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【究極の浄化旅】心身を清めて癒す Day2

こちらは2日目の旅の記録です。
こちらからアクセスされた方は、もしよろしければ是非Day1からお楽しみください!

贅沢な朝食とラジウムコーヒー


昨日とは打って変わって良いお天気。朝ごはんも豪華でした!
甘鯛の豆乳鍋、 地鶏を使った肉料理、 ヘルシーなとろろがけ押し麦ご飯や野菜たっぷりのお味噌汁はお代わり自由!
これはありがたいですね。

湯葉も美味しい!


フロントにはモーニングコーヒー飲み放題の嬉しいサービスまで。
しかも「温泉仕立て ラジウムコーヒー」の文字が。

ここでしか味わえない貴重なコーヒー

朝風呂に加えて温泉の成分を体の外からも中からもチャージできました。
この後に挑む登山参拝で絶好のパフォーマンスが発揮できそうです。
素敵なおもてなしの数々…「清流荘」とても良いお宿でした。

日本一危険な国宝 投入堂への道


いよいよ今回の旅のメイン。
「日本一危険な国宝」のキャッチフレーズとして知られる「三徳山・投入堂」を目指す登山参拝にトライします!
投入堂はこの険しい三徳山の中にあり、三佛寺というお寺の一番山奥にある木造建築で 国宝にして日本遺産第一号の名所。

修行施設として約1300年前に建てられた木造建築と言われているものの、どのような方法で断崖絶壁にお堂を造ることが出来たのかは未だ謎のヴェールに包まれているという…

案内所では靴や服装など装備のチェックを受けます。
そして1人では入山できないという規則もあって、必ず2人以上のチームを組んでおかないといけません。
靴底の滑り止めはマスト!
前のグループはタウンユースのスニーカーだったからNG判定になってしまいました。
その場合はわら草履を買って履き替えるように指示を受けます。

素足剥き出しで逆に危なっかしい印象がありますが、わら草履が一番滑らず踏ん張りがきくようです。
そして参拝道となる山肌を傷めないという点でも推奨されているというのは勉強になりました。

入山料を支払うと厄除祈願・疫病退散のお札をいただけます。

絵的に強い効果がありそう(笑)


開山は朝8時から


入山時刻を書いたら、お守りとして『六根清浄(ろっこんしょうじょう)』の襷を身に着けるようにと手渡されます。


六根とは眼・耳・鼻・舌・身・意(心)を表し、これが鈍ると”煩悩”がめばえてしまうので、これからする厳しい修行で六根を浄化させようという考え方。
見栄や欲望、損得感情は修行中の邪念に繋がるので手放しましょうという教えですね。

入山早々に、いきなり木の根を伝うクライミングコース・その後すぐに過酷なくさり坂がお出迎え!

筋力・持久力・柔軟性が試されるガチ登山です!
グローブ(もしくは軍手)もマストアイテム。
撮影をするならスマホを耐衝撃&耐水ケースに入れ替えて首掛けにしておくのがオススメです。

こんなに晴れていたのが
突然どんより

山の天気は非常に変わりやすく、最初は晴れていたものの途中で小雨が一度降ってからはかなり滑りやすい状態に…。
若い女性が足を踏み外した拍子にiPhoneを岩場に落として割ってるのを目撃してしまいました…。

ほどなくして文殊堂・地蔵堂が見えてきます。


こちらも立ち寄る場合は土足厳禁なのでいったん登山靴は脱いでから上がること。(そういう意味でも藁ぞうりが楽かも)
まるで天に浮いているかのような絶景ビューを拝むことができました!


伝統的な修行のための霊山であることを重んじるため、観光地化させないためにあえて柵など安全に配慮したものは設置されていません。
だからここ開放感がもの凄いです。

さらに先へ進み観音堂の胎内くぐりを抜けたら間もなくゴール。

スタートから1時間ほどして投入堂に到着しました!

命がけとも言える険しい登山を乗り越えた達成感を味わいながら、まさに神業のごとく断崖に浮かぶように建つお堂を間近で眺めると感慨ひとしお。

1000年以上も壊れずこの状態が保たれているのは奇跡的ですね。
下山後は無事に修行を乗り越えられたことへの感謝を込めて本堂にてお参りしました。

開山すぐに登り始めたのでGW期間でも人は少なく緑あふれる自然の風景や鳥たちのBGMも素晴らしかったです。
1日ずらしてむしろ良かったと思えたぐらいでした。
旅神様のお導きに感謝したいと思います。

「投入堂 リモート参拝」動画のご紹介

険しい道のりの参拝登山はなかなか実際に行けない方も多くいらっしゃると思い、リモート参拝として御覧いただけるよう動画を制作しました。
神聖な浄化のパワーを画面越しに受け取っていただければ幸いです。

パンケーキが絶品!大江ノ郷自然牧場

旅の締めはご褒美スイーツ!
向かった先は鳥取県 八頭町にあるナチュラルリゾート「大江ノ郷自然牧場」

ここは緑豊かな八頭町の大自然で平飼いされた「天美卵(てんびらん)」を使った無添加のご馳走が楽しめます。
お目当ては名物のパンケーキ。
施設内で食べられる場所は「カフェ・ココガーデン」か「レストラン大江ノ郷テラス」の2か所。

レストラン大江ノ郷テラスでいただきました


もともとはカフェでしか食べられなかったらしいけど、好評につきレストランでも食べられるようになったんだとか。
当日席は満席で行列が出来ていたので休日に訪ねるなら予約がオススメです。
自慢のパンケーキは注文してから30~40分ほどかかるけれど待つ価値は大いにあり!

キターー---!!!!

分厚い二枚重ねのパンケーキの存在感でした!
流行りのふわふわ系ではなくしっかりキメ細やかな生地が詰まったドッシリ系。かなりの食べ応えです。
鳥取産の牛乳から作られた大山バターを使用し、有機カエデ樹液を煮詰めただけのシンプルなオーガニックメープルシロップ〔アレガニ メープルシロップ ダークロバスト テイスト〕はボトルごとテーブルに持ってきてくれるのでかけ放題という贅沢。

ナイフを入れたら
中からとろり~ん♪

オムライスももちろん天美卵100%。
こちらもライスは鳥取県産こしひかり、ソースには有機栽培のトマトを使用しているこだわりっぷりです。

雄大な景色を眺めながら自然の恵みを満喫して登山参拝で使ったスタミナもフルチャージ出来ました。

ショッピングエリアも充実しているのでお土産を買うにも便利そう。 オンラインショップで購入することも出来きます。

イチオシのお土産 深澤製菓

ちなみにお土産は昔ながらのポン菓子「おいり」や「ぽんせん」で有名な『深澤製菓』を道の駅『 清流茶屋 かわはら』で購入しました。
創業70年余の老舗製菓店で、昭和40年ごろから二代目のご主人がポン菓子を作り始め、今に至るとのこと。
鳥取県民のソウルフードとも呼ばれているらしいです。
懐かしの味をそのまま受け継いだものもあれば、今風にポップなパッケージにして色々なフレーバーを展開している商品までバリエーション豊富でした。
(写真撮っときゃ良かったですね…汗)
こちらもオンラインショップで購入可能です。

旅のまとめ

近場で1泊2日しただけとは思えないほど充実した旅が出来て大満足です!
特別な場所、長い自由時間、多額の投資…
グレードを上げようと思えばどこまでも追いかけられるんだろうけど、旅で大切なのは「何事も楽しめるマインド」なんですよね。

トラブルがあっても乗り越えられれば良い思い出だし、もし出来なかったことがあれば次回へのお楽しみが出来たと思えばいい。

そんな風に考えることが出来るようになったのは、登山参拝で身も心も少し鍛えられたからかもしれません。

帰りに車に乗り込む時にふとそんなことを考えていたら綺麗な虹が出てきました!

これはきっと旅神様からの『Yes!』のサイン、そう受け止めたいと思います。
今できることを導かれるままに精一杯、力強くしなやかに開拓していく感覚を楽しめた「究極の浄化旅」 でした。

noteでは初投稿の旅ログ、いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

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