本がひとをつなぐ(5)-大きくなった「読書の輪」PRJ!
(子育てママたちがはじめた読書の輪プロジェクト。その後の経緯です)
さて、私たち数人で始めた、読書の輪プロジェクト。可能な限り大勢から読書紹介POPを集めていたところ、だんだんと輪が広がっていき、市内の幼稚園や保育園、小学校・中学校・高校の先生方や児童・生徒たち、地域の大人たち。想像をはるかに超える、650人もの市民の皆さんが参加してくれました。
※集まったPOPを公民館に展示しました。
POPが並ぶと圧巻!先生方や司書のみなさん、市の職員さんもPOP集計や管理などにご協力下さり、感謝感謝でした。
※右上には「いろんなひとが この一冊!を教えてくれました」とあります。
「わたしの大好きな本です」といった紹介以外にも、「孫がはまっている本です」とか、「あの頃の自分に教えてあげたい本です」などなど、皆様思い思いのコメントを書いて下さり、どれもとても素敵です。
※こちらは園児たちのPOP。みなさんお気に入りの絵本を前にパシャリ。
掲示物を見ながら、お家でどんな会話をしながらPOPを書いてくれたのかな~って思いをめぐらすと、とっても心がほっこりとしました。我が家でも、子どもたちにとってこの本が一番大切だったんだな~って、改めていろいろと振り返りながら、とても幸せな気持ちになれました。
この展示は市内の3つの公民館で、巡回していただきました。有難かったのは、紹介本の近くに図書室に所蔵されている作品を並べて貸出受付をしてくださったこと。この時、まだできていない図書館の可能性を感じました。
※図書館建設を応援する市民活動として新聞に紹介されました。
※アイ.創建より。
執筆者の川島さんは過去のエッセイで、ご自身も携わった図書館建設についても触れられていらっしゃいます。全国最優秀に表彰された図書館は、市民参加でつくり、運営している施設。地域による子育てや人つくりの中心的存在の施設となっています。くわしくはこちらをご覧下さい。(3回分の記事があります)。
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