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2024年に読んだ本 9

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第9弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)







『生物学的に、しょうがない!』 石川幹人


前回ね、水野学さんの
『センスは知識からはじまる』という本を読んで
紹介させて頂いたのですけども

非常に論理的かつ
ポジティブな内容で
読者自身の能力を向上させてくれるような
自己啓発的な要素の多い本だったんですね。

それに対してこの本は、
真逆と言っても
過言ではないですね。

人間が
やる気が出なくて
ついダラダラしてしまったり

好きなものを食べすぎてしまったり

フラれて落ち込んだり
してしまう色々な悩みっていうのは
人間の機能として
しょうがないことだから
諦めましょう
というような内容が
ずっと続くんですね。

普通こういう本って

ダラダラしてしまうかもしれない
だけど
1日1分で良いから
〇〇を続けよう
そうすると1年後
未来は変わってこうなるから
みたいな内容が多い中で

ただただ諦めましょう
ということを羅列しているって
斬新ですし
面白いですよね

だってね、
ダラけたり好きなだけお菓子とか
食っていたりする人は
この本読んだとして

読む前と読んだ後で
全く変化無いですからね

ただ、理由を教えてくれるのが
ありがたいですよね。

何千年も前、
こういう生活をしていたから
まだその時の名残で
こういう考え方をしてしまう
とか

明確な訳を聞かせてくれるんですよね

数年前に流行った
『スマホ脳』という本に
少し似ているかもしれないですね。

最初に
『センスは知識からはじまる』と
真逆だという風に書きましたけど

読み終わると
根本の考え方は同じだと分かるんですよ。

決してネガティブな考え方では無くて
そのような考え方になるのは
自分自身が悪いからでは無いという仕組みを
理解して
その上でどう対処していくかを
考えさせてくれるんですよね。

単純に雑学の本としても
楽しめるので是非読んでみてください。





『青い壺』 有吉佐和子


2冊目です。
これは小説ですね。

刊行されたのは
50年近く前なんですけども

一度、絶版になって
復刊されたりして

去年かなり話題になって
今でも本屋さんに行ったら
本棚のかなり目立つスペースに
並べられている作品ですね。

僕は、この著者の方の
作品読むの初めてだったんですけども

買って読み進めている途中に

この人、こういう本書いてるんや
テレビで見た時と
印象がちょっと違うな
って思ったんですけど

完全にね、
有吉佐和子さんと
阿川佐和子さんを勘違いしてました。

僕が思っていたのは
阿川佐和子さんの方でした。

人に話す前で良かったですね
恥かくところでした。

どういう話か
簡単に説明しますと

青い壺をね
陶芸家がまず作るわけですよ。

作るっておかしいですかね

焼くわけですよ

それがね、
売られて
その壺を買った人が
誰かにあげて
という風に
色んな人の手をどんどん渡っていくんですね。

その様子を描いた
連作短編集になっているんですよ。

仕組みが面白いですし

一つ一つのお話に出てくる
登場人物も
非常に魅力的で
オススメですね。




『ブラックボックス』 砂川文次


3冊目です。
これは再読ですね。

僕、あまり同じ本を
もう一度読むことって
無いのですが
この本について
語り合う機会があったので
もう一度読むことにしました。

2回目なので
サラッといきます

こういうね、
芥川賞受賞作って
僕の個人的な感想なんですけど

主人公に
客観的に見て
嫌な性格や特徴が
1つもしくは幾つかあって

嫌やなぁ
って思うんですけど

自分自身にも
似たような特徴とか
わからんでもないな
って共感してしまう部分が
あったりするんですね。

それがこの本は
顕著だったように思います。




はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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