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ZoomやSkypeの唯一の弱点、それは

目が合わないこと、それに尽きるんじゃないかなぁと思います。石戸(@idist_410)です。

メリットもデメリットも言い出せばキリがないと思うのですが、対面でのミーティングと、ZoomやSkypeを使ったWeb会議、そこには「目が合う・合わない」という違いがあるとずっと感じています。

Web会議は物理的にどうしても目が合わない

Web会議をパソコンでするにしろ、スマホでするにしろ、会議をしている者同士で自然に目が合うことはありません。

理由は単純で、相手に映像を送るのはカメラだし、相手の映像を受け取るのはディスプレイで、入力/出力のデバイスが違うので、そこが噛み合うことはないですよね。

効率が良い・悪いは別として、Web会議に微妙な苦手意識というか、距離感を感じるのは、目線が交わらない、そこにあるのではないでしょうか。

会話におけるアイコンタクトの重要性

「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、半強制的にWeb会議が当たり前になってから、相手の目から読み取れる情報量が少なくなっていると思います。

それは対外的な商談の場でもそうですし、社内のミーティング、はてはプライベートのZoom飲み会まで、意思疎通に若干のコストが必要になっているような気がします。

ある程度、気心の知れた仲なら別ですが、初対面の相手とZoomだけで意思疎通を図るのはなかなか難しいものです。

目が合わないのもそうですし、微妙なラグや音質によるストレス、そういった細かい障害がコミュニケーションを少しずつ妨げているように思います。

「深い話をするなら、やはり対面で」ということになるはず

実際にほぼフルリモートになって感じることですが、同じ空間を共有しながらの会話は、単なる言葉以上に共有できる情報量が多かったように感じます。

それはその場の気温や空気の密度、微妙な雑音だったりするわけですが、そういう小さな要素の積み重ねがコミュニケーションをサポートしていたんだなと。

仕事も人と人とのコミュニケーションで成り立っているので、ライトな商談はともかく、プロジェクトを深く進めていくためには、対面のコミュニケーションは今後も欠かせないでしょう。

少し違うかもしれませんが、21世紀のドラえもんがわざわざ物理的にやってきたのは、空気感の共有もあるかもしれないなぁと思った次第です。


緊急事態宣言も解除されたこともあって、Web会議に対する違和感を書き出してみました。

便利だけど、既存のコミュニケーションをすべて代替する手段ではないなと改めて思いましたね。

ただ、今後は対面の価値がこれまで以上に上がり、結果として「あえての対面」が効果を発揮する場面が増えそうです。



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