📻【今週のラジオ〜#30 完璧主義について〜】
完璧主義という言葉があります。自身で高い基準を設けその基準を満たそうと努力すること。妥協することなくより高みを目指す姿勢は肯定的なものに映るかもしれません。
その一方で良い面と悪い面はコインの裏表。高い目標を掲げればそれだけ時間も労力をかかる。自分がするべき全ての事柄に対して完璧であることは難しい。うまく手を抜くことも必要な時もあります。
私自身も完璧主義者の一人。融通が利きにくくその結果、物事がうまく進まない。もっとサボれば良いと言われてもどの程度サボって良いのかわからない。0か100の極端になってしまう。処理するタスクが多ければ多いほどどんどん自分を追い込んでしまう。そんな経験があります。
教員時代に学校に来れなくなった生徒の中にも完璧主義の子がいました。様々な課題を与えられる中、自分の納得する基準を満たせないことで自己嫌悪感を持ち結果学校に行きづらくなる。
今週は完璧主義者の心のうちを紐解きながら設定するハードルをどのように下げればいいのかについてお話ししていきます。
⭐️雑談または教育について⭐️
この番組は教育コンサルティングファーム「りべるりべる」代表の貴村 甍(たかむら いらか)とアシスタントのTamaがお送りするインターネットラジオです。
「教育は日々の何気ない雑談の中にある」というコンセプトのもと、私たち二人が教育的観点から様々な雑談をしていきます。教育という概念は「学校」という枠組みだけではなく、社会のあらゆるところに存在します。私たちのゆる〜い雑談を通じて、教育が皆さんにとってより身近なものになれば嬉しいです。
毎週水曜日配信です!
〜プロフィール〜
貴村 甍(たかむら いらか)
兵庫県生まれ。
教育コンサルティング『りべるりべる』代表
大学卒業後、中高一貫校の英語科教員として約10年勤務。米国留学を経て、現在は学校に関わる全ての人の支援を目的に活動中。
著書『授業展開の手引き〜「勉強」を「学び」に変えるメソッド』(Amazon Kindle出版)
Tama
米国の大学を卒業後、物流・貿易事務、英語講師、児童福祉施設指導員、通訳・翻訳、文章校正など様々な職を転々。現在はプロコーチとして活動中。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?