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やり遂げる達人『達成欲』の特徴と活かし方(ストレングスファインダー)

こんにちは!私は現在、ギャラップ認定のストレングスコーチとして、個人・法人向けにコーチング支援を行っています。

今回は、ストレングスファインダーの実行力に位置する資質、物事をやり遂げる達人「達成欲」の特徴と活かし方をご紹介します。

※ストレングスファインダーが初めての方はこちら。

達成欲の特徴

達成欲が上位資質にある方は、仕事を完了させたい、何かを成し遂げたい、という欲 求が行動の原動力になります。

並外れたスタミナで仕事に取り組み、終わらせるためであれば休みを返上してでも働く、いわゆるハードワーカー。

多忙で生産的であることを好み、常に多くの仕事をこなし成果を上げます。

新しい仕事、困難な仕事も気前よくどんどん引き受けます。そして熱心に取り組む姿勢と根気強い努力は、チームへエネルギーを与え、ペースメーカーとしてチームを引っ張ります。

中途半端が嫌いなので、多くの仕事を抱えていてもやりっぱなしにはせず、一つ一つコツコツとやり遂げ、次へ進み続けます。

時間を無駄にすることを嫌い、生産性を上げるために常に工夫している方が多いのもこの資質の特徴です。

因みに…私の周りの達成欲さんには、こんな傾向がありました。

・残業は苦じゃない、それよりも成果が出ない方がストレスになる
・仕事を頼むと必ずやり切ってくれる
・仕事へのプロ意識が強い
・やる気がないメンバーがいるとパフォーマンスが下がり気味になる
・自分の成果はアピールしない、もう既に次の目標を見ている

達成欲のバルコニーとベースメント

資質には、強みとして使い、プラスに作用している状態(バルコニー)と、弱みとして使い、マイナスに作用している状態(ベースメント)といった二面性があります。

《達成欲の強み使い(バルコニー)》
・並外れたスタミナで、多くの仕事を完了させることができる
・コツコツ勤勉に努力し、周りの人から「信頼おける人」と一目置かれる
・自分の生産性だけではなく、チーム全体の生産性を上げる

《達成欲の弱み使い(ベースメント)》
・休みなく働いた結果、疲れが溜まり体調を崩す
・成果を上げることに執着し、周りの人をおろそかにする
・自分と同じ仕事量・ペースを周りにも求める

資質が上手く使えておらず、薄暗いベースメントにいる場合には、意識して日の当たるバルコニーへ引き上げる必要があります。

「あっ、今達成欲がベースメントにいるな」と思ったら、場面に応じて次のことに注意してみてください。

  • 意識して休みを取る、仕事の合間に小まめに休憩を取る

  • チームメンバーとの人間関係に気を配る、1日1回メンバーと会話する

  • 自分のペースを押し付けない、相手に合ったペースで進める

達成欲の活かし方

達成欲の高い方は「自分のペースで働く自由」があると高いパフォーマンスを発揮します。

実は私自身、達成欲が1位ですが、仕事を任されるときは事細かに指示を出されるよりも、丸投げしてもらった方が俄然やる気がでます。

自分のペースややり方で進めた方が、断然やりやすいし楽しいと思えるからです。

また、完了したことや成し遂げたことを見える化したり、細かな目標設定をし達成感を得ることもモチベーションアップに効果的です。

一日のタスク、対応した顧客数、確認した書類の数、連絡した見込み客の数、受注した顧客数、到達した中間目標、こういった細かな目標を作り自己評価を繰り返すことが、達成感に繋がり次の仕事の活力となります。

目標と期限の設定はプライベートでも有効です。毎日のToDoリストにプライベートな項目も入れると、やる気スイッチが刺激されるので、是非お試しください。

少しレベルの高い目標チャレンジングなゴール設定も刺激に繋がりますので、尻込みせずにどんどん新しいことへチャレンジしてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
達成欲は

  • 物事を完了、完遂させる

  • 生産的に働き成果を上げる

  • コツコツ勤勉に働く

  • 周りへ熱心さと根気強い努力、信頼感を与える

といった素晴らしい資質です。

強みを活かし、楽しい毎日をお過ごしください。

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