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かおり
2024年7月24日 09:35
これまでの感想はこちら。故障したスマホが修理から返ってきたハスミ。しかし。相変わらずの不幸続き。冬休みの一件から及川と仲直りはしたものの、好きだという気持ちばかりが大きくなって、特に進展らしい進展はなかった。しかし、及川の隣に誰かいても、応援するつもりだった今までとは違って。今は、そうは思わない。ハスミは自分の気持ちを伝えたい。そう思うように、なっていた。一方、及川は
2024年7月22日 07:21
陵帝国の都。臨陽。黎禾は、幼い頃に両親を亡くし、叔父の元で商いを学び明茶商会を立ち上げた。商いが軌道に乗り始めていた頃。発覚した亡き父の借金、二千両。勿論、それを返すアテは黎禾にはなく、叔父が持ってきた解決策は裏切り者と名高い成州王。その息子は、既に死んでいる。黎禾の結婚は、若くして無念の死を遂げた者に配偶者を与える“冥婚”であった。反対する弟や、小間使いの橙莉を励まし、
2024年7月20日 22:22
これまでの感想はこちら。獣人国との騒動も一段落して。セドリックの誕生日、そして母・マリアの襲来。パワフルな母・マリアに散々振り回されたエレノア一同だったが。更にその後に待っていた日常は、「姫騎士」認定され、溢れかえる婚約希望者を断り続ける怒涛の日々。そんな中。母・マリアの実家であるグロリス伯爵家の嫡男で、エレノアの兄だというパトリックが現れる。この初めて会うパトリックから
2024年7月18日 07:34
これまでの感想はこちら。痢病が蔓延した村。玲琳(身体は慧月)は、兄の景行ともに寝ずの看病を続けていた。薬を得るために江氏との交渉に向かった雲嵐には ――命の危険が。一方、王都にいる慧月(身体は玲琳)の元には慧月の悪評を広げようとしている藍家の芳春がやってくる。何故。何の為に。そんな最中に、慧月と景彰のもとに、景月を攫ったのが賎民であること、痢病が流行っていて、慧月と引き換え
2024年7月16日 07:23
※通常の小説として紹介しますが、ジャンルはBLに該当する作品です。アレックスには“宿敵”がいた。 アメリカ大統領を母に持ち、ホワイトハウスに住んで3年になるが、彼はテキサスのヒル・カントリーで生まれた。祖母はシングルマザーで母を育て、父はメキシコ移民の子だった。いわゆる、労働者階級の出身だ。対する“宿敵”はイギリスのヘンリー王子。アレックスは大衆紙で、この年齢の近いヘンリー王子と
2024年7月14日 20:33
30歳の洋画家である“余”は、山を歩いていた。そこで、出会う人々が噂をする、“美しいが訳ありの女”である那美の存在を知り。たどり着いた温泉宿で、噂の那美と出会う。そして、“余”と那美は何かにつけて、言葉を交わすようになっていった。夏目漱石3作目の小説著者は 夏目漱石。1906年(明治39年)に『新小説』に発表。「那古井温泉」(熊本県玉名市小天温泉がモデル)を舞台に、作者・漱
2024年7月11日 07:39
やっと見終わりました。春のアニメ。配信だと、1週間ずれと、翌日即配信のアニメで頭とお尻がかち合うことがあるのね。何ていうの? テール・トゥー・ノーズ的な?(違うか)今回も2クール予定の『転生したらスライムだった件 第3期』はスルーで。楽しく見ていますけどね。好きなので。今シーズン見た作品は下記の3作品です!無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール 作画は少し落ちた
2024年7月7日 15:59
これまでの感想はこちら。スートレナにも馴染んできたナゼルとアニエス。平穏な毎日を過ごしていた2人の元にやってきたのは ――アニエスの弟・ポール。アニエスが侯爵家を去った後。弟のポールは社交パーティーで、アニエスと同じく好奇の目に曝されるという洗練を受けていたのだ。そして、偶然スートレナへ行くと言う商人・ベルに連れられてスートレナへとたどり着いたポール。社交パーティーでの顛末をポ
2024年7月3日 07:25
アニメも続々と新番組と最終回が入り乱れて(これは私が配信で見てるせい)ここ3日くらい「気がつけば7月」って言ってる今日この頃。先月は正直、あまり本は読めてない気がする。いや、読んでるんだけど、進まなかったというか。あと、読み返しが多かったかな。読み返しまでは記録してないけれども。結構、新しい本には手を付けず、今まで読んだ本をもう一度読んだりしていました。まあいいや。そういう時
2024年6月28日 07:23
御免下さい、という声に主人公・花が玄関へ出ていくと。そこには、大きな男性が。立花誉と名乗る男性は、戦功持ちの少尉さんで、祝言をあげにこの小さな村へやって来たという。しかし、花の父が手紙を確認すると、新暦と旧暦を間違えていて、彼は予定よりも1ヶ月近く早く日付を間違えていた。とはいえ、来てしまったものは仕方ない。父の近くで、誰の祝言? と、さっき畑で採れた大根を抱えていた花が首を傾
2024年6月25日 07:11
なぜ、東大は男だらけなのか。そのタイトルを見て、「大学進学率そのものも男女比で言ったら、男性が多いんだし、そんなもんなんじゃないの?」と思わないだろうか。私は思った。「問題が無い、とは思わないものの、何でもかんでもジェンダー問題に紐付けられてもな」と。しかし、その実態は、驚くべきものだった。本書から見えてくるのは、“男性が”とか“女性が”とかではない、“ある条件を満たした男性し
2024年6月20日 07:15
火賀のその言葉を、現実として実感できないまま、彩は彼を見つめていた。「好きです」と口にすれば「俺も」と返ってくる。ふわふわした気持ちのまま帰ってきた彩は、一人になった自室で、先ほど別れたばかの火賀と電話をしていた。「会社ではどうします?」と2人の関係を公表するかどうかを問われた彩は、「特に周知の必要はない」と答えたが同期の倉木には自分が火賀のことを好きだと知られてると伝えるとと
2024年6月17日 07:26
これまでの感想はこちら。突然現れた、民俗学者を名乗る田中に首を切り落とされたヒカル。何とか元に戻ったものの、よしきが次に目を覚ました時には病院のベッドの上だった。――昔、達磨塚で見つかったという大量の頭蓋骨だけがない骨。“弱ってる”と指摘されたヒカル。“うぬきさん”という昔にあった隠語。そして、今は失われたと言われる“うぬきさん”の信仰。ヒカルの異変。忌堂家の罪。終業
2024年6月10日 07:22
これまでの感想はこちら。春から夏にさしかかる季節。ラグランジュ王国の王女アンリエットがラビア公国に嫁ぐ日がやってきた。しかし、ラビア公国はかねてからの治安問題を抱えていた。アンリエット王女のお相手であるリベルト公子が手をつくされているが、まだ根本的な解決には至っていない。そんな中での結婚式の為、ラグランジュ王国側から随行する近衛たちは、いつもより緊張を強いられ、またいざという時は