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「知っている」と「できる」の壁 No.975

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2023年9月4日 「DAYONE日記」No.975
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近は、毎週土曜日に
キャリアコンサルの勉強会に参加し、
ロープレをすることで
自分のコミュニケーションについて
考える機会が本当に増えました。

「傾聴する」という言葉も
意味を捉えれば、「相手の話をよく聴くこと」。

辞書の定義でも
「耳を傾けて、熱心に聞くこと」と
記載されています。

でも、
「知っている」と「できる」は
全く違うということを痛感しています。

「傾聴する」ということを
実践にするのがいかに難しいことか?
それを日々感じるのです。

また、
日常生活を振り返れば…

いかに自分が人の話を
流しながら聞いているか?

自分の話や解決策を話しているか。

ということにも気づくのです。

例えば、
部下から上司への相談も、
上司は部下の話をよく聞くというよりも、
自分の頭の中に答えがあって
それを言いたくてウズウズしている状態。

部下の報告も自分の頭の中の問題の
穴埋めだけのように聞いていて
部下の細かい相談内容まで、聞いていない…。

もう上司の頭の中は…

「自分がいかに役立つ答えをいえるか?」
「いかに凄い解決策を提示できるか?」
「どれだけ良いアドバイスができるか?」

という事に一杯なのです。
(完全に私ですが…)

日常生活では
本当に「相手の話を聞く」というよりも
「自分の話をしたい」というモードに
なっていたりするのです。

それは、結局のところ
「相手が主役」ではなく、「自分を主役」に
してしまっているからでしょう…。

人間というのは、
前提条件として自分のことを話したい生き物。

だから、
自然に振る舞っていると、自分中心に
なってしまいがちなのかも知れません。

だからこそ、
「相手の話を聴く」というのは、
スタンスでありスキルであり、トレーニングも
必要になるのだと感じます。

本当に、人の話を聞いていても
意識が別に飛んだり別のことを考えてしまう。
そんなことは、よくあります…私は。

だから、「傾聴する」は、
そうならないように「相手が主役」に
なるように、聴くための力でスキル。
そして、スタンスになる、ということ。

大切なことは、
自分が話したいことではなく、
相手が話したいと思ってることを
全部話してもらう。

それが、重要だということですね。
分かっていても、できない…。

この「傾聴」という事を
一つ取り上げてもそうですが、
人のコミュニケーションというのは
本当に奥が深い。

コミュニケーションというのは、
相手との関係性において問題にならなければ
無意識にとってしまいがちです。

でも、意識して勉強すれば、
本当に深い領域であり、その質や奥深さを
痛感しているのです。

そして、学んでも実践できない…。
この知っているとできるの間の壁や溝が
あることも再認識させられているのです。

本当に、
「言うは易く行うは難し」を感じる日々です。

でも、
そうやってできない自分がいるからこそ、

「出来るようになろう」

という想いも湧き上がってきます。


何度も、
自分自身を振り返りながら、もがきながら、
「知っている」から「できる」へフェーズへと
シフトできるように修行していきます。

もう反復、繰り返し。
それしかない。

そう覚悟を決め、
地道に取り組んでいきます。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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