毎年の試練。
忘れもしない、あれは
わたしが中学2年生のとき、
その春に卒業する中学3年生の卒業式の
予行演習的なものが行われている真っ只中だった。
水のようなサラサラの鼻水が
鼻から滝のように流れ出し止まらなくなった。
はじめは鼻血かと思ったほど
スーーーッと流れ落ちてきたそれは
まぎれもなくただの鼻水だった。
セーラー服の袖口で拭い過ぎて
袖がカピカピになって悲しかった。
それからわたしの花粉症人生が始まったのだ。
10代20代は
とにかく顔がぐちゃぐちゃになる程
鼻も目も悲惨なものだった。
鼻炎薬や目薬が手放せない数ヶ月を
毎年過ごしていたものだ。
30代になり、まだまだひどいものの、
顔がぐちゃぐちゃになる程ではなくなって、
そして、35を過ぎたあたりから突然変わってきた。
鼻水や目の痒みの症状がほぼ和らぎ、
その代わりにある激しい症状が出てきた。
肌の痒みとえげつない肌荒れだ。
わたしはもともと肌が弱く、
激しく乾燥肌な上に敏感肌だ。
ここ数年は特にだんだんと
何をしても乾燥などもひどくて困っている。
スキンケアは敏感肌向けのものが本当に
沢山増えたのでまだ選択肢はかなり増えたので
まだ色々と使えるものがあるのだけれど、
下地やファンデーションなどが
使えるものが限られてしまい、
特にファンデーションがなかなか使えるものがなく
今は絶対的安心なものがひとつ(が色が少し暗めで
主には夏から秋にかけて使っている)
まあ使えるかなと思えるものが2〜3個見つかった。
ここ3年ほどかけて見つけたと言える。
ファンデーションの場合は色の問題などもあるので
それらを混ぜて使うなどして工夫している。
そんな厄介な肌を持つわたしだったのだが、
そこへ加えて、アレルギー性皮膚炎と
言われる症状が追加されたことで
鼻や目とは違う意味で毎年悲惨になった。
肌が(私の場合特に首から上)
痒みや赤みや蕁麻疹のようなものが出やすい、
吹き出物ができやすく悪化しやすくなる、
乾燥がより一層ひどくなりガサガサになり
粉を吹くようなほどになる。
スキンケアが染みたり肌がヒリヒリする、
ファンデーションが乗らない。
と、とにかくテンションの下がることばかりだ。
ここ数年は1月の中旬頃から始まるのだが
今年はお正月明け頃から始まった。
そして基本的には5月末まで、
長い時は6月まで続くのだ。
そう、半年である。
長過ぎやしないかい。
アレルギー薬(わたしは今はアレグラ)を飲むと
やはり痒みはある程度治るので薬は欠かせない。
特に酷い、始まりの1〜2月と
スギ花粉がピークの3〜5月は特に酷く、
その後ヒノキなどの時期もまだ続く。
このアレルギー性皮膚炎が始まった頃は
色んな皮膚科に行くなどしてみたが、
正直全く改善すらされなかった。
赤みがあったり痒いと言うと
すぐにステロイドを出す皮膚科はやはり多い。
というかほぼヒルドイド等の保湿剤と
痒みに対するステロイド系の塗り薬、
抗ヒスタミン薬などの処方になるのだろう。
というか、痒みが強い時はヒルドイドは
合わないのでプロペトを出される場合も多い。
それならば、サンホワイト(ワセリン)
カルテHDシリーズ(ヒルドイドの会社が出している
スキンケアシリーズ)、私が普段から愛用している
松山油脂のスキンケアシリーズなどと、
非ステロイドで目や周りにも使用可能な
痒み止めの塗り薬、市販のアレグラ等を、
自分で購入して使っている方がマシなくらいだ、
思うことの方が多かった気がする。
ちなみにサンホワイトというワセリンは
皮膚科でもらうプロペトより高精製なもので
一家にひとつと思うくらいおすすめです。
男女問わずこの時期にそういう
肌の悩みがある方って意外と多いのでしょうか。
スキンケアや下地日焼け止め系などで
わたしが使えたものや使ってみて
良かったものなどなど、
需要がありそうなら今度紹介してみようかな。
ちなみにスキンケアなどは特に、
高級なものなどは使っていないので
比較的どなたでも買いやすいお値段かつ
ドラッグストアや東急ハンズやロフト
などで買えるものばかりです。
(もちろんAmazonなどでも)
これから約半年間、また肌荒れに
悩まされるのかと思うともうそれだけで
憂鬱な気分になってしまうのですが
なんとか乗り切っていこうと思います。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとう。
また気が向いたら、来てくださいね。
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