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朝、子どもを見送って、昼休みに洗濯物をたたむ幸せ〜テレワークやってみた〜

これまでもコロナの影響で何度かありました。
昨日、職場で話し合って計画的に『テレワーク』をやってみました。

職場に出勤せずに、自宅や仕事のしやすい場所で自分なりに仕事をするのがテレワークです。

冒頭の素敵な写真は、あざえみのるの広場|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


ぼくの職場(区役所)は、テレワークには向いてません。
いつお客さんが来るか分からないですし、せっせと自分なりの事務があるような仕事内容でもないです。
来庁者の相談にのったり、どんどん電話もかかってきます。現場に行ったりも多いです。

なので、これまで、あまりテレワークはしてきませんでした。

しかしながら、
11月は、『ワークライフバランス強化月間』というお達しがありました。

休暇取得の促進や、効率的な仕事で残業削減などがうたわれています。
そのなかのひとつに
『テレワークの推進』がありました。

職場によっては、テレワークが不向きなのは承知の上でしょう。
11月中に1回はテレワークやってみて!というようなお達しでした。

これは、働き方の見直しの根本的なところで、行政自身も率先してやってみて、より良い社会へのチャレンジのひとつなんだろうと思います。

で、ぼくも職場で話し合って、いざ、テレワークへ!
家で出来る仕事を調整して、実施しました。
部下や同僚や関係先とも電話やLINEで情報共有の場面も何度かありました。

子ども達は学校行ってるし、誰にも邪魔されないし、快適〜♪
テレワーク、ハマりそうです。
めっちゃ仕事もはかどります。


さて、本題に入ります。

テレワーク推進の神髄は、働き方の改革にあります。

働き方は、『暮らし方』と表裏一体です。

それを感じたエピソードを2つ書きます。

テレワークと言えども、ぼくたちには公務に専念する義務があります。
きっちり、いつもどおりの勤務時間になれば勤務をはじめ、休憩時間になればしっかり休みます。

誰も見てなくても、公務員たるもの、ちゃんとします(笑)


朝の身支度。
子ども4人、夫婦共働きの我が家では、毎朝、嵐です(笑)
紙吹雪でも舞っているかのような慌ただしさで、みんな家を出ていきます。

それが、昨日は、
子どもを余裕を持って見送れました。
ランドセルの中もチェックできました。イロイロ出てくる・・・(笑)

みんなをゆっくり見送って、それからゆっくりコンポちゃんのお世話を。

何!この余裕のある生活〜!!!

勤務時間にはまだ余裕があります。

ぼくなんて、すぐそこの勤務場所に配置していただいてますので、通勤時間は大したことないんですが、朝の嵐の中の、この数十分って、とても貴重ですよね。
朝起きるが弱い子ども達には、親と触れ合う貴重な時間とも言えるかもしれませんね。

地域や、職場との立地によっては、1時間ぐらいかけて通勤されている方もいますよね。
往復すると1日のうち、2時間は通勤時間ということですよね。
1日はたった24時間しかありません。
寝る時間、ご飯食べる時間、リラックスしたい時間・・・
家族や子ども達とゆっくり接する時間を捻出したいものです。

大したことないぼくの通勤時間でさえそう思うのですから、うん、テレワーク、絶対良い。


そんなことを思いながら、午前中も、しゃんしゃんと仕事しました。

ようやく、お昼休みです。
誰にも見られてるわけではないですが、いつもの時間どおりに、お昼休みをとります。

昼ご飯を食べて、まだ時間に余裕があります。

朝、たためなかった洗濯物が山積みになっています。
ウチは6人家族なので、油断すると、洗濯物が山積みになっていきます(笑)

洗って、干して、まではどうにかなるんですが、取り込んでから、たたむのが、まぁめんどくさい。そしてすぐ山になる(笑)

この昼休み。
ゆっくり音楽聴きながら洗濯物をたたみました。

なんという幸せでしょう!!!

(笑)

昼休みの間に、自宅がキレイになるなんて・・・。


仕事を終え、くたくたで家に帰ってきて、荒れ果てた自宅にまた溜息をつき、妻と一緒に夕食の支度に入る日々です。
勤務時間の隙間時間で、家事ができるテレワークは素敵すぎます!!(笑)


昨日の、ニュースに載ってました。

子どもの『出生数』が、過去最少ペースだそうです。

統計開始以来、過去最少だった昨年のペースより、大幅に今年は少ないそうです。
まぁ間違いなく、今年また、過去最少を更新するのでしょう。

結婚するーしない。
子どもを産むー産まない。
もう1人産むー産まない。

それぞれの人生の選択肢があることですから、ぼくがとやかく言うことではないと思いますし、特に主張するつもりもありません。


ただ、ひとつ気になることがあります。
若い人の考え方の傾向で、何度も耳にしました。

結婚や育児に関して
『大変そうだからしたくない』
『なんで自分から進んで、あんな大変なことをしなければならないのか』

このような意見があるのは事実です。

たしかに、結婚、出産、育児は大変です。
男性も女性も大変です。
独身を謳歌している人を羨ましいと思うのも、ぼくも本音です(笑)


ここで思うのは、
どんな社会を見て育ったのか・・・?
どんな親を見て育ったのか・・・?

ということです。

共働き。
生活のためと言いながら、眉間にしわ寄せて、子ども達にあたってしまって、口を開けば小言ばかり。
「キツイ」
「大変」
しか言わない親を見て育ったら、子ども達はどう思うでしょう。

そりゃ、
「親になったらあんなに大変」
「結婚しても良いことない」
そう思ってしまうのではないかと思います。


子育て支援に関する施策は、色んなものがあります。

ぼくは、長い目で見て、支援すべきは、こうした心の余裕だったりするのかなと思います。
もちろん、お金の余裕が心の余裕に繋がることもあると思います。

時間の余裕、心の余裕。


昨日、テレワークをしてみて、
合計1時間にも満たない時間ですが、家族のために費やすことができました。
全然、心の余裕が違います。

こういう社会を目指そうとしてるんだなって身をもって体験しました。


「テレワークをしろ」って主張ではないです。
向き・不向きがあります。

職場の特性もあるでしょう。
また、新人社員が知識・経験も乏しいのに、テレワークでどうにかしろって言われても酷な話です。辛さを深めるだけです。

大切なのは、職場や社会全体で、こうした理解をもつことと、
親たちが生き生きと、働いて、生活できる社会を支援・応援してあげれるようになれば良いですね。

それが、子ども達が愛情に包まれ、育っていくことになります。

少し先の時間軸になりますが、
その子ども達が大人になって、自分も家庭を築きたいっていう気持ちに繋がると信じています。


この話題においては、今頃か!という内容になりましたが、
昨日の体験・体感と、ネットニュースがマッチしましたので書いてみました。
ご了承ください。



今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

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