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旬のものをいただき、日常を積み重ねる

昨日、岡山からゆうパックで段ボールが届いた。

そこには、トウモロコシ・トマト・きゅうり・なすなど夏野菜がぎっしり。
義両親が作った美味しいお野菜。

夫の実家は岡山で、今ご両親は農業をしていらっしゃる。
それまでは兼業だったのが、ご夫婦ともに定年後、本格的にやり始めたんだそう。先日は桃を送ってくださった。いつも旬の野菜や果物を送ってくださるので、大助かりなのだ。

「夏野菜って何があるでしょうか~?」

ご飯を食べながら、子どもたちに質問をする。

「え~っと、トマト!きゅうり!ピーマン!後は~なすとか?」
「スイカ!スイカは野菜やろ?」

2人が競うように答える。

「そうそう。正解~!他には?今日送ってくれた2人が大好きな……?」

「トウモロコシ~!!!」

「正解~!他にはゴーヤとかもあるよな」

季節のものを送ってくださるので、子どもたちは自然と旬のものを味わうことになる。

「夏野菜を食べると元気になるって、園長先生が言ってた!」

息子がキラキラの瞳で嬉しそうに口にする。

「そうやで~。旬のもの食べたら身体が元気になるんよ。
後、夏は汗いっぱいかくやろ?だからお味噌汁を汁までしっかり飲んだら不思議とパワーが涌いてくるんやで!」

それを聞いて2人ともしっかりお味噌汁の汁を飲み干して、「しみわたる~」なんて言ってる。

「汗の中にはお塩が入ってるから、夏場元気ない時に梅干し1個食べたら回復したりするねんで。たっぷりのお塩でつけてるからな」

そういうと梅干し好きな娘が「力出るのわかる~!」と頷いている。

その後、春・夏・秋・冬にとれる野菜の話を、ご飯を食べながらする。
いつも岡山から届く野菜や果物に触れているからか、自然と知識になっている部分もあって感心する。

イチゴ、新玉、スナップエンドウは春。
芋ほりの季節は秋やから、サツマイモは秋。
いつも岡山から届くぷりっぷりのピオーネは秋。
大根や白菜などのお鍋に入る野菜は、冬。

その後、子どもたちの好きな野菜ランキングなるものが発表されて、娘は1位トウモロコシ、息子の1位はなんとゴボウということを知り思わず笑ってしまう。いや、ゴボウめっちゃ好きやな、とは思っていたが、まさかの1位とか渋すぎる。娘も息子を横目で見ながら「しぶいな」と一言。
2人ともきゅうり・トマト・ピーマンが好順位。子どもたちが野菜好きなのは、きっと義両親が送ってくれる野菜のおかげやな、なんて思う。感謝しかない。

手の込んだ料理を作る時間も気力もないのだが、簡単でも旬のものを。
食卓を囲んで、おしゃべりをしながら食べる。
この時間があれば、しんどい時も、心身ともに少し元気になれるような気がする。

旬、といえば、ここ数年毎年つけている梅ジュースも完成。

なんか全部つかってないし、シワシワにもなってないけど、ちゃんと美味しかった。


炭酸水で割って飲むのが、お気に入り。
子どもたち(特に息子)もこれが大好き。
なんだかこれを飲むと、疲れが少し飛んでいくような気がする。


辛いニュースに心が沈んで持っていかれそうになる。
そんな時こそ、ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、日常を積み重ねる。
子どもたちの笑顔に力をもらう。
心と体はつながっているから。

皆さまも、ちゃんと食べて。食べられなくても、無理せず食べれるものを少しでも食べて。そしてしっかり寝て。くれぐれもご自愛くださいね。

寝て起きたら、また、まっさらな1日が始まる。そう信じて。

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