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強みに基づいたコーチング『ストレングスファインダー』

自分の強みを活かして働きたい、そうお考えの方は多いと思います。

自分の強みを最大限発揮することは、仕事の生産性向上や働くモチベーションにも繋がります。

でも一方、自分の強みがよく分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?かくいう私も自分の強みが言語化できず苦しんだ苦い思い出があります…。

今回はそんな強み迷子の皆さまへ、あなたの隠れた才能を発見する「ストレングスファインダー」をご紹介します!

ストレングスファインダーとは

ストレングスファインダーとは、アメリカの調査会社ギャラップ社が提供する「才能診断ツール」

書籍「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の巻末に付属するアクセスコード、またはギャラップ公式サイトからアクセスコードを購入し、Webサイト上で全177問の質問に答えていくと、あなたの強みの元となる「才能」を診断結果から知ることができます。

書籍「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」

書籍のアクセスコードは資質の上位5つまでの結果を見ることができ、公式サイトで追加料金を支払うことで全34資質の結果を見ることができます。

公式サイトでは最初から全34資質が見れるアクセスコードをご購入いただくことが可能なので、個人的にはトータルコストもお安くすむクリフトンストレングス34のご購入をオススメしています。

ストレングスファインダーができるまで

ギャラップ社が40年以上もの歳月を費やし、成功者200万人に対して行ったインタビュー結果をもとに開発されました。

《ストレングスファインダーの開発過程》
1.200万人以上の成功者へインタビューを実施。
2.インタビュー結果から、成功の要因となった5,000個の才能を発見。
3.見つかった才能を34個の資質として分類。

特徴的なのは成功者へフォーカスしている点。失敗者の失敗要因ではなく、成功者の成功要因から紐解いているのが、個人的には面白いなと思いました。

2022年9月時点で全世界2,800万人以上が診断を受けており、個人の能力開発や組織の人材育成に活用されています。

才能を強みに育てるとは?

ストレングスファインダーで出てくる才能とは「無意識に繰り返し現れる、思考、感情、行動のパターン」のこと。

・人の感情を敏感に察知できる
・人前で喋ることが苦ではない
・よく一人で考え事や妄想をしている
・家でじっとしているよりは外に出かけたい

このように、自分では意識せずとも自然とでできていること、教えられなくと自然とできていることが、実はあなただけの特別な才能となります。

ただこの才能、放っておいても「強み」になりません。

強みとは「常に一貫してポジティブな結果をほぼ完璧に生み出す能力」

強みに磨き上げるには、知識やスキルを蓄え、時間をかけて訓練(=投資)する必要があります。

ストレングスファインダーの診断結果は、あくまで自分自身の才能が分かるというところに留まります。

結果を受けた上で、自分の理想や目標に対して、どう才能を磨き上げて強みとして活かしていくか?といった取り組みが必要です。

オススメする理由

様々な診断ツールがある中、私がストレングスファインダーをオススメしたい理由は「強みにフォーカスしている」という点です。

こんな結果、ご存知でしょうか?

《従業員が周囲に悪影響を与える確率》
・上司が従業員を無視する場合:40%
・上司がまず、従業員の弱みに着目する場合:22%
・上司がまず、従業員の強みに着目する場合: 1%

出典:トム・ラス著『さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう』
日本経済新聞出版

《生産性・生活の質に関する調査》
1,000人以上を対象とした調査で「自分の最も得意とすることを行う機会を毎日持っているか?」という質問に対し、「そう思わない」と答えた人のうち、仕事に対して意欲的で生産的な人はただのひとりもいなかった。それとは反対に、毎日強みに取り組む機会がある人は、ない人よりも6倍も意欲的かつ生産的に打ち込む傾向があり、「生活の質が高い」と述べる傾向は3倍以上にのぼる。

出典:トム・ラス著『さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう』
日本経済新聞出版

日本のマネジメントや人材育成で多いのが「人それぞれの強みはそのままにし、弱点の克服に努力する」というやり方。このやり方、一見正しいように見えますが、弱みに重点を置いた育成方法は、チームや個人のパフォーマンスに特段良い影響をもたらすことがない、という結果が出ています。

一方「人それぞれの強みを重視する」というやり方は、その人の仕事の質、生活の質が向上します。自分らしく働くためにも、強みにフォーカスするって大切なことなんですね!

注意点は、強みにフォーカスする=弱点はほっといてよいということではありません。目標へ向かう上で、弱点が妨げになっているようであれば、弱点は適切に管理することが必要になります。

ストレングスファインダーでは、こういった弱点の管理方法も示唆してくれます。

診断結果から分かること

診断結果から、あなたの強みの領域と34個の資質の順位が分かります。
※TOP5の診断を受けた方は、上位5つまでの資質となります。

強みの領域は、実行力、影響力、人間関係構築力、戦略的思考力の4つに分かれており、それぞれ自分がどの領域に強みがあるか?というのが結果から分かります。

4つの強みの領域

合わせて、その人の34個の資質の順位が分かります。この資質のうち、意識せずとも自然と活用できている資質(=上位の資質)にフォーカスし、目標達成に向けて上位資質をどう活かすかをコーチングを通して実践していきます。


クリフトレングス34の診断結果

ストレングスファインダーをオススメしたい人

「強みを知りたい」「強みを活かしたい」とお考えであれば、ストレングスファインダーをご活用いただくことをオススメします!

・自分の強みを知りたい方
・仕事やプライベートで自分の強みを活かしたい方
・今後のキャリアや転職でお悩みの方
・自己理解を深めたい方
・自分の強みを言語化したい方
・自分らしく働きたい方
・効率よく目標達成や成果を挙げたい方
・マネジメントに携わる方
・組織の人材育成、能力開発に携わる方

強みを最大限に活かして、より良い生活を送りましょう!

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