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BtoBのWebマーケティングに取り組むなら、何でもできる系Web担当者を育成すると良い

石戸(@idist_410)といいます。普段は、アイオイクスという会社で、マーケター兼コンサルタントを担当しています。

半強制的にリモートワークになったおかげで、BtoB会社でもWebマーケティングがかなり重要になってきました。

才流の栗原さんや、baigieの枌谷さんなどを筆頭に、BtoBマーケティングの情報発信を積極的にされている方も多く、BtoBのWebマーケティングはこれからより盛り上がっていくことと思います。

ただ、急に「BtoBマーケティングをやろう」と思っても、一朝一夕でパーフェクトに始められるわけではありません。

特に近年のWebマーケティングは総合格闘技となっており、「SEOだけやれば」「広告だけ出せば」というものでもなくなりつつあります。

マルチチャネルで取り組む必要があり、文字どおり一丸となって取り組む必要があります。

そこで、今回提案したいのが「何でもできる系Web担当者を育成する」という観点です。「何でもできる系Web担当者になる」でもいいと思います。

Webマーケティングを一人が大体見れるようになれば、グッと運用しやすくなるはずなので、ひとつの提案として参考にしていただければと思います。

注:数人~数十人単位の企業を想定しています。

何でもできる系Web担当者とは?

いきなり「何でもできる系Web担当者」と書いてしまいましたが、要は以下のようなマルチなWebスキルを持っている担当者のことです。

・文章が書ける
・簡単な画像が作れる
・パワーポイントで資料が作れる
・SEOがわかる
・リスティング広告・SNS広告を運用できる
・Webセミナーを開催できる
・HTML/CSSのコーディングができる(WordPressを扱える)

「えっ、必要なスキル多すぎ...?」と思うかもしれませんが、一人でできることが多ければ多いほど、Webマーケティングは円滑に進められます。

最初から全部できるようになる必要はなく、少しずつ身につけていけばOKです。

Webで特に重要なのは「コンテンツを作る力」なので、まずは「コンテンツを作れるようになること」に注力してもらうのがいいと思います。

コンテンツを作れるようになれば、あとはデリバリーする手段を開拓していけばマーケティングは前に進んでいきます。

何でもできる系Web担当者を育成するには、管理しすぎないのがポイント

Web担当者に自社のマーケティングを任せるにあたってのポイントが、管理しすぎないことです。

任せるのであれば、「逐一報告が欲しい」というのが心情だとは思いますが、とはいえリソースは限られています。

一人、あるいは少ない人数でマーケティングに取り組んでいると、リソースはいくらあっても足りません。

基本的な方針としては、ある程度好きに動いてもらい、大きな取り組みは承認制にすると、リソースの活用とマネジメントのバランスが取れます。

1から10まで報告を求めると、担当者のモチベーションを削ぐ要因にもなりますので注意が必要です。

「モチベーションに左右されない」のが一番良いのですが、とはいえモチベーション(=熱量)もマーケティングを進める上では重要になってくると思います。

ただ、「好き勝手やらせた結果、何にもならなかった」というのも良くないので、最低限の数字の管理は必要になります。

できれば、Googleスプレッドシートなどのツールを使って、数値的な報告は自動化できるようにしておくと良いですね。

まとめ

ということで、簡単に内容をまとめます。

・BtoBのWebマーケティングは、何でもできる系Web担当者がいるとスピーディに進む
・まずは「コンテンツを作れるようになること」を目指して育成する
・担当者は管理しすぎず、ある程度裁量を与える
・数値的な報告は自動化すると良い

どれも基本ではありますが、基本に忠実にすることがWebマーケティングで成果を出すコツなのではないでしょうか。

特にマーケティングはとにかく数を打って試すことが重要になります。

施策をスピーディに進めるためには、担当者に横断的な視点とスキルを持ってもらうのが、一番手っ取り早いと感じます。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

若干ふわっとした内容になりましたが、要するに「担当者に広めの裁量を与えて、スピーディに施策を進めよう!」というのが書きたかったことです。

自由に取り組めるとやりやすいですし、何より担当者のモチベーションも上がって一層成果が出しやすくなるのではないでしょうか。

今後もこんなnoteを書いていこうと思います。ぜひTwitterもフォローいただけると嬉しいです!





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