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自由研究は計画的に(4)

(前回の続きです)
「自由研究」でご参考になれば幸いです。
昨年秋、パシフィコ横浜で開催された「図書館総合展」(図書館、読書・出版、学術情報、資料保存・保管等に関する総合展示会)に行き、情報収集をしました。たくさん設置されていたブースの中に、図書館振興財団様のブースもあったのですが、ここに「図書館を使った調べる学習コンクール」受賞作品が展示されていました。
 



どの作品も読みごたえがあり、私が知らなかったことも多かった。「子どもたちのやる気スイッチがONできたら、探究心が止まらなくなるんだな」と感動しました。図書館活用ということで、これは理科だけではなく、ありとあらゆる分野の研究がなされています。対象は小中高生だけではなく、大人部門もあります。大人こそ、自由研究っていいかもしれませんね。
日常の中で、(あれ?これってどうなんだろう…)と、ほりさげてみたくなるテーマや興味関心に出くわす機会が増えますもの。わたしも、日常の「しなければならいこと」から抜け出して、「別にしなくてもいいけど気になる」ことを掘り下げてみたいものです。
先日、テレビでクイズ番組を見ていたのですが、レギュラー出演をされている東大生くんが、「勉強はいつもリビングでしていました。同じ場所で、父も母も何かしら勉強と言いますか、趣味を深めていました」。と仰っていました。「勉強しなさい!」というむなしい掛け声よりも、勉強を楽しんでいる様子が一番子どものやる気スイッチを押すのでしょね。来年は親子それぞれが自由研究に没頭できるゆとりのある夏休みを過ごしたいと思います。
これまでの「図書館を使った調べる学習コンクール」入賞作品はネットでも公開されていますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。


https://www.toshokan.or.jp/contest/
長いようで過ぎ去ればあっという間の夏休み、毎日を大切に楽しく健やかに乗り切ってくださいね。

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