでも十分楽しいので、女性を付けずに、1人で楽しむ分には派手な出費にはならずに済む。極貧旅なので、特に豪遊はせず、大人の社会科見学を楽しんだ。(世界は広い)

パタヤで売られている大麻(マリファナ)

セクシーな店以外にも目を引くものを発見した。大麻ショップだ。
日本ではありえない光景だが、露天で大麻が普通に売られているのだ。


2022年6月9日に大麻が合法化されて以来、タイの大麻産業は恐ろしい勢いで活性化した。当初はカナダやアメリカからのインポート(輸入)品が多く売られていると噂に聞いていたが、私が訪れた時は国内生産が多い印象だった。ディスペンサリー(大麻販売店)のショップ店員に聞くと、種子のみをインポートして、あとは国内で育てるのが主流になりつつあるという。

純粋なタイ品種の大麻はインポート品に比べて値段が落ちる。輸入品が1g600~900TBHなのに対して、国内産は1g300~500TBH。エフェクトに関しても大きな差があるという。

日本人観光客で購入していく人も大勢いるという。世界の流れに逆行して、大麻規制を強めている日本から逃げるように、大麻を吸うためにタイへ移住する人もいるそうだ。

パタヤ総括

ビーチと歓楽街のおかげで退屈はしない街という印象。ただし、潤沢な資金がない限りは遊ばないが吉。少々誘惑が多い気がするが、普通にノマドをするだけなら問題なく生活できる。


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