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ねことヨガ

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ねこのように、自由に気ままに「いま」この瞬間に浮かんだことをかいたエッセイたち
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#ねこがいること

足りていることを知る

なんだかどうしてこうなんだろう。

好きなことをしていい。
自由にしていい。
行きたいところに行って、
なにをしてもいい。

家にもうずっといる必要はない。
むしろ、家にずっといることはつらい。

ねこがいたから、ねこのために
すこしでもそばにいられる暮らし方をはじめようとしていた。
でも、もういなくて大丈夫だよ、
好きなように自分に時間をつかっていいのよ

覚悟していたはずなのに
思っていたより

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ねこのなぴくん🐱

あらためて
ねこが21歳まであんなに元気に生きたことは
本当にすごいことだったんだときづく。

ねこと暮らしたことがなかったから
はじめて動物とくらしたから
わからないことだらけだった。

いつからシニアで、
どれが老化現象というもので、
どうやって生をおえていくのか、
腎臓病ってどんなものなのか、
平均寿命ってどれくらいなのか、
ほとんどなんにもしらずに
というより
知るのがこわかったなあ
今や

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たるもの

どこへ行きたいんだろう。
なにがしたいんだろう。

やりたいことリストを400個かいたことがある。
行きたいところが尽きなかったことがある。

いざ、明日どこへいってなにをしてもいいという状況になると、
さて、どこへいったものか?

なんだかこのごろ、浮かばないのだ。

ライブに月一で行っていたことがある。
全通と遠征が夢だったことがある。
グッズを全部くださいと言うのが夢だったことがある。

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水曜日

最近、20th Centuryの水曜日をエンドレスで聴いている。
たまたま見た音楽番組で、ダンスが印象的で、
なんだか長年やってきた人ならではの、
肩の力の抜けた感じが、心地よかった。
V6の歌はもともと好きだった。
でもファン!というほどではなかった。
音楽番組で見ると、つい見てしまうのと、
たまたま録画できていたら、しばらく繰り返し見てしまうくらい。
CDを買ったりはしなかった。配信されたら何

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さみしい気持ち

バスに乗ったら、なんか寂しい気持ちになった。
図書館に行ってもさみしかった。
区役所からの帰り道もさみしかった。
がんばったから、帰りたかった。
帰りたいのに、かえりたくなかった。
帰りたいのは、ねこのいる家だった。
猫が待っててくれた家だった。
いつも待っててくれてたんだと、
今になって気づいた。
待っててくれるお家が好きだったんだと
いまになって気づいた。

ずっと家にいるのが好きだったのは、

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