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「サンサポートオカヤマ」-災害に強い母親が多く住む県にしたい(3)

皆様、こんにちは。
 
 
 
前回は、「サンサポートオカヤマ」代表ボウズ満恵さんにお話を伺いました。(前回の記事はこちら)
 

サンサポートオカヤ代表ボウズ満恵さん

  サンサポートオカヤマとは?2018年7月の西日本豪雨後、岡山県内各地で被災された子育て中のママたちの困りごとを、できるだけ早くサポートするために立ち上がった、ママたちによる団体です。現在は、被災地のママと子どもと支援者をつなぐ活動を続けていらっしゃいます。   2018年7月の西日本豪雨災害発生時から、被災された子育て中のママたちに寄り添いながら、その時その時に必要な支援をされてこられた「サンサポートオカヤマ」さん。   避難所で一人一人が必要なものを的確にキャッチして、そこに届けることから始まった活動。SNSを活用し、スマートサプライを導入て、インターネット上でのコミュニケーションを有効利用しながら、自宅でも活動しやすい手法に発展されました。   そして、被災されていたママさんたちの「欲しいけどこんなときに言えない」思いも汲み取りました。これは、我がコトのような気持ちをずっとお持ちだったママだからできたことでしょう。行政とは一線を画す、心のこもった支援活動だと思います。   新学期前の「真っ白スニーカープロジェクト」「(通学・通園バッグなどの)ハンドメイドプロジェクト」は、夏休み中に、被災地に赴き、直接対話をする中で、被災されたママたちが新学期の準備に不安を感じていたことから、企画されました。 

新学期前に新しい通学靴を配布しました。

 そのうち、ボウズさんのネットワークは、たくさんのボランティア団体や企業ともつながり、必要とされる方にきちんと届けられる仕組みに成長されたそうです。   そして、秋には「サンサポマーケット」も開催。常日頃の避難所での調査活動の結果を踏まえた品ぞろえ。「今欲しいもの」を、「自分で選べる」ことはとても嬉しいことですよね。   この時、メンバーさんたちが一番嬉しかったことは、「当日の会場手伝いや車の案内、片付けなど10人以上の被災地ママさんたちが応援に駆けつけてくれた」こと。「こんなことでしか恩返しができないから」と、ボランティアを引き受けてくださったそうです。   ボウズさんは、開催日にたまたまボランティアスタッフが集まらず、困って被災地ママさんにお声掛けしたそうですが、「今度は私の出番」と思わぬお返事をいただいたとのこと。支援するママと支援されたママがお互いを支え合う素晴らしい場になっています。 

被災地支援セミナーで話すボウズ満恵さん   

それからは、ボウズさんの講演活動には、被災地ママにも同行してもらい、経験談を語ってもらっているそうです。 

高校での講演活動  

1年過ぎた今、「『災害に強い母親が多く住む岡山県にしたい』という思いが強くなった」とボウズさん。「サンサポートオカヤマとしては、
 
1  復興に向けて歩む県内被災地のサポート 
2  発災前からの“つながる”仕組みづくり 
3  “防災”だけではなく“受災”を考える勉強会
 

などに、力を入れていきたい」とのこと。   「私の友だちが大変な目に遭っている!」と届いたママ友からのLINE。そこから、「私に何ができるかわからないけど、できることをしたい!」という思いと「子育て中のママだからこそわかってあげられることもある!」という思いが、いろんなつながりを生み、いろんなコトをカタチにされたサンサポートオカヤマさん。   「陽の当たる先にある影は、本来暗い色だけど…その影にも、彩りを与えることができるような、そんな想いのこもった活動をこれからも続けたい」と、ボウズさんは仰っています。  


 
 
取材のご協力や写真のご提供、ありがとうございました。サンサポートオカヤマさんの活動はこちらのHPでご確認ください。
 
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