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自分らしく生きるためのマガジン

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◆Webライター◆舞台女優◆女性支援員◆演劇コーチ◆HSS型HSP◆新米ママ…普通の人とはちょっと違った人生を送ってきたわたしが、自分らしく生きるための気付きをお届けします!
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#エッセイ

「覇気」を飛ばす快感

「覇気」を飛ばす快感

私は「舞台俳優からライターに転身した」ことを売りにしている。

現役時代は映像作品に出演したこともあったけれど、自身の経歴をかたくなに「舞台俳優」としているのは、舞台に立っていた自分に矜持を持ってるからだ。

今回は、舞台に立った者にしかわからない快感と、舞台役者だからこそなせる「業(わざ)」についてお話したいと思う。

✎✎✎

舞台俳優としての能力を説明するために、マンガ『ONE PIECE』

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応援してもらえる才能

応援してもらえる才能

仮免試験に合格してから、あんなに苦戦したのが嘘かのように(今のところ)順調に教習を進められている。

(しかし、こうやって調子に乗ると失敗するので、油断は禁物でいきたいと思う)

嬉しいのが、教官の先生方に「受かったんだね!よかったね!」「試験のときみてたよ!がんばったね!」「めっちゃ成長したね!」と声をかけてもらえることだ。

第一段階で何度も復習になってしまったのだが、そのたびに担当の教官がそ

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「私」をととのえる

「私」をととのえる

あいかわらず月経周期は乱れて翻弄されているものの、最近は体調がだいぶ整ってきた。

最近、なんだか憑き物がとれたような精神状態で過ごせている。きっと、現状を変えようと模索し続けた結果が、実を結んだのかもしれない。

●「自分を癒すこと」に投資しようと決めた

これまでの私は、自分のことは後回しにしていた。休む暇があるなら、家族や仕事のことを考えたかった。
特に、これから子どもを養っていくにあたり、

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「オトナ」になってから挑戦する、ということ。

「オトナ」になってから挑戦する、ということ。

昔、声楽の先生がこんなことを言っていた。

「若いとき、本番の日に子持ちの先輩が『子どものお弁当を作ってから現場入りした』なんて言ってるのを聞いて『本番の日にそんなことしてるなんて、信じられない!』と思ったわ。でもねぇ、自分が親になると、本番だろうがなんだろうが、洗濯や掃除をして、子どもを送り届けてから舞台に立つようになったのよねぇ」

この話を聞いたとき、私は19歳だった。若い頃の先生とまったく

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「あと1時間」がほしい

「あと1時間」がほしい

もしも誰かが(誰だ)、私の願いをひとつだけ叶えてくれるとしたら。

毎日「あと1時間」がほしい。寝かしつけのあと、ベッドから這い出さなくても、家族の寝静まる早朝に起きださなくても、自動的に、私のためだけに現れる「あと1時間」だ。

その時間を使って、やりたいことがある。

何も気にせず、予定を整理することだ。タスクがどんどん溜まっていくので、どこに分散させるのか、どの予定を優先するのか。

忙しく

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3年間、noteに書き続けてわかったこと

3年間、noteに書き続けてわかったこと

3月からほぼ毎日エッセイ『私に翼』を連載しているのだが、以前から自分の書いた記事をマガジンにふりわけていた。

そのなかで、最も多くの記事を収録しているのが、こちらのマガジンだ。タイトルはそのまま『自分らしく生きるためのマガジン』。

前回の『目指せ、自動車免許!』という記事で、こちらの収録数が100記事に到達した。最初の記事をさかのぼってみると、2021年9月からこちらのマガジンを運営しているら

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めざせ、自動車免許!

めざせ、自動車免許!

今日から6月。

半年前のお正月には、息子が熱性けいれんを起こし、初めての入院となったっけ。昨日のことのようで、時が経つ早さについていけないような。

さて、6月は私にとって特別な月だ。なぜなら22日は誕生日だから!昔から、誕生月にはなんだか無駄に気合いが入ってしまうのである。

そんな6月の目標のひとつは、自動車免許を取得すること。

去年から自動車教習所に通っていたのだが、息子の入院やコロナ感

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もしも車に乗れたなら

もしも車に乗れたなら

運転免許を取得できたら、絶対にやりたいことがある。

それは、海の見える街で仕事をすること。いわゆるワーケーションというやつだ。私の住む千葉県には、海がたくさんある。

波の音を聞きながら執筆できたら幸せだろうな。疲れたらふっと外に出て、潮風を感じたい。

そんな日が来ますように。
まあ、できるようになるかは、私次第なのだけれども。

(Day.24)

▼昨日の記事。ライターとしての「夢」を語ろ

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自分にいちばん似合う宝石

自分にいちばん似合う宝石

私の誕生日は6月だ。6月の誕生石はパール(真珠)らしい。だから、なんとなく自分にはパールが似合うのかな、なんて思っていた。

しかし、実際にパールを身につけてみると、なんとなくしっくりこない。似合わなくはない……のだけど、ベストではないのだ。

それに対し、妹はものすごくパールが似合う。彼女は胸元がふっくらしていて、でも手のひらが薄くて指が長い。

曲線を描くような、もちもちした彼女のボディーライ

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侮れない。「ぼーっとする」時間

侮れない。「ぼーっとする」時間

ここ2日ほど、とにかくぼーっとしている。やることはまああるし、やろうと思えばできるのだろうが、私は「やらない」方を選んだ。

特にこの1年はずっと気忙しくて、あれもしなきゃこれもしなきゃと息つく暇がなかった。できることはたくさん増えたけど、しんどいことも多くて、泣きそうになることもあった。

それも仕方ない。ここ1年でしたことといえば、息子の初社会参加、ワーママデビュー、家購入、たびたびの入院、自

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グラデーションな他者

グラデーションな他者

さまざまなバックグラウンドを持つ方々とお話しする機会が増えたからだろうか。人間ってほんとうに多彩なんだなぁと感じている。

属性とか性格とか、一見同じ色にみえる人たちでも、よく見てみると微妙に色が違う。当然だが、正義も倫理も、快・不快もみんな、異なるものだ。

若い頃は、こういったことになかなか気づけなかった。そのせいで自意識に苦しめられた。

きっと、細かな色の違いを見極める力がなかったんだろう

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緊張という壁

緊張という壁

私はいわゆる「緊張しい」である。多感な頃には、緊張のあまり過呼吸になってしまうことも珍しくないほどだった。

そんなものだから、未知なることに挑戦するときの「緊張」という壁がものすごく高い。そのために尻込みしてしまい、気づけばずいぶん時間が経ってしまった……なんてことも多々。

しかし、「緊張」の壁をいちど登ってしまったら、堰を切ったようにがんばりはじめるのが、私という人間である。

それならさっ

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ほんとうに望んでいること

ほんとうに望んでいること

新居に、幼なじみのY親子が泊りに来てくれた。Yとは中学校の頃からの仲で、おなじく関東住まいであり、1児の母同士であり、フリーランスとして頑張る同志でもある。

1歳と2歳の男の子を抱えながら、ワンオペ母同士、見事に連携して今日1日を乗り越えた。まさに激動の1日だったが、楽しかった!

そんな1日が終わりに近づいた頃、ふと、いまの自分が何にストレスを感じていて、何を望んでいるのか気づいた。

今の生

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「自分の性格には関係ない」から、考えていきたいんだ。

「自分の性格には関係ない」から、考えていきたいんだ。

今月も月経前周期がやってきて、思うようにいかない体と心に苦しんでいました。今回の症状は結構ひどくて、生活ができないレベルの苦しみだったな。

しかし、刻一刻と近づいてくるマンションの引き払い日。そして一刻も早く整えなければならない新生活。保育園の申請書類諸々。どんどん溜まっていく仕事。死ぬかと思った。

以前もエッセイに書いたのだが、月経前の体調不良は本当にキツい。個人差があるが、私の場合、ひどい

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