石戸 翔麻

アイオイクスで働くマーケティングコンサルタントです。税務署で働いていた過去もあり、税務…

石戸 翔麻

アイオイクスで働くマーケティングコンサルタントです。税務署で働いていた過去もあり、税務・会計×マーケティングを強みとしています。デジタルマーケティングの記事を書きます。お問い合わせはこちらから:https://www.seojapan.com/

最近の記事

SEOの成果が上がらないときに見直したい3つのポイント

こんにちは、アイオイクスの石戸です。 「SEOは時間がかかる施策と言われて取り組んできたが、時間が経ってもいまだに思うような成果が上がっていない」という経験をしたことはないでしょうか? 通常、SEOの施策を行うと、その成果は1~3ヶ月ほどかけて緩やかに検索エンジンの評価として反映されます。 つまり、答え合わせは早くとも1ヶ月後となるわけですが、その時点で思ったように成果が上がっていないケースは少なくありません。 一方で、「成果をうまく計測できていない」「施策の成果を過

    • なぜSEOでは検索順位が重要視されるのか?

      こんにちは、アイオイクスの石戸です。 SEOと言えば、一般的に「検索順位を上げるWebマーケティングの手法」という認識があると思います。 そして、SEOについて語られる際は、「〇〇をすると順位が上がります!」というフレーズがよく使われます。 一方で、SEOに取り組む最終的な目的は売上を上げることであり、SEOによって自社に明確なメリットがもたらされなければなりません。 単に検索順位を上げても意味がないため、このような批判の声が上がることもあります。 検索順位を上げて

      • 「ユーザーにとって良いコンテンツとは?」を考えてみる(SEO編)

        こんにちは、アイオイクスの石戸です。 SEOについて調べると、必ずといって良いほど目にするのが「ユーザーのためになるコンテンツを作りましょう」というフレーズです。 特にSEOに適したコンテンツについて調べると、よく見るフレーズだと思います。 ただ、「ユーザーのためになるコンテンツを作りましょう」と言われても、具体的な内容が書かれておらず、「一体どうしたらいいんだ?」と悩んだ経験はないでしょうか。私はあります。 そこで今回は、「ユーザーにとって良いコンテンツとは?」とい

        • 「本当にSEOでお問い合わせって増えるんですか?」

          増えます。ただし、増やすためにはいくつか超えるべきハードルがあります。 「SEOで広告費をかけずにお問い合わせが増えたらいいな」と、BtoBサービスを提供している方であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか? 「資料請求サイト」「マッチングサイト」のようなリード獲得、第三者間のマッチングを支援するサイトは、SEOに力を入れて成功しているイメージがあります。 ただ、私の見る限り、SEOをやり切って成果を上げているBtoBサイトは非常に少ない印象です。 というの

        SEOの成果が上がらないときに見直したい3つのポイント

          【要確認】オウンドメディアのSEOで追うべき4つの指標

          こんにちは、アイオイクスの石戸です。 弊社でお客様のSEOを支援させていただく際は、まずは「何を成果とするか」という要件定義から始めています。 その際、お客様の方で計測されているデータを確認していると、追うべき指標をきちんと追えていないケースがよく見受けられます。 追うべき指標を追えていないと、自社で行った施策の有効性が判断できず、本当にリソースを投下すべきところに投下できなくなってしまい、成果から遠のいてしまいます。 そこで今回は、「SEOで追うべき指標」について、

          【要確認】オウンドメディアのSEOで追うべき4つの指標

          【SEOの逆算思考】目的ありきの施策への取り組み方

          こんにちは、アイオイクスの石戸です。 SEOが一般的なデジタルマーケティングの施策となって久しいですが、まだまだSEOは敷居が高いなと思うことがあります。 SEOは検索順位を上げて集客するための施策であるものの、「検索順位を上げて→XXX→集客する」までのXXXに数多くの施策が詰め込まれているからです。 「リンクを集めよう」「良いコンテンツを作ろう」「これからはテクニカルSEOの時代だ」と数多くの情報が溢れる中で、施策の優先度を決めるのはかなり難しいのではないでしょうか

          【SEOの逆算思考】目的ありきの施策への取り組み方

          マーケティングの独学とコスパの分岐点

          こんにちは、アイオイクスの石戸です。 「新しいマーケティング施策の立ち上げは、新規事業のようなものだ」と思うことがあります。 マーケティングとは売れる仕組みを作ること、そしてその仕組みづくりは失敗と改善の繰り返しです。 また、新規事業は売れる商品・サービス作りであり、売れる商品ができるまでには「仮説を立てて失敗して」の繰り返しで、感覚としてはマーケティング施策の立ち上げとほぼ同じです。 「とりあえず」で始めた施策がうまくいかないのも共通しているように思います。マーケテ

          マーケティングの独学とコスパの分岐点

          意外と知らないメディア型SEOとポータル型SEOの違い

          こんにちは、アイオイクスの石戸です。 SEOは検索から自社のサイトにアクセスを集めるための施策ですが、その集め方には大きく分けて2種類の方法があります。 いずれもSEOには変わりありませんが、それぞれを比較すると意外に知らなかった違いが見えてきます。 一口にSEOといっても様々な目的や手段があるので、ぜひご自身の知識と照らし合わせてみてください。 メディア型SEO・ポータル型SEOとはまずはそれぞれの特徴をざっくり見ていきましょう。 メディア型SEO メディア型S

          意外と知らないメディア型SEOとポータル型SEOの違い

          SEOで成果を出すために必要なのは本当に普通のことだった

          こんにちは、アイオイクスの石戸です。 マーケティング施策の意思決定を行う上で、事例は大きな役割を担います。 ほとんどのケースでは、マーケティングを進めていくために時間やお金などのリソースが多くかかるためです。 しかしながら、世の中の事例は「成功事例の中のうまくいった部分」が中心で、本当にリアルな事例は少ないような気がしています。 そこでこの記事では、SEOに焦点を当てまして「SEOで成果を出すために必要だったこと」を、「そういえばこんな感じだったなぁ」という感想を踏まえ

          SEOで成果を出すために必要なのは本当に普通のことだった

          SEOの成果が出るのには時間がかかるからこそ、早めに成功体験を積みたい

          こんにちは、アイオイクスの石戸です。 通常、SEOの施策に取り組む際は、「成果が出るのに3ヶ月から半年くらいは見ておいた方が良い」と言われています。 それは、Google(検索エンジン)の評価が毎日コロコロ変わるわけではなく、時間を経て少しずつ変わっていくものだからです。 コンテンツを新しく作る、リライトする、内部改善を行うなど、SEOには様々な施策がありますが、どれも一朝一夕に効果が出るものではありません。 SEOは「1回やればOK」というものではなく、継続的に行う

          SEOの成果が出るのには時間がかかるからこそ、早めに成功体験を積みたい

          フィードバックは耳に痛いが役に立つ

          こんにちは、アイオイクスの石戸(@idist_410)です。 5/28(木)にSEOやWebマーケティングのセミナーを実施することになりまして、最近はセミナーの準備に時間を割いています。 告知や募集はひととおり終わっていまして、あとは資料を作って、当日を待つという段階です。 社内でリハーサルをし、フィードバックをもらい、資料を磨き上げる。そんな作業をしています。 というわけで、「仕事のフィードバックは積極的にもらうべし」というテーマでnoteを書いてみようかと思います

          フィードバックは耳に痛いが役に立つ

          ZoomやSkypeの唯一の弱点、それは

          目が合わないこと、それに尽きるんじゃないかなぁと思います。石戸(@idist_410)です。 メリットもデメリットも言い出せばキリがないと思うのですが、対面でのミーティングと、ZoomやSkypeを使ったWeb会議、そこには「目が合う・合わない」という違いがあるとずっと感じています。 Web会議は物理的にどうしても目が合わないWeb会議をパソコンでするにしろ、スマホでするにしろ、会議をしている者同士で自然に目が合うことはありません。 理由は単純で、相手に映像を送るのはカ

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          商談で「御社の強みは何ですか?」と聞かれたら

          商談で「御社の強みは何ですか?」と聞かれたら、負けだと思っています。石戸(@idist_410)です。 今回は「会社の強みはわざわざ言わなくても伝わるようにしないといけない」ということを書いてみます。 商談で「御社の強みは何ですか?」と聞かれたら負け 普段は、アイオイクスという会社でWebコンサルティングサービスのセールス担当をしています。 実際にセールスとして稼働し始めたのが、2019年の8月頃だったと記憶しているのですが、商談の場で「御社の強みは何ですか?」と聞かれ

          商談で「御社の強みは何ですか?」と聞かれたら

          BtoBの「今すぐ客」は、そこまで今すぐでもないのではという仮説

          石戸(@idist_410)といいます。普段は、アイオイクスという会社で、マーケター兼コンサルタントを担当しています。 SEOや広告の施策を行う上で、「今すぐ客にアプローチしてコンバージョンを取ろう」と言われることがあります。 ただ、コンバージョンから案件化までのリードタイムが長いBtoB商材において、「本当の意味での今すぐ客はいないのではないか?」と思います。 そこで今回は、BtoB商材におけるコンバージョンポイントについて、そんな視点から書いてみます。 BtoBの

          BtoBの「今すぐ客」は、そこまで今すぐでもないのではという仮説

          マーケティングを考えるなら、営業に行ってみるのが一番早い

          石戸(@idist_410)といいます。普段は、アイオイクスという会社で、マーケター兼コンサルタントを担当しています。 マーケティングでは、よく「顧客を知ることが重要」「インサイトを見つけよう」と言われますが、机に座っていくら考えても顧客のニーズを捉えることはできないと思っています。 顧客のニーズ=マーケティングにおける答えですが、答えは想像するものではなく、探すものです。 そして、マーケティングの答えを探すためには、営業が一番ということで、今回はそういうnoteを書い

          マーケティングを考えるなら、営業に行ってみるのが一番早い

          BtoBのWebマーケティングに取り組むなら、何でもできる系Web担当者を育成すると良い

          石戸(@idist_410)といいます。普段は、アイオイクスという会社で、マーケター兼コンサルタントを担当しています。 半強制的にリモートワークになったおかげで、BtoB会社でもWebマーケティングがかなり重要になってきました。 才流の栗原さんや、baigieの枌谷さんなどを筆頭に、BtoBマーケティングの情報発信を積極的にされている方も多く、BtoBのWebマーケティングはこれからより盛り上がっていくことと思います。 ただ、急に「BtoBマーケティングをやろう」と思っ

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